TLS 対応 API クライアントでの ESCWA の使用

ESCWA は TLS セキュリティ用に構成できます。詳細については、「ESCWA クライアントの TLS の構成」を参照してください。この構成を実行する際は、API にアクセスするプロセスが、ESCWA で TLS に使用される証明書に署名したルート証明機関も信頼していることを確認する必要があります。

ESCWA アプリケーションまたは対話型 API の場合、これは使用しているブラウザーになります。

注: FireFox ブラウザーでは Windows 証明書ストアを使用しません。つまり、ルート CA 証明書を FireFox ストアに追加する必要があります。

PowerShell や Python などのスクリプト言語を使用している場合は、TLS 対応の ESCWA に API 要求を行う前に、ルート証明機関を信頼していることを確認する必要があります。

サーバー エクスプローラーと ESCWA 間の TLS 対応接続用の Visual Studio IDE の構成

Visual Studio IDE は、サーバー エクスプローラーの使用時に ESCWA を介して要求を行います。

ESCWA を保護する証明書に署名したルート証明機関 (CA) と Visual Studio IDE の間の信頼を確保するには、次の構成手順を実行します。

  1. Windows コマンド プロンプトを開き、「mmc」と入力します。

    Microsoft 管理コンソールが開きます。

  2. [ファイル > スナップインの追加と削除] をクリックします。

    [スナップインの追加と削除] ダイアログ ボックスが開きます。

  3. [利用できるスナップイン] ペインで、[証明書] をクリックしてから [追加] をクリックします。

    [証明書スナップイン] ダイアログ ボックスが開きます。

  4. 要件に適したアカウントを選択します。通常は [ユーザー アカウント] を選択します。
  5. [完了] をクリックします。
  6. [OK] をクリックします。
  7. 左側のペインで、[コンソール ルート > 証明書 - 現在のユーザー > 信頼されたルート証明機関] を展開します。
  8. [証明書] を右クリックし、[すべてのタスク > インポート] をクリックします。

    [証明書のインポート ウィザード] ダイアログ ボックスが開きます。

  9. [次へ] をクリックします。
  10. [ファイル名] フィールドに、絶対パスおよび証明書ファイル名を入力します。または、[参照] をクリックし、ファイルを選択します。
  11. [次へ] をクリックします。
  12. [証明書をすべて次のストアに配置する] をオンにします。
  13. [証明書ストア] フィールドに、「信頼されたルート証明機関」と入力します。
  14. [次へ] をクリックします。
  15. 指定した設定を確認し、[完了] をクリックします。