マルチインスタンス キュー マネージャーで実行されている MQ バッチ プログラムにおける Enterprise Server のバッチ再接続

MQ がマルチインスタンス キュー マネージャー (MIQM) として構成されている場合、バッチ プログラムはアクティブなキュー マネージャーに自動的に再接続します。これは、MQCONNX IBM MQ API で MQCNO-RECONNECT オプションを設定することで有効になります。

Enterprise Server では、アプリケーション プログラムが MIQM で MQCONN API および再接続を使用する場合は、MQCONN API が MQCONNX API にリダイレクトされます。また、MQCONNX API の呼び出しで MQCNO-RECONNECT オプションが設定されます。

注: MQCONN API の使用時には、セキュリティ上の問題が発生する可能性があります。これを解決するには、ユーザー資格情報を渡すようにしてください。詳細については、「MQSeries キュー マネージャーに接続する際のユーザー資格情報の受け渡し」を参照してください。

バッチ再接続の構成

環境変数 ES_XA_MQ を設定して、アクティブなキュー マネージャーへの接続が失われた際にスタンバイ キュー マネージャーに再接続できるようにします。

ES_XA_MQ=MIQM

さらに、環境変数 MQSERVER を設定すると、Enterprise Server で少なくとも 2 つの接続がリストされていることを検証できます。次に例を示します。

MQSERVER=CHANNEL1/TCP/10.120.99.999(1414),10.120.98.888(1414)
各接続はカンマで区切ります。