ESF キャッシュ

ESF は、セキュリティ要求の結果をキャッシュ (記憶) する機能をサポートしています。これにより、構成済みのセキュリティ マネージャーに対する呼び出しの一部が不要になるため、場合によっては劇的にパフォーマンスが向上します。

ESF キャッシュには 2 つのタイプがあります。ESF マネージャー自体で結果をキャッシュできます。要求が ESF キャッシュ内の要求と一致する場合、ESM モジュールは呼び出されず、キャッシュされている結果が返されます。また、ESF には取得に多くのリソースを要することがある情報を ESM モジュールでキャッシュするためのメカニズムがあります。Visual COBOL 7.0 以降では、MLDAP ESM モジュールはこの機能を使用して LDAP 検索の結果をキャッシュできます。詳細については、「MLDAP ESM モジュール」を参照してください。