Windows サービスのデバッグ

制約事項: 本トピックは、ネイティブ COBOL にのみ該当します。

Windows サービスをデバッグするには、サービスを実行しているコンピューターのコンソールにログオンする必要があります。

ライブラリ ルーチンまたは JIT デバッグを使用して、サービスをデバッグできます。

ライブラリ ルーチンの使用

Windows プロジェクトをビルドするために Visual Studio プロジェクトを使用している場合は次のようにします。

  1. Visual Studio を管理者として起動します。
  2. CBL_DEBUGBREAK または CBL_DEBUG_START への呼び出しをアプリケーションに追加します。
  3. [Wait for application attachment] 使用して、プロジェクトのプロパティを起動するように構成します。
  4. デバッグを開始します。
  5. CBL_DEBUGBREAK または CBL_DEBUG_START が実行されると、Visual Studio はサービスのデバッグを開始します。

    CBL_DEBUG_START を使用した場合は、CBL_DEBUG_STOP を使用してデバッガーをアプリケーションから切り離すことができます。そのアプリケーションは、デバッグ機能なしで実行を再開します。

Windows サービスがプロジェクトでビルドされていない場合は、サービスの .idy ファイルのパスを指定する必要があります。サービスには、CBL_DEBUGBREAK または CBL_DEBUG_START への呼び出しを含める必要があります。

  1. Visual Studio を管理者として起動します。
  2. サービスのメイン COBOL プログラム ファイルを開きます。
  3. エディターの上部にあるバナーを使用して、プログラム シンボル ファイル (.idy ファイル) を参照し、それらをプログラムのプロパティに追加します。
  4. Windows サービスのコードに CBL_DEBUGBREAK または CBL_DEBUG_START の呼び出しを追加します。
  5. Windows サービスを実行します。
  6. CBL_DEBUGBREAK または CBL_DEBUG_START が実行されると、デバッガーが自動的に起動します。

    CBL_DEBUG_START を使用した場合は、CBL_DEBUG_STOP を使用してデバッガーをアプリケーションから切り離すことができます。そのアプリケーションは、デバッグ機能なしで実行を再開します。

JIT デバッグの使用

  1. Just-In-Time デバッグを有効にします。
  2. Windows サービスのコードに CBL_DEBUGBREAK または CBL_DEBUG_START の呼び出しを追加します。
  3. Windows サービスを実行します。
  4. CBL_DEBUGBREAK または CBL_DEBUG_START が実行されると、デバッガーが自動的に起動します。