LINE-COUNTER に関する規則

  1. LINE-COUNTER は、報告書節で指定した各報告書用に自動的に作成される特殊レジスタを参照するために使用する予約語である。「特殊レジスタ LINE-COUNTER」セクションを参照。
  2. 報告書節では、LINE-COUNTER を参照できるのは SOURCE 句内のみである。手続き部では、整数値をとるデータ項目を記述できる任意の場所で LINE-COUNTER を使用できる。ただし、LINE-COUNTER の内容を変更できるのは、報告書作成制御システム (RWCS) のみである。
  3. 単一のプログラムに LINE-COUNTER が複数ある場合は、手続き部で参照するたびに、報告書名で LINE-COUNTER を修飾する必要がある。

    報告書節では、修飾せずに LINE-COUNTER を参照すると、その参照を行う報告書記述項に対応する報告書の名前によって暗黙的に修飾される。別の報告書の LINE-COUNTER を参照する際はその都度、報告書に関連付けられた報告書名によって LINE-COUNTER を明示的に修飾する必要がある。

  4. INITIAL 文を実行すると、報告書作成制御システム (RWCS) により、参照する報告書の LINE-COUNTER がゼロに設定される。また、RWCS が改ページするたびに、LINE-COUNTER は自動的にゼロにリセットされる。
  5. LINE-COUNTER の値は、印字されない報告集団を処理しても影響を受けない。また、本来は印字されるが SUPPRESS 文によって印字されない設定になっている報告集団を処理しても影響を受けない。
  6. 各印字行が印字される時点の LINE-COUNTER の値は、その印字行の行番号を表わす。報告集団を印字した後の LINE-COUNTER の値は、報告集団の表示規則に準拠する。「表示規則表」セクションを参照。