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ON 文

ON 文は、手続き文を周期的に実行できるようにする。

一般形式


ON Statement

構文規則

  1. identifier-1、identifier-2、および identifier-3 は、符号なしの整数の基本項目とする。
  2. literal-1、literal-2、および literal-3 は、符号なしの数値定数とする。
  3. ON 文は、マネージ コードに翻訳する場合は、クラス プログラムでサポートされない。

一般規則

  1. 各 ON 文を最初に実行する前に、その ON 文に対して暗黙的に定義されたカウンター (暗黙指定の ON カウンター) がゼロに初期化される。
  2. identifier-1、identifier-2、および identifier-3 を指定した場合、これらには ON 文の実行時に正の整数値が含まれる。次に ON 文を実行するまでの間にこれらの値を変更すると、以降の ON 文の実行に影響が出る。
  3. 暗黙指定の ON カウンターの内容は、実行の流れをその ON 文に移さない限り、変更されない。呼び出し先のプログラムの ON カウンターをリセットできる唯一の方法は、そのプログラムを取り消すことである。EXIT PROGRAM 文を実行してから、そのプログラムを再び呼び出す場合、CANCEL 文を介在させないと、暗黙指定の ON カウンターの値は変更されない。
  4. 以下の値リストが評価される。
    1. identifier-1 または literal-1 の現在の値。
    2. identifier-1 または literal-1 の現在の値に、identifier-2 または literal-2 の現在の値を繰り返し加えた一連の値。この繰り返しは、identifier-1 または literal-1 の現在の値が、identifier-3 または literal-3 の値に達するまで行われる。

    その後、暗黙指定の ON カウンターがこの値リストのそれぞれと比較される。一連の値の中に ON カウンターと一致するものがあれば、imperative-statement-1 が実行される。一致するものが見つからない場合は、imperative-statement-2 (指定した場合) が実行される。