RECORD DELIMITER 句

一般形式

一般規則

  1. RECORD DELIMITER 句は、順次編成ファイルを記述するファイル管理記述項においてのみ指定できます。
  2. 指定されたレコード区切り手法は、DIALECT"RM" に従って実行されているときに、RECORD DELIMITER 句が ORGANIZATION 句と競合しない場合のみファイルに適用されます。それら 2 つの句で両立できないオプションが設定されている場合、RECORD DELIMITER 句は無視されます。
  3. それら 2 つの句は、次のような場合に両立できます。
    • RECORD DELIMITER が LINE-SEQUENTIAL に設定されており、ORGANIZATION 句が次のように設定されている場合:
      • レコード区切り手法が省略されている (つまり、ORGANIZATION SEQUENTIAL が指定される)。
      • ORGANIZATION LINE SEQUENTIAL が指定されている。
      • 句全体が省略される (ORGANIZATION 句はなし。つまり、SEQUENTIAL 編成となる)。
    • RECORD DELIMITER が BINARY-SEQUENTIAL に設定されており、ORGANIZATION 句が次のように設定されている場合:
      • レコード区切り手法が省略されている (つまり、ORGANIZATION SEQUENTIAL が指定される)。
      • ORGANIZATION BINARY SEQUENTIAL が指定されている。
      • ORGANIZATION RECORD SEQUENTIAL が指定されている。
      • 句全体が省略される (ORGANIZATION 句はなし。つまり、SEQUENTIAL 編成となる)。
  4. その他の作成者語は、Visual COBOL において従来どおりレコード区切り手法のために受け入れられ、DIALECT"RM" が有効な場合であっても、無視されます。(これは、LINE-SEQUENTIAL または BINARY-SEQUENTIAL のつづりが間違っている場合、それらは以降も無視されるということです。)