コードセットのマッピング ファイルの形式

Codecomp ユーティリティによって生成されるマッピング ファイルは、次のように、識別文字列とそれに続く 2 つの 16 進数の列で構成されます。

マッピング ファイルは次のように、識別文字列とそれに続く 2 つの 16 進数の列で構成されます。

$ <identifying-string>
;
;
00 corresponding-value
01 ....
02 ....
.. ....
0A ....
.. ....
FF ....

<識別文字列> は必須です。識別文字列は、ファイル内の最初の非コメント行である必要があります。また識別文字列は、行内の最初の非スペース文字のドル記号 ($) で示される必要があります。

ファイル内では 1 行に 1 つずつマッピングのエントリを記述し、対応する 2 つの値は空白文字で区切ります。各エントリを特定の順序で並べる必要はありません。また、空白行も使用可能です。

行にセミコロン (;) があると、それ以降の部分はコメントとして扱われます。セミコロンの位置に関するルールは特にありません。

完全なマッピング (00 から FF のすべての値に対応する値が存在するマッピング) を指定しないとエラーになり、codeset.cpy は生成されません。

数値の逆変換が正しく機能するには、通貨記号、小数点、およびカンマ記号が、それぞれ異なる文字にマッピングされる必要があります。これらの文字がそれぞれ異なる文字にマッピングされていないと警告メッセージが表示されます (codeset.cpy の生成は続行されます)。

使用可能なマッピング関係は、次の 2 種類に限定されます。

後者のマッピングでは、一方向のマッピング テーブルを逆にして、逆方向のマッピング テーブルを生成することができないため、両方向のマッピング テーブルが必要になります。