Microsoft COBOL V1.0 および V2.0 構文のサポート

本章で挙げる Microsoft 構文は、IBM 1.0 構文および Microsoft V2.0 構文との互換性を確保する目的で、COBOL システムで使用できる。Microsoft COBOL の機能の多くは、すでに COBOL に存在している。本章に記載の互換性用の構文の一部は標準 COBOL 構文と同一であるが、ソース コードを COBOL システムにサブミットする際に MS コンパイラ指令を設定すると挙動が異なる。他の Microsoft の構文は、この指令を設定した場合にのみ利用できる。Microsoft の構文の詳細については、IBM COBOL 1.0 マニュアル、および Microsoft COBOL V2.0 マニュアルを参照。本マニュアルでは IBM COBOL V1.0 を対象とする。Microsoft V2.0 の拡張構文に言及する際には別途明記する。