ソース コード中の $SET 文

プログラムが特定の状況で影響を受けた場合に、$SET 文を使用して、アプリケーションの他のどのプログラムでも必要とされない指令を設定します。

構文

$SET directive["parameter"] ... 

パラメーターは次のとおりです。

directive
段階が「構文チェック」と識別されているコンパイラ指令。生成段階の指令は指定できません。複数の指令は空白文字で区切る必要があります。
parameter
directive の修飾子。次のいずれかの形式で指定する必要があります。
  • "parameter" - 空白文字を含めることができます。
  • (parameter) - 空白文字を含めることはできません。

parameter の前に等号 (=) を付けることはできません。

規則:

  • $ 文字を 7 桁目に記述する必要があります。
  • $SET 文の末尾をピリオド (.) にすることはできません。
  • $SET 文は、複数行にわたって指定することはできませんが、後に $SET 文を追加することができます。
  • 一部の指令は、プログラムの先頭で設定する必要があります。このような指令は、初期 $SET 文といいます。初期 $SET 文は、他の $SET 文の後に記述することも可能ですが、$SET 文以外の文の後に記述することはできません。
  • 初期 $SET 文よりも後ろの文で指令を指定した場合、その指令はそのポイント以降のコンパイルに影響します。
  • 方言制御指令は初期 $SET 文で指定する必要があります。方言を設定した場合、プログラム内で後からこの設定を解除することはできません。

他のプログラムでは使用されない通貨記号を必要とするプログラムには、コードの冒頭に次の行を記述します。

$set currency-sign"157"