ISO2002MF 

引数省略条件

引数省略条件は、引数が関数、メソッド、またはプログラムに提供されたかどうかを判別する。

一般形式

data-name-1 IS [ NOT ] OMITTED

構文規則

  1. data-name-1 は、この条件が指定されているソース要素で定義された仮パラメーターとする。

一般規則

  1. OMITTED のテスト結果は、次の条件を満たす場合に真となる。
    1. このプログラム、関数、またはメソッドを起動する文で data-name-1 に対応する引数として、一意名または定数でなく、OMITTED が指定されている。
    2. 起動元の文で、その後に続く引数が省略されており、それが data-name-1 に対応する引数である。
    3. data-name-1 に対応する引数自体が、引数省略条件が真の仮パラメーターである。
  2. NOT に続く必要語 OMITTED は、真理値に対して実行する単一の条件を指定する。