ALTER 文

ALTER 文は、事前に指定した操作順序を変更する。

ANS85 ALTER 文は、ANSI'85 規格では廃要素に分類されており、ANSI 規格の次回の全面改訂の際に、削除される予定である。

MF この構文は、この COBOL 実装のすべての方言で全面的にサポートされている。FLAGSTD コンパイラ指令を使用すると、この構文を使用するすべての箇所を検出できる。

XOPEN この動詞は標準 COBOL 定義の一部であるが、X/Open の COBOL 言語定義では明示的に除外されている。したがって、X/Open の COBOL 準拠のソース プログラムでは使用するべきではない。

一般形式


 ALTER Statement (COBOL)

構文規則

  1. procedure-name-1、procedure-name-3 などはそれぞれ、DEPENDING を指定しない 1 つの GO TO 文で構成される単一の完結文を含む段落の名前である。
  2. procedure-name-2、procedure-name-4 などはそれぞれ、手続き部の段落または節の名前である。
  3. ALTER 文は、マネージ コードに翻訳する場合は、クラス プログラムでサポートされない。

一般規則

  1. ALTER 文を実行すると、procedure-name-1、procedure-name-3 .... という段落内の GO TO 文が変更され、それらの GO TO 文をそれ以降に実施する際に、それぞれ procedure-name-2、procedure-name-4 ... に制御が移る。独立した区分内の変更された GO TO 文は、状況によって初期状態に戻る場合がある (「区分化」トピックの「独立区分」を参照)。
  2. 区分番号が 50 以上の節の GO TO 文を、区分番号が別の節の ALTER 文で参照することはできない。

    ALTER 文の他の用途はすべて有効であり、procedure-name-1 や procedure-name-3 がオーバーレイ可能な固定区分内にあっても実行される。