cobaddstrc

指定された文字列を、仮想カーソルの現在位置から表示します。
制約事項: この関数は、ネイティブ COBOL でのみサポートされます。

構文:

#include "cobscreen.h"

int cobaddstrc (const cobchar_t *cstr);

パラメーター:

cstr 表示する文字列

説明:

cstr で指定された文字列を、標準属性 (A_NORMAL) で仮想カーソルの現在位置から表示します。文字列が仮想カーソルから行末までの幅より長い場合には、画面の端に達した時点で折り返されます。

表示する文字列には改行文字 (\n) を含めることができます。改行文字を含めると、その文字で仮想カーソルが次の行の先頭に移動します。null 文字 (\0) は文字列の末尾を表します。その他の制御文字は無効であり、使用すると不定の結果となります。

cstr の最大長は 255 字です。

このルーチンは、正常終了すると 0 を返します。

相当する COBOL 構文:

call "CBL_WRITE_SCR_CHARS" using ...

または

display cstr at yyxx

例:

次の例は、文字列 Hello World を表示し、直後で改行します。

cobaddstrc("Hello World\n");