ランタイム システム環境の構成

テストを実行するランタイム システム環境の構成は通常の方法 (「ランタイム システムの構成」を参照) で行うことができますが、これらの設定は、値が変更されない限り、以降に実行される各テストにそのまま適用されます。より効率的な方法は、特定のテスト実行を開始するときに自動的に適用される環境を構成することです。これを行うには、通常のランタイム システム構成を含むアプリケーション構成ファイルまたは Java プロパティ ファイルを作成します。このファイルの名前は、テスト実行に含まれるテストのタイプによって異なります。
ネイティブ COBOL のテスト
アプリケーション構成ファイルのベース名をテスト スイートのベース名 (.dll.int.gnt.soまたは .mfu ファイルのベース名) と同じにし、拡張子は .mfgcf にする必要があります。このファイルをテスト スイートと同じ場所に格納すると、テスト実行で使用されます。
アプリケーション構成ファイルは IDE を使用して作成します。.mfgcf ファイルは、単体テスト プロジェクトとフィクスチャ ファイルを作成し、プロジェクトのランタイム構成で環境変数とスイッチを設定してから、フィクスチャ ファイルとともに作成された標準のテスト ケースを実行することで生成できます。このテストの実行時に、出力フォルダーに .mfgcf ファイルが作成されます。このファイルをコピーして名前を変更し、コマンド ラインで使用することができます。
JVM 手続き型 COBOL のテスト
Java プロパティ ファイルのベース名をテスト スイートのベース名 (.jar.soまたは .mfu ファイルのベース名) と同じにし、拡張子は .envprops にする必要があります。このファイルをテスト スイートと同じ場所に格納すると、テスト実行で使用されます。任意のテキスト エディターでプレーン テキスト ファイルを作成し、それぞれの設定と値のペアを各行に記述します。