AWM の概要

Application Workflow Manager (AWM) は、Visual COBOL と統合されたフレームワークであり、Eclipse IDE ワークベンチ ビュー向けにシームレスなお客様固有のアプリケーション開発ワークフローを提供します。

AWM に用意されているメイン ビューはアプリケーション エクスプローラー ビューです。アプリケーション エクスプローラー ビューの内容は、基礎となる AWM アプリケーション モデルによって定義されます。AWM アプリケーション モデルを変更することで、機能を拡張し、AWM によって提供されるビューのユーザー インターフェイスをワークベンチに適合させることができます。これにより、組織の要件に合わせてアプリケーション開発ワークフローを統合できます。

変更は、コンテキスト メニューへのアクションの追加といった単純な場合もあれば、組織の開発プロセスのアプリケーション開発サイクルをサポートする新しいツールの機能の提供といった複雑な場合もあります。たとえば、開発プロジェクト内の進捗状況に応じて、事例、欠陥、タスクなどの計画作業項目を維持または追跡します。

AWM には、特定のアプリケーションまたは機能領域に対応するツール セットを提供する機能パッケージが多数含まれています。たとえば、Eclipse リソースを操作するための専用の機能パッケージが用意されています。また、RESTful Web アプリケーションを操作するためのツールを提供する機能パッケージもあります。AWM では、ツール間の情報フローを指定しながら、アプリケーション開発ツールをユーザー インターフェイスに統合できます。

AWM でまだサポートされていないツールを統合する場合には、独自の機能パッケージを開発できるインターフェイスがあります。詳細については、「AWM API プログラミングおよび拡張ポイント」を参照してください。