TERMINATE 文

一般規則

1. TERMINATE 文により、RWCS はすべての制御脚書き報告集団を生成する。この処理は低いレベルの制御脚書き報告集団から高いレベルへと進められる。その後、報告書脚書き報告集団が生成される。その際、RWCS は、最高レベルの制御データ項目の制御切れが発生したものとして、制御脚書き報告集団および報告書脚書き報告集団の SOURCE 句および USE 手続きで、一連の制御データ項目の古い値を使用できるようにする。
2. 報告書に関して、INITIATE 文および TERMINATE 文の間に GENERATE 文が実行されなかった場合、TERMINATE 文により RWCS は報告集団を生成せず、それに関連する処理も実行しない。
3. 報告書を表示する間、本体集団を表示するために改ページが必要になった際に、ページ頭書き報告集団およびページ脚書き報告集団が定義されていると、RWCS によってそのための処理が自動的に行われる。「表示規則表」セクションを参照。
4. 報告書に対して TERMINATE 文を実行できるのは、その報告書に対して INITIATE 文が実行された後、かつ TERMINATE 文が実行される前のみである。
5. 単一の TERMINATE 文に複数の報告書名を指定すると、その実行結果は、個々の報告書名に対して TERMINATE 文で指定した順番で TERMINATE 文を別々に実行した場合と同じになる。
6. TERMINATE 文は、報告書に関連するファイルを閉じるわけではないため、関連ファイルを閉じるには CLOSE 文を実行する必要がある。報告書の作成を開始したら、TERMINATE 文で終了させてから、関連ファイルに対して CLOSE 文を実行する。