三角関数

三角関数は数値型である。三角法は、三角形の辺および角の間の関係を取り扱う。角度は、度、ラジアン、またはグラードで測定できる。コンピューターでは三角関数の値は通常、連続的近似によって算出されるため、SIN、COS、および TAN 関数の引数として使用する場合、または ASIN、ACOS、および ATAN 関数からの戻り値として使用する場合は、角度をラジアンで指定する。

1 ラジアンは長さが半径に等しい円弧である。円の半径と円周の関係は C = 2 * P * r であり、1 つの円は 360 度であるため、360 = 2 * P * r から、次の変換値が得られる。

1 ラジアン = 180/P = 57.295780 度、1 度 = P/180 = 0.01745329 ラジアン

角度を表す他の単位として、グラード (直角の百分の１) が用いられる場合がある。変換値は次のとおり。

1 ラジアン = 200/P = 63.661977 グラード、1 グラード = P/200 = 0.01570796 ラジアン