ソース コードへのテスト コードの挿入

MFUPP プリプロセッサを使用してソース コードをコンパイルすると、Micro Focus Unit Testing Framework内で、単体テスト コードおよび付随するデータを含むコピーブックとともに実行できます。

ソース プログラムおよびコピーブックが同じ場所に保存されていて、以下に示す命名規則に準拠している場合、1 つの作業単位として実行できます。ソース コードにはプログラム名が必要です。この名前によって、使用するコピーブックが識別されます。

ファイル名 説明
MFUWS_prog-id.cpy ソース プログラムでまだ定義されていない追加のテスト データ項目。これらの項目は、テスト ケースの実行時に作業記憶域に挿入されます。

prog-id は、テスト対象のソース プログラムのプログラム名です。

MFUPD_prog-id.cpy ソース コードに対して実行されるテスト ケース コード (セットアップ、ティアダウンなどを含む)。これは、テスト対象のソースの手続き部の開始時にエントリ ポイントとして挿入されます。他の単体テストと同じように、エントリ ポイントをコーディングします。

prog-id は、テスト対象のソース プログラムのプログラム名です。

注: WS-PREFIX および PD-PREFIX 指令を使用して、上記の命名規則の MFUWS_ および MFUPD プレフィックスを変更できます。「MFUPP 指令」を参照してください。

これらのコピーブックを使用するテスト実行例を実行するには、「プログラムへのテスト コード挿入への MFUPP の使用」を参照してください。