プロジェクト内のファイルのプロパティがプロジェクトのプロパティで設定されているものと異なる場合、ファイル プロパティはプロジェクトのプロパティよりも優先されますが、IDE 相当の [追加指令] で指定された指令は優先されません。これにより、ビルド時に予期しないビルドの問題が発生する可能性があります。
このような問題を回避するために、Visual COBOL では、[追加指令] で指定された指令を、プロジェクトのプロパティに相当するものに変換できます。[プロジェクト プロパティの追加指令を確認する] オプションがオンになっている場合、ソリューションを開くと、Visual COBOL はソリューション内のプロジェクトで [追加指令] として指定された指令をすべて確認します。IDE 相当の指令がある場合、それらの指令をプロジェクトのプロパティに変換することを推奨する [プロジェクト プロパティのアップデート] ダイアログ ボックスが表示されます。
並列コンパイルに使用する CPU の最大数を指定します。この値は、コンピューターの CPU の数に自動的に設定されます。
ネイティブ プロジェクトの並列コンパイルを有効にするには、プロジェクトのプロパティの [COBOL] ページで [Multi-processor compilation] をオンにします。
デフォルトでは無効になっています。このオプションをオンにすると、以前の製品リリースで作成されたアプリケーションを再リンクする必要があるかどうかを Enterprise Developer で確認できます。既存の実行可能ファイルまたは .dll をアプリケーションの再コンパイルなしで自動的に新しいバージョンの C ランタイム システムに再リンクする方法の詳細については、「アプリケーションの再リンク」を参照してください。これには元のオブジェクト コード (.obj) が必要です。