Hello World Docker デモンストレーションには、デモンストレーションを実行するプロセスができるだけ簡単になるように設計されたバッチ ファイル (bld.bat) が含まれています。本トピックでは、bld.bat の実行時に指定できるパラメーターについて説明します。
バッチ ファイルを実行して Hello World Docker デモンストレーションを実行するためのコマンドは次のとおりです。
bld.bat { {x64|x86|dn|ant} [debug|production] |
rmi }
パラメーターは次のとおりです。
- ant
- Ant を使用して Hello World アプリケーションをビルドするように指定します。ant を指定すると、Dockerfile の代わりに Dockerfile.ant が実行されます。
- debug
- Hello World アプリケーションを実行するだけでなく、デバッグも行えるように指定します。debug を指定すると、Dockerfile の代わりに Dockerfile.debug が実行されます。
- dn
- Hello World アプリケーションを .NET 環境で実行するように指定します。dn を指定すると、Dockerfile の代わりに Dockerfile.dn が実行されます。
- production
- 本番環境での使用に適したイメージを作成するように指定します。production を指定すると、Hello World イメージが Windows 用の Visual COBOL ビルド ツール イメージではなく COBOL Server ベース イメージに基づいて作成されます。
- rmi
- 以前に作成した Hello World イメージを削除するように指定します。rmi を指定すると、すべての Hello World イメージを削除されるまで docker rmi --force コマンドが複数回実行されます。
- x64
- Hello World アプリケーションを 64 ビット環境で実行するように指定します。x64 を指定すると、Dockerfile の代わりに Dockerfile.x64 が実行されます。
- x86
- Hello World アプリケーションを 32 ビット環境で実行するように指定します。x86 を指定すると、Dockerfile の代わりに Dockerfile.x86 が実行されます。