[Control]

このページを使用して、リージョンを起動または停止することを確認します。
[START]
リージョンを起動する場合にクリックします。クリックすると、[Region Start Options] ダイアログ ボックスが開きます。必要なオプションを指定し、[OK] をクリックします。
[STOP]
リージョンを停止する場合にクリックします。クリックすると、[Region Stop Options] ダイアログ ボックスが開きます。必要なオプションを指定し、[OK] をクリックします。
[Mark as Stopped]
[STOP] ボタンの横の下矢印アイコン () をクリックして [Mark as Stopped] をクリックします。このサーバーのすべてのプロセスがすでに停止していることがわかっている場合に使用します。
[STOP POLLING]
リージョンを起動および停止している間、リージョンのステータスのポーリングを停止できます。
注: [STOP POLLING] をクリックしても、リージョンを起動または停止するプロセスは停止しません。

[Region Start Options]

[Cold Start]
PAC をコールド スタートする場合にクリックします。これにより、PAC の各 SOR から既存のデータがすべて削除されます。リージョンのコールド スタート時に別のインスタンスが同じ PAC 内ですでに実行されている場合は、起動モードがウォーム スタートに切り替わります。
[Use current user credentials]
すでにログインしているユーザーとしてリージョンを起動します。
[User Name]
リージョンの起動に使用するユーザーのユーザー名。
[Password]
リージョンの起動に使用するユーザーのパスワード。
[Group]
ユーザーのサインオン グループを指定します。デフォルトでは、ユーザーがアクセスを要求した際には、一部の外部セキュリティ マネージャーによって、そのユーザー、およびユーザーの現在のサインオン グループに関係する規則のみが適用されます。このオプションを指定しないと、ユーザーはセキュリティ マネージャーによって決定されるデフォルトのグループを使用してサインオンされます。この設定は、ESF セキュリティ構成で [Use All Groups] がオンになっている場合は無視されます。この場合、ユーザーが所属しているすべてのグループが使用されます。

[Region Stop Options]

[Clear dynamically assigned server address values]
新しい通信プロセスおよびリスナーを作成した際に動的に割り当てられたアドレスおよびポート番号をクリアする場合にオンにします。
[Use "Force stop" option]
サーバーの強制的なシャットダウンを実行する場合にオンにします。
[Use current user credentials]
すでにログインしているユーザーとしてリージョンを停止します。
[User Name]
リージョンの停止に使用するユーザーのユーザー名。
[Password]
リージョンの停止に使用するユーザーのパスワード。
[Group]
ユーザーのサインオン グループを指定します。デフォルトでは、ユーザーがアクセスを要求した際には、一部の外部セキュリティ マネージャーによって、そのユーザー、およびユーザーの現在のサインオン グループに関係する規則のみが適用されます。このオプションを指定しないと、ユーザーはセキュリティ マネージャーによって決定されるデフォルトのグループを使用してサインオンされます。この設定は、ESF セキュリティ構成で [Use All Groups] がオンになっている場合は無視されます。この場合、ユーザーが所属しているすべてのグループが使用されます。
注: エンタープライズ サーバーは、起動時または停止時に、Directory Server に接続して構成の詳細を取得し、起動または停止プロセス中に後で、Directory Server の情報を更新します。これを行うには、Directory Server のユーザー資格情報 (Directory Server が確認および認証する資格情報) が必要です。Directory Server の情報を更新するには、このユーザーに、Directory Server 内の適切なエンタープライズ サーバー リソースに対する変更権限が付与されている必要があります。

また、起動または停止プロセスには、エンタープライズ サーバーが確認および認証するユーザー資格情報も必要です。エンタープライズ サーバーの起動または停止に使用するコマンドを実行するには、OPERCMDS リソース クラス内の casstart リソースに対する変更権限をユーザーが持っている必要があります。

エンタープライズ サーバーは Directory Server とは別のセキュリティ ドメインである点に注意することが重要です。たとえば、異なるセキュリティ構成および異なるセキュリティ マネージャーを使用している可能性があります。

組み込みのデフォルト ユーザーまたは Enterprise Server Common Web Administration への現在のログオンで使用している資格情報を起動時または停止時に使用するように指定できます。また、別のユーザー名およびパスワードを指定することもできます。

現在ログオンしているユーザーを使用する場合、または別のユーザーの資格情報を指定する場合は、そのユーザーが Directory Server およびエンタープライズ サーバーのセキュリティ ドメインに存在することを確認する必要があります。Directory Server のドメイン内で、ユーザーが [サーバー] リソース クラス内で適切なエンタープライズ サーバー リソースに対する変更権限を持っている必要があります。エンタープライズ サーバーのセキュリティ ドメイン内で、ユーザーが OPERCMDS リソース クラス内の casstart リソースに対する変更権限を持っている必要があります。

[Region Processes] ステータス

[Region Processes] バーは、リージョンが起動プロセスおよび停止プロセスのどの段階にあるかを示します。Directory Server は、起動プロセスおよび停止プロセスを開始した後、特定の段階でステータスを照会します。

[Communication Process] ステータス

[Communication Process] バーは、リージョンで使用されている各通信プロセスのステータスを示します。通信プロセスが開始されているかどうかと、所有する各リスナーの状態が示されます。無効になっているリスナーは起動されず、赤色のバーで状態が示されます。保留中のリスナーは [Listeners] ページから起動する必要がありますが、それまでは黄色のバーとして表示されます。

[Monitoring and Control Access] ステータス

[Monitoring and Control Access] バーは、ESCWA がリージョンの監視および制御の要素 (以前の ESMAC) と通信できるかどうかを示します。ESCWA との通信を確立できない場合は [Stopped]、監視と制御を開始している場合は [Starting]、リージョンが完全に起動し、正しく構成されたリージョンの機能が起動している場合は [Started] と表示されます。

[Region Features] ステータス

[Region Features] インジケーターには、リージョンの各機能のステータスが表示されます。

  • 監視および制御とのアクセスを確立できない場合、インジケーターは空白になります。
  • 起動中で MSS、JES、IMS、および MQ のいずれかの機能が有効化された場合、それらのインジケーターは黄色のバーとして表示されます。
  • 起動済みで MSS、JES、IMS、および MQ のいずれかの機能が有効化されたが正しく構成されていない場合、バーは赤色になり、それらの機能が想定どおりに有効化されていないことを示します。
  • 起動済みで MSS、JES、IMS、および MQ のいずれかの機能が有効化されて正しく構成されている場合、またはリージョンで TRANCLASS および CWS が構成されている場合は、バーは緑色になり、それらの機能が想定どおりに有効化されていることを示します。