PAGE-COUNTER に関する規則

PAGE-COUNTER は、ページ数を表わす特殊レジスタを指す予約語である。この特殊レジスタは、報告書節中に指定した各報告書に対して自動的に作成される。「特殊レジスタ PAGE-COUNTER」セクションを参照。
報告書節では、PAGE-COUNTER を参照できるのは SOURCE 句内のみである。手続き部では、整数値をとるデータ項目を記述できる任意の場所で PAGE-COUNTER を使用できる。
単一のプログラムに PAGE-COUNTER が複数ある場合は、手続き部で参照するたびに、報告書名で PAGE-COUNTER を修飾する必要がある。
報告書節では、修飾せずに PAGE-COUNTER を参照すると、その参照を行う報告書記述項に対応する報告書の名前によって暗黙的に修飾される。別の報告書の PAGE-COUNTER を参照する際はその都度、報告書に関連付けられた報告書名によって PAGE-COUNTER を明示的に修飾する必要がある。
INITIAL 文を実行すると、報告書作成制御システム (RWCS) により、参照する報告書の PAGE-COUNTER が 1 に設定される。
RWCS が改ページするたびに、PAGE-COUNTER は自動的に 1 つ繰り上げられる。
PAGE-COUNTER の値は、手続き部の文によって変更できる。