MLDAP ESM モジュールのキャッシュ機能

Enterprise Server 7.0 以降では、MLDAP ESM モジュールに LDAP 検索結果キャッシュ機能が実装されています。この機能を有効にすると、最適な LDAP 検索 (エラーではなく、空であっても、結果を返す検索) の結果が一定期間保存されます。後続の要求でこれらの結果が必要になった場合、キャッシュから結果が返されるため、LDAP サーバーへのクエリにおけるネットワークおよび処理の待ち時間が短くなります。

キャッシュ機能を使用すると、システム パフォーマンスが大幅に向上しますが、LDAP リポジトリ内の外部セキュリティ情報に対する変更を呼び出す際に追加のオーバーヘッドおよび遅延が発生します。