DevPartner Studio Professional Editionは、マネージ コードおよびアンマネージ コードに幅広く対応しています。パフォーマンス、セキュリティ、メモリの使用率の向上やテストの進捗管理の徹底など、さまざまな観点からの機能提供により高品質なアプリケーション開発を実現します。
DevPartner StudioをインストールするとVisual Studioの統合開発環境のメニューに追加され、テストとソースコードの修正で画面を切り替える必要がなく、開発生産性を高めることができます。
静的ソースコード解析、実行時エラー検出、カバレッジ分析、パフォーマンス分析、メモリ分析などの強力な分析機能を提供。これらの機能により、ソースコードがコーディング規約にあっているか、テスト漏れはないか、あるいはメモリ、パフォーマンス問題を分析し、問題箇所を迅速に特定します。
パフォーマンス分析では、コールグラフでメソッドのパフォーマンスを詳細に分析、また、メモリ分析では、グラフィカルにメモリ使用状態をリアルタイム表示するなど、問題箇所を効率よく検出します。さらに、定量化された分析結果からは問題のあるソースコードの行単位まで特定できるので、修正にかかる工数を削減し生産性の向上を実現します。
静的ソースコード解析/カバレッジ分析/パフォーマンス分析/パフォーマンスエキスパート/エラー検出では、ブラウザベース(.HTML/.HTM)の視認性の高いレポートを生成することが出来ます。レポートのカスタマイズも可能であり、品質管理責任者や開発部門責任者向けのエビデンスとしてご活用いただけます。
静的ソースコード解析では、コンパイル後にソースコードを静的に解析します。MSDNをベースとした解析用ルールにより、パフォーマンスやセキュリティなど注意すべき項目を、開発者自身によってソースコードをレビューできます。また、自社独自のカスタムルールを追加できるのでコーディング規約遵守の徹底をはかることができます。これにより、開発初期段階で潜在的なエラーをチェックできるので後工程への持ち越しを防ぎ、修正コストを削減します。
パフォーマンス分析では、アプリケーション実行時にバックグランドで動作し、セッション単位でパフォーマンス情報をすばやく収集し、チューニングに必要な分析結果を直感的にわかり易いユーザーインターフェースで提供。これにより、ボトルネックを効率よく検出し、パフォーマンスチューニングにかかる工数を短縮します。
メモリ分析では、オブジェクトやクラスが消費しているメモリ量をリアルタイムに表示し、メモリ内に残っているオブジェクト参照の追跡や、メモリを確保しているメソッド内のソースコード行を特定することができます。これにより必要以上に多くのメモリを消費しているコードを簡単に特定できるので、最適化を行うことによって、実行時のパフォーマンス改善、リソースの効果的な利用が可能になります。
パフォーマンスエキスパートは、.NET Framework 上で稼動するアプリケーションのCPUの使用率、ファイル・ディスクI/O、ネットワークI/Oおよびスレッドの待ち時間などから、より高度なパフォーマンス分析を実現します。
カバレッジ分析では、メソッド、関数、ステートメント単位でのカバレッジ情報を収集。アプリケーション、コンポーネント、モジュール単位で集計するので、どの範囲のコードがどの程度詳しくテストされているかを詳細に把握できます。また、複数のカバレッジ情報をマージできるので、プロジェクト全体のカバレッジ データを取得することができ、テスト漏れを予防します。
実行時エラー検出(旧BoundsChecker)は、プログラムを実行するだけでActive X、COMや8,700以上のAPIやOLEの検証が可能です。また、実行ファイル、DLL、サードパーティ製のモジュールやOLEコンポーネントのエラーも検出できます。さらに、メモリリークやリソースリークだけでなく、スタティックエラー、スタックエラー、デッドロックなどの発生箇所を特定します。
*1 マネージ/アンマネージ コード対応
API/COMのエラー |
COMインターフェース エラー、パラメータ エラーなど
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メモリエラー |
ダイナミック メモリ オーバーラン、メモリのアロケーション、スタティックメモリ、スタックメモリなど
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デッドロック関連のエラー |
デッドロック、スレッドデッドロック、イベント エラー、ハンドルエラー、リソースの使用やネーミング エラーなど
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ポインター/リークエラー |
インターフェース リーク、メモリリーク、リソースリークなど
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