このトピックでは、ソート機能に関連する環境変数の一覧を示します。
構文
SET MFJSENGINE=value
例
デフォルト
デフォルトは DFSORT です。
メインフレーム エミュレーションで実行されていない COBOL ソートの場合、環境変数 MFJSTATS を ON に設定すると、SYSOUT に表示される、SORT の統計を含むレポートが作成されます以前の SORT のレポート ファイルがすでにある場合は、新しい統計が以前の統計の最後に付加されます。
メインフレーム エミュレーションを使用して COBOL ソートを実行する場合は、JCL 文を変更することで統計レポートを作成できます。
構文
SET MFJSTATS=switch
パラメーター
switch レポート作成の ON と OFF を切り替えます。デフォルトは OFF です。
構文
SET SORTCOMPRESS=n
パラメーター
n - 圧縮が有効かどうかを示す整数。0 (ゼロ、デフォルト) の場合は、圧縮が有効になっていないことを示し、正の整数の場合は、圧縮が有効であることを示します。圧縮を有効にすると、ソート レコードの run-length 符号化が可能になり、レコードに複数の繰り返し文字が含まれている場合のパフォーマンスが大幅に向上します。
説明
この変数は、メモリ使用量を改善してソートのパフォーマンスを向上させるのに非常に効果的であるため、ソート レコードに複数のスペースなどの単一の繰り返し文字が多数含まれている場合に推奨されます。
例
SET SORTCOMPRESS=5
構文
SET SORTSCHEME=1
構文
SET SORTSPACE=n[K|k|M|m|G|g]
パラメーター
n[K|k|M|m|G|g SORT 操作用に内部ワークスペースに割り当てられるメモリの量。K または k はキロバイト、M または m はメガバイト、G または g はギガバイトを表します。文字なしはバイトを意味します。デフォルトは 1 メガバイトです。
説明
SORTSPACE に大きい値を指定すると通常、ソート速度が向上します。ただし、コンピューターの主メモリ容量を超える値を指定すると、オペレーティング システムが使用可能なメモリを検索しなければならなくなり、パフォーマンスが低下します。
例
SET SORTSPACE=1024K
構文
SET SORTTEMPSPACE=n[K|k|M|m|G|g]
パラメーター
n[K|k|M|m|G|g] SORT 操作用の一時ワークスペースに割り当てられるメモリの量。K または k はキロバイト、M または m はメガバイト、G または g はギガバイトを表します。文字なしはバイトを意味します。割り当てることができるメモリの最小量は 32 メガバイトです。
説明
SORTTEMPSPACE によって、SORT で使用するメモリの割り当てを調整でき、一般にメモリ断片化の影響を受けるシステムのパフォーマンスを向上できます。
例
SET SORTTEMPSPACE=250MB
構文
SET SORTTYPE=2