データベース接続

各 OpenESQL プリプロセッサ オプション (ODBC および ADO) で、明示的接続または暗黙的接続のいずれかを使用してデータベースへの接続を作成する必要があります。
重要: 接続を確立する前に、適切なドライバーまたはデータ プロバイダー (あるいはその両方) をインストールし、データ ソース名を作成しておく必要があります。OpenESQL プリプロセッサ型ごとに別の構成が必要です。

明示的接続 (推奨)

明示的接続とは、CONNECT 埋め込み SQL 文を使用してプログラム コード内で確立し、DISCONNECT 埋め込み SQL 文を使用して切断する接続のことです。これにより、実行時に必要に応じて複数のデータベースに接続できます。

プログラムが複数のデータ ソースまたはデータベースにアクセスする場合は、明示的接続を使用してください。

詳細については、CONNECT および DISCONNECT の埋め込み SQL のトピックを参照してください。

注: ODBC 接続の場合にのみ、プログラムが異常終了した場合に明示的に切断して自動的にロールバックを実行するように指定できます。詳細については、INIT コンパイラ指令オプションのトピックを参照してください。

暗黙的接続

暗黙的接続とは、コンパイル時に SQL コンパイラ指令オプションにより定義される接続のことです。この方法は、1 つのデータベースにつき 1 つの接続を確立します。プログラムがアクセスするデータベースが 1 つだけである場合に、この方法を使用します。

INIT、DB、および (場合により) PASS コンパイラ指令のオプションを組み合わせて接続を作成します。
  • INIT - データ ソース名を指定します
  • DB - データベースを指定します
  • PASS - ユーザー ID およびパスワードを提供します (要求された場合)

プログラムの終了時に、OpenESQL がデータ ソースとの接続を自動的に切断します。

重要: ADO.NET では暗黙的接続の使用はサポートされません。