特殊レジスタ LIN および COL

LIN および COL はそれぞれ、画面上の現在のカーソル位置の行番号および列番号を指定するために使用する。この 2 つを組み合わせて、ACCEPT 文、DISPLAY 文、および EXHIBIT 文でサポートされている位置指定の一部を構成する。これらの文については、本章で後述する。これらのレジスタがソース コードに含まれている場合、ソース コードを COBOL システムにサブミットする際に、MS コンパイラ指令を設定する必要がある。

LIN および COL の形式は、ともに PIC S9(4) COMP である。これらは通常のデータ項目と同じように使用できる。ただし、これらは宣言できず、システムによって自動的に宣言される。これらは位置指定で使用する前に、必要な値に設定する必要がある。

MS コンパイラ指令を設定する場合、COL (COLUMN の省略形) は COBOL の予約語としては使用できなくなる点に注意。