テストの作成

単体テスト ライブラリは、テスト ケースを格納するためのプロジェクト タイプです。このタイプのプロジェクトは、スタンドアロン プロジェクトとして作成するか、テスト対象のアプリケーション ロジックがすでに含まれているソリューション内に作成できます。

スタンドアロン プロジェクトの場合は、テスト対象のソース コードをテスト ケースに直接追加する必要があります。Micro Focus Unit Testing Framework が最も効果を発揮するのは、テスト対象のソース コードがすでに含まれているソリューション内に単体テスト ライブラリ プロジェクトを作成する場合です。

後者の場合、テスト ケースをソリューション内の他のリンク ライブラリ プロジェクトで呼び出すことができます。そのため、可能であれば、ユーザー インターフェイス コードとロジック コードを別々のプロジェクトに分けることをお勧めします。

テスト ケースは、テスト プログラム (単体テスト ライブラリ内の .cbl ファイル) に格納されます。既存のアプリケーション ロジックからテスト プログラムを作成すると、既存のロジックで直接呼び出せるようにするために、テスト プログラムにいくつかの要素が追加されます。

このインフラストラクチャが確立された後、テスト ケースのコーディングを開始できます。これには、セットアップ セクション (テスト環境を適切に設定)、テスト自体 (ソース コードで呼び出され、成功か失敗かに基づいてアサーションを生成)、およびティアダウン セクション (以降のテストに悪影響を及ぼさないようにテスト実行後に環境を整理) が含まれます。

テスト ケースに関連するメタデータをコーディングできるようにする 4 番目のセクションもあります。ほとんどのメタデータはオプションですが、一部のテスト (データ駆動型テスト) では、メタデータを使用してデータのソースを設定する必要があります。詳細については、「動的なメタデータの使用」を参照してください。