この COBOL システムでは、USAGE 句は、以下の RM/COBOL 動作をサポートしている。
書き方 1 の一般形式
サポートされている USAGE 句の書き方は次のとおり。
書き方 2 の一般形式
サポートされている USAGE 句の書き方は次のとおり。
一般構文規則
- COMP および COMPUTATIONAL は同意である。
- COMP-1 および COMPUTATIONAL-1 は同意である。
- COMP-3 および COMPUTATIONAL-3 は同意である。
- COMP-4 および COMPUTATIONAL-4 は同意である。
- COMP-5 および COMPUTATIONAL-5 は同意である。
- COMP-6 および COMPUTATIONAL-6 は同意である。
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USAGE 句は任意のレベルに記述できる。集団項目のレベルに USAGE 句を書く場合、その集団に属する各基本項目に対してその USAGE 句が適用される。基本項目の USAGE 句は、その項目が属する集団の USAGE 句と矛盾してはならない。用途が COMPUTATIONAL-4、COMP-4、COMPUTATIONAL-5、COMP-5、または BINARY の場合は、バイナリ割り当てオーバーライドを任意のレベルに記述してそのレベルの USAGE 句の一部とすることができる (省略してもよい)。記述する場合、バイナリ割り当てオーバーライドでは、その項目を包む集団の USAGE 句で指定されている値と異なる値を指定できる。集団構造内のバイナリ割り当てオーバーライドに関する規則は次のとおり。
- USAGE 句を集団レベルで記述し、COMPUTATIONAL-4、COMP-4、COMPUTATIONAL-5、COMP-5、または BINARY の用途を指定して、用途型の後に割り当てオーバーライド n をかっこ内に書いた場合は、割り当てオーバーライド n が、その集団の基本項目のうち、USAGE 句を指定しない、かつ USAGE 句を指定する上位レベル番号の別のグループにも属さない各基本項目に適用される。
- USAGE 句を集団レベルで記述し、COMPUTATIONAL-4、COMP-4、COMPUTATIONAL-5、COMP-5、または BINARY の用途を指定して、割り当てオーバーライド n を書かなかった場合は、構成済みのバイナリ割り当て方式が、その集団の基本項目のうち、USAGE 句を指定しない、かつ USAGE 句を指定する上位レベル番号の別のグループにも属さない各基本項目に適用される。
書き方 2 の構文規則
- n は、データ項目に割り当てるバイト数を指定する。n の値は、1 以上、16 以下でなければならない。
一般規則
- この COBOL システムでこれらのデータ型の RM/COBOL 動作をエミュレートするには、DIALECT"RM" コンパイラ指令を使用してプログラムを翻訳する。