NFS サーバーを設定するには、構成ファイルを設定して NFS を起動する必要があります。
NFS を機能させるために編集する必要があるファイルは /etc/exports だけです。ただし、これは結果的に安全性の低い設定になる可能性があるため、/etc/hosts.allow および /etc/hosts.deny にも適切な変更を加えてセキュリティの問題を防止することを強くお勧めします。
directory client(option[,option...])
ro | デフォルト値。ディレクトリは読み取り専用で共有され、クライアント マシンがそのディレクトリに書き込むことはできません。 |
rw | クライアント マシンは、ディレクトリに対する読み取りおよび書き込みアクセス権限を持ちます。 |
no_root_squash | デフォルトでは、クライアント マシン上のユーザー root によって行われたファイル要求は、そのサーバー上のユーザー nobody によって行われたかのように扱われます。このオプションを選択すると、クライアント マシン上の root は、システム上のファイルへのアクセスについて、サーバー上の
root と同じレベルのアクセス権限を持ちます。
注: このオプションによる潜在的なセキュリティの影響に注意してください。
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/home/user1/eclipse_workspace 192.168.0.1(rw,no_root_squash)
portmap および関連 rpc デーモンは、NFS を起動する前に実行されている必要があります。「NFS 実行の確認」トピックを参照してください。
/etc/init.d/nfs start
usr/sbin/exportfs -ra