COBOL コンパイラのトラブルシューティング

COBOL コンパイラのエラー メッセージについて説明し、コンパイラで検出された問題の解決に役立つ情報の参照先を示します。

エラー メッセージ

Micro Focus COBOL コンパイラは、アプリケーションのトラブルシューティングに役立つさまざまなエラー メッセージを出力します。メッセージは 1 つの場合もあれば複数の場合もあります。COBOL コンパイラから返されるエラー メッセージには、発生した問題が記述されています。各メッセージに対応するヘルプ トピックに、メッセージの原因となったエラーや問題についての説明に加え、解決方法や回避策がある場合はそのアドバイスが記載されています。

注: コンパイラ指令の設定に応じて同じメッセージが異なる重大度で出力される場合があるため、ヘルプ トピックには発生した問題の重大度は記載されていません。

コンパイラの問題をトラブルシューティングするには、次のタイプのエラー メッセージを探します。

構文チェック エラー メッセージ
これらのメッセージは、コンパイラで COBOL プログラムの構文および整合性を確認する際に出力されるものです。完全なリストについては、「構文チェック エラー メッセージ」を参照してください。
コード生成エラー メッセージ
コード生成時のメッセージは、コンパイラによって生成コードが作成される際に表示されます。完全なリストについては、「コード生成エラー メッセージ」を参照してください。
COBOL プリプロセッサ エラー メッセージ
これらのメッセージは、コンパイル中の COBOL コード内で呼び出されるプリプロセッサから出力されるものです。完全なリストについては、「COBOL プリプロセッサ エラー メッセージ」を参照してください。

コンパイラ指令

一部のコンパイラ指令や指令の組み合わせが原因でエラーが発生することがあります。設定されている指令について、次のことを確認してください。
  • 構文的に正しい
  • 相互に競合していない
  • すべての依存関係が適切に指定されている

詳細については、該当する各コンパイラ指令のドキュメントを参照してください。

プロジェクトのプロパティ

Visual Studio IDE からコンパイルする場合は、コンパイラから必要な情報が出力されるようにプロジェクトのプロパティが適切に設定されていることを確認してください。