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動的長基本項目の比較

一般形式:

動的長の比較

一般規則:

  1. 比較条件における 2 つの動的長基本項目の比較では、現在の長さが比較される。その後、該当する場合は次の規則に従って内容が比較される。
    1. 動的長基本項目の長さが等しい場合、2 つの固定長項目に対する同じサイズの作用対象であるものとして内容が比較される。
    2. 動的長基本項目の長さが等しくない場合、2 つの項目のうちの長い方が大きい作用対象と見なされる。いずれの作用対象の内容であるかは問わない。
  2. 動的長基本項目を固定長項目と比較する場合、動的長基本項目は、動的長基本項目の現在の長さと同じ長さの固定長項目であるものとして扱われる。

次の 2 つの動的長基本項目を使用する。

01 color1 PIC X DYNAMIC.01 color2 PIC X DYNAMIC.

この 2 つの項目を次のように比較する。

MOVE "gray " to color1. MOVE "gray" to color2. IF color1 IS EQUAL TO color2 THEN DISPLAY "color match" ELSE DISPLAY "color mismatch" END-IF.

color1 の長さ (実行時に動的に 5 に設定) と color2 の長さが異なるため、結果は「color mismatch」となる。長さが異なると判定されるため、2 つの項目の内容は検査されない。