Visual COBOL には、完全な構成のエンタープライズ サーバー インスタンスを Visual Studio のサーバー エクスプローラーから作成できる ESTemplate.xml テンプレートが付属しています。このテンプレートはVSInstallDir\Common7\IDE\Extensions\Micro Focus\Visual COBOL SOA\1.0\Etc\ServerTemplatesフォルダーにデフォルトで用意されています。追加のテンプレートも作成できます。mfds コマンドを使用してアクティブな MFDS プロセス リポジトリをエクスポートして作成します。詳細については、「mfds」のトピックを参照してください。
ESTemplate.xml テンプレートを使用して作成したエンタープライズ サーバーごとに、複数の環境変数が含まれています。サーバーを IDE から起動すると、環境変数が適切なプロジェクト出力場所に設定されます。これらの変数を使用することで、サーバーを一度に複数のプロジェクトに関連付けること、またはサーバーに変更を加えることなく関連付けられたプロジェクトを変更することができます。
この変数により、エンタープライズ サーバーでは現在関連付けられているプロジェクトの出力設定に基づいてプロジェクト出力ファイルを探すことができるので、エンタープライズ サーバーを別のプロジェクトに関連付けるとき、何も変更を加える必要はありません。また、現在関連付けられているプロジェクトで構成に変更を加えると ([Debug] から [Release] への変更など)、必要な変更なしに、プロジェクト出力の新しい場所が使用されます。プロジェクト固有の値 (複数可) をセミコロンで区切ってこれらの変数に追加することもできます。
| IDE_LOADLIB | COBOL アプリケーション ファイルの場所。 |