ANS85 

STANDARD-DEVIATION 関数

STANDARD-DEVIATION 関数は、引数の標準偏差の近似値を返す。この関数は数値型である。

一般形式


*

引数

  1. argument-1 の字類は数字とする。

戻り値

  1. 戻り値は、一連の argument-1 の標準偏差の近似値である。
  2. 戻り値の計算方法は以下のとおり。
    1. argument-1 の算術平均を算出する。各 argument-1 の値からその平均値を引いて、差異を算出する。各差異を 2 乗する。
    2. 各 2 乗値を加算する。その和を、一連の argument-1 の値の数で割る。
    3. その商の平方根を算出する。戻り値は、その平方根の絶対値となる。
  3. 一連の argument-1 の構成要素が 1 つの値のみである場合、または一連の argument-1 の構成要素がすべて可変反復データ項目であり、そのすべてについて反復数の合計が 1 である場合、戻り値はゼロになる。
  4. 結果の数値が整数でない場合は、浮動小数点形式が使用される。