編成

報告書頭書き報告集団、ページ頭書き報告集団、ページ脚書き報告集団、および報告書脚書き報告集団に関しては、個々に表示規則表を示す。明細報告集団、制御頭書き報告集団、および制御脚書き報告集団に関しては、本体集団の表示規則表内にあわせて示す。「本体集団の表示規則」セクションを参照。

表示規則表の第 1 列および第 2 列には、該当する報告集団の型についての LINE NUMBER 句および NEXT GROUP 句の可能な組み合わせをすべて示す。したがって、LINE NUMBER 句および NEXT GROUP 句の特定の組み合わせに関連する表示規則表を参照するには、該当する行を左から右に読む。

表示規則表の該当する規則の列は、2 つの部分に分かれている。最初の部分では、報告書記述に PAGE 句が含まれる場合に該当する規則を示す。2 番目の部分では、報告書記述に PAGE 句が含まれていない場合に該当する規則を示す。「該当する規則」の列に示す規則の目的は次のとおり。

  1. 上限規則および下限規則。

    これらの規則は、指定した報告集団を表示できるページ内の縦の範囲を指定する。

    PAGE 句を指定しない場合、印字される報告書は縦の範囲に区切られていないものと見なされる。したがって、PAGE 句を省略した報告書記述に対しては、表内に上限または下限の規則は指定されない。

  2. 改ページの規則。

    改ページの規則は、本体集団に対してのみ適用される。したがって、改ページの規則は本体集団の表示規則表内にのみ示す。RWCS はオブジェクト時に改ページの規則を適用して、指定した本体集団が報告書の現在のページ上に表示できるかどうかを判別する。

    ただし、報告書記述項に PAGE 句を指定しない場合は、本体集団であっても改ページ規則は適用されない。

  3. 印字開始行位置の規則。

    印字開始行位置の規則は、RWCS が所定の報告集団の最初の行を報告書媒体上のどこに表示するかを指定する。

    表示規則表では、報告集団に 2 行目以降の印字行がある場合でも、RWCS がそれを報告書媒体上のどこに表示するかについては指定していない。報告集団の 2 行目以降の印字行をどこに表示するかについては、一般規則によって決まる。詳細については、LINE NUMBER 句の一般規則を参照。

  4. 次の集団の規則。

    次の集団の規則は、NEXT GROUP 句の使用方法を指定する。

  5. LINE-COUNTER の最終設定値の規則。

    LINE-COUNTER の最終設定値の規則は、報告集団を表示した後で RWCS が LINE-COUNTER に設定する最終値を指定する。