ON SIZE ERROR 指定がない場合

桁あふれ条件が発生すると、その影響を受ける結果の一意名の値は不定となる。影響を受ける結果の一意名のその後の使用も、実質的に予測不可能となる。桁あふれ条件が発生しなかった結果の一意名の値は、この処理の実行中に他の結果の一意名で発生する桁あふれ条件の影響を受けることはない。

 算術演算が完了すると、制御は算術文の末尾に移され、NOT ON SIZE ERROR は指定されていても無視される。

ゼロによる除算の結果は、ON SIZE ERROR を指定していない場合は予測不可能となる。これを避けるには、CHECKDIV コンパイラ指令および O RTS スイッチを使用する。