XML 構文 - READ 文
XML 構文内の READ 文は、入出力ストリームからの XML ドキュメントの読み取り、または XML ドキュメントのメモリ内表現からの XML 要素の取得を行う。
形式
構文規則：
- file-name-1 は、SELECT 文で ORGANIZATION IS XML として宣言されているファイル名である。
- data-name-1 は、修飾が可能であり、IDENTIFIED BY 句を宣言に含むと同時にその宣言が file-name-1 の XD レコード宣言に含まれるデータ項目を参照する。
一般規則：
- NEXT KEY を指定しない READ 文は、XML ドキュメントを読み取り、そのドキュメントのツリー ベースの内部表現を作成する。さらに、レコード要素および関連付けられた XML タグの出現制限に基づき、XD からの適切なレコード定義を可能な限り多くのデータを用いて設定する。設定された要素は、DELETE、REWRITE、および WRITE 文で内部表現を変更できるようにするために、メモリ内の対応する部分に関連付けられる。
- READ NEXT は、指定されたキーの内部の関連付けられた対応部分を探し、そのキーおよびすべての下位項目にその内部の対応部分の次の出現箇所を設定するか、次の出現箇所がなければファイル終了を返す。
- 実際には、READ NEXT KEY IS 文ではストリーム入出力を行わない。
- READ 文は、XML レコードの本体外にある PROCESSING-INSTRUCTION を読み取ることはできない。これを行う必要がある場合は、XML PARSE 動詞を使用する。