REPORT 句

REPORT 句では、報告書ファイルを構成する報告書の名前を指定する。

一般形式


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構文規則

  1. REPORT 句で指定した各報告書名は、同じプログラムの報告書節の報告書記述項の左辺に指定する。報告書名を書く順序には意味はない。
  2. 1 つの REPORT 句に記述できる報告書名は 1 つだけである。

    OSVS  1 つの報告書名を 2 つの REPORT 句に記述できる。

  3. REPORT 句を指定するファイル記述項の左辺を参照できる手続き部は、USE 文、CLOSE 文、または OUTPUT か EXTEND を指定した OPEN 文のみである。

一般規則

  1. 1 つの REPORT 句に複数の報告書名が含まれる場合、そのファイルには複数の報告書が含まれている。
  2. INITIATE 文を実行してから、同じ報告書ファイルに対して TERMINATE 文を実行するまで、その報告書ファイルは報告書作成制御システム (RWCS) の制御下にある。報告書ファイルが RWCS の制御下にある間、その報告書ファイルを参照する入出力文は実行できない。
  3. ANS85  関連付けられたファイル結合子が外部ファイル結合子である場合、そのファイル結合子に関連する実行単位の各ファイル記述項には、そのファイル結合子を報告書ファイルとして記述する。