その他の指令の変換

#error 指令には、同じ行の後続部分にさまざまなコメントが指定されます。H2cpy コマンドに -C オプションを指定すると、Header-to-copy ユーティリティは行全体を画面上に表示し、その行を出力ファイル内にリストします。

#pragma 指令は、構造体や共用体のメンバーをパックする Microsoft C プラグマ (C の型のデフォルトのアラインメントを変更します) を除き、無視されます。次に #pragma pack の例を示します。

#pragma pack(n)

n の値は 1、2、または 4 です。C 言語のデフォルトのアラインメントに戻すには、次の指令を使用します。

#pragma pack()

H2cpy コマンドの -e オプションまたは -a オプションを使用すると、デフォルトのアラインメントを変更できます。詳細は、コマンド ライン オプションのヘルプ トピックを参照してください。

#pragma push 指令は現在のアラインメントをスタックに保存し、#pragma pop はスタックに保存されているアラインメントを元に戻します。

H2cpy に -M オプションと -O オプションの両方を指定した場合には、#pragma pack は無視されます。

Header-to-copy ユーティリティは、この他の、第 1 カラムが # の行は、すべて無視します。