レベル番号

レベル番号 (level-number) は、論理レコード内のデータの階層を示す。

さらに、作業場所項目、連絡項目、条件名、

MF 定数名、

および RENAMES 句の記述項でもレベル番号を使用する。

一般形式


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構文規則

  1. レベル番号は、各データ記述項の最初の要素として必要となる。
  2. FD または SD 記述項の下位のデータ記述項のレベル番号は、値が 01 から 49 まで、66、

    MF 78、

    または 88 とする。「ファイル記述項の骨組み」トピックを参照。

  3. 報告書節および画面節のデータ記述項のレベル番号は、値が 01 から 49、

    MF または 78 とする。

  4. 作業場所節、

    MF 局所記憶節、

    および連絡節のデータ記述項のレベル番号は、値が 01 から 49、66、77、

    MF 78、

    または 88 とする。

  5. レベル番号は、1 桁または 2 桁の数字とする。

一般規則

  1. レベル番号 01 は、各レコード記述の最初の記述項であることを示す。
  2. レベル階層の概念が該当しない記述項には、次のとおり特別なレベル番号が割り当てられている。
    1. レベル番号 77 は、独立した作業場所データ項目および独立した連絡データ項目を示すために使用する。このレベル番号は、本章で前述のデータ記述項の骨組みの書き方 1 でのみ記述できる。
    2. レベル番号 66 は、RENAMES 記述項を示すために使用する。このレベル番号は、本章で前述のデータ記述項の骨組みの書き方 2 でのみ記述できる。
    3. レベル番号 88 は、条件変数に関連付けられた条件名を定義する記述項を示すために使用する。このレベル番号は、本章で前述のデータ記述項の骨組みの書き方 3 でのみ記述できる。
    4. MF レベル番号 78 は、定数名を定義する記述項を示すために使用する。このレベル番号は、本章で前述のデータ記述項の骨組みの書き方 4 でのみ記述できる。
  3. FD または SD 記述項の下位に属する複数の 01 レベルの記述項は、同じ領域を暗黙的に再定義する。