COBOL プログラムのパフォーマンスを最大化するには、さまざまな手法があります。原則的には、処理が単純であるほど実行速度は上がり、コンパイル後のコード サイズも小さくなります。
ソース コードに多くの変更を加えずに処理を最適化する方法は数多くあります。たとえば、各種コンパイラ指令を利用して、コンパイル処理の一部として低レベルの最適化を適用できます。ほとんどの指令は、コードの特定のファセットの最適化に重点を置いているため、適用する前にこれらの指令がアプリケーションに適しているかを確認する必要がありますが、OPT などの指令を使用すると、たいていのアプリケーションで検討に値するパフォーマンスの向上が得られます。
次の最適化は、ネイティブ COBOL アプリケーションを対象としたものです。マネージ COBOL アプリケーションには異なる考慮事項が適用されます。