ON SIZE ERROR 指定および NOT ON SIZE ERROR 指定

小数点の位置を揃えた際に、算術演算結果の絶対値が、関連付けられた結果の一意名が取り得る最大値を超えると、桁あふれ条件が発生する。除数がゼロである除算が行われると、常に桁あふれ条件が発生する。ON SIZE ERROR を指定しなかった場合、ゼロによる除算の結果は予測不可能になる。桁あふれ条件は最終結果にのみ適用される。ただし、MULTIPLY 文および DIVIDE 文では、中間結果にも桁あふれ条件が適用される。

ANS85 指数の評価規則に違反した場合は常に算術演算が停止し、桁あふれ条件が発生する。

ROUNDED を指定すると、四捨五入が行われた後に桁あふれをチェックする。桁あふれ条件が発生した場合、ON SIZE ERROR が指定されているかどうかに応じて、次のとおり後続処理が異なる。