Micro Focus製品登録ユーザ様 各位、 2004年 6月 11日 マイクロフォーカス 技術部 (このメールは、Micro Focusソフトウェア製品の保守サービス登録ユーザ様 で、E-mailアドレスをお聞きしているお客様を対象に自動送信させて頂いて おります。) 件名: Micro Focus Server Expressのリリースアップのご案内 毎々弊社製品をご利用くださいまして誠にありがとうございます。 ソフトウェア製品のアップデートに関してご連絡申し上げますので、Server Express製品をご利用のお客様はご一読ください。 Server Expressのリリースアップについては、随時弊社Webサイト http://www.microfocus.co.jp/support/fixpacks.asp にてご案内しております。このたび、6/30(水) より以下の新リビジョンが販 売開始になります。 Micro Focus Server Express 4.0 J for AIX Micro Focus Application Server 4.0 J for AIX Micro Focus Server Express 4.0 J for Sparc Solaris Micro Focus Application Server 4.0 J for Sparc Solaris Micro Focus Server Express 4.0 J for PA-RISC HP-UX Micro Focus Application Server 4.0 J for PA-RISC HP-UX Micro Focus Server Express 4.0 J for Itanium 2 HP-UX Micro Focus Application Server 4.0 J for Itanium 2 HP-UX Micro Focus Server Express 4.0 J for Tru64 Micro Focus Application Server 4.0 J for Tru64 Micro Focus Server Express 4.0 J for x86 Linux Micro Focus Application Server 4.0 J for x86 Linux Micro Focus Server Express 4.0 J for IBM zSeries Linux Micro Focus Application Server 4.0 J for IBM zSeries Linux それぞれの製品の旧版の保守サービス契約期間内のお客様は、無償でアップデ ートを入手できますので、このメールへの返信で、ユーザ登録番号とシリアル 番号を明記の上、お申し付けください。 なお、事務手続き上の理由により無償アップデートの配布は、7月7日以降となりま す。何卒ご了承下さいますようお願いいたします。 (1) 稼働環境 ・AIX 5.1, 5.2 ・Solaris 8/9 ・HP-UX 11/11i (PA-RISC)、HP-UX 11.23 (Itanium 2) ・Tru64 V5.1B ・x86 Linux (SUSE Enterprise Linux 8, Turbolinux Enterprise Linux 8, Red Hat Enterprise Linux version 3 [AS/ES/WS], Miracle Linux 3.0) ・zSeries Linux(SUSE Enterprise Linux 8) (2) 主な新機能 Micro Focus Enterprise Server による Direct COBOL Webサービス Micro Focus Enterprise Server による Micro Focus J2EEコネクタ Interface Mapping Toolkit - 既存COBOLインターフェイスをWebサービス、EJBのインターフェイスに 変換する支援ツール COBOL文法によるXMLアクセス ISO2002規格準拠のオブジェクト指向COBOL構文 Unicodeデータ型のサポート Java 64 bitとの相互運用性サポート Miracle Linux 3.0 の追加サポート mfsort の INCLUDE/OMIT のサポート HOSTARITHMETIC指令による算術演算桁あふれ時の切り落とし その他 (3) 障害改修・機能改善 #5134 Windows上の Fileshareサーバーにアクセスできない #5423 COPY REPLACING文で日本語文字が置換されない #5496,#5667,#5898 etc リブート直後のプログラム実行で ASLM: shm open fail #5606 長いDISPLAY文のコンパイルで無限ループ #5718 DB2(NOACCESS) を指定してもパッケージが作成される #5819 入れ子プログラムを DB2指令でコンパイルできない #6085 ZEROLENGTHFALSEでコンパイル中にアベンド #6136 SPZERO指令の gntコード生成中に FATAL ERROR #6209 DEBUG MODE OFFでコンパイルの警告メッセージ その他 (4) 旧リリースからの互換性 o ソース互換性があります。 o 旧版の Server Express でコンパイルされた .gnt .int は、バイナリの そのままで、4.0 J の実行環境下で動作します。 ただし、障害改修や性能改善がなされていますので再コンパイルをお薦めしま す。 o 旧版の Server Express でコンパイルされた実行形式、または共有ライブ ラリは、4.0 J の開発環境下で再リンクする必要があります。オブジェクトコ ードの再コンパイルは必須ではありませんが、障害改修や性能改善がなされて いますので再コンパイルをお薦めします。 o 旧リリースで作製されたCOBOLデータファイルはそのまま利用可能です。 o 以下のオペレーティングシステムはサポートされなくなりました: - AIX 4.3.3 - Solaris 7 - Itanium 2 HP-UX 11.22 - Tru64 5.0, 5.1A - Red Hat Enterprise Linux 2.2 (5) リリースアップの手順 o インストール済みの Server Express のライセンスは、開発環境、実行環 境とも、そのまま使用できます。 o 現在インストールされている Server Express はそのままにしておき、異 なるディレクトリ (/usp/lib/cobol40 など) に新たにインストールしてくださ い。 o 2.2 のライセンスがインストール済みの環境に 4.0 をインストールすると、 インストール時に「ライセンスマネージャのバージョンアップを行うかどうか」 と言う旨のメッセージが出ますので、ここで Y(es) を選択してください。 これで 2.2 と 4.0 が両方使用できるようになります。 o このバージョンからドライバファイルのインストール先ディレクトリは、 なくなりました。PATH環境変数には $COBDIR/bin を追加指定してください。 o COBDIR、LIBPATH、LD_LIBRARY_PATH、SHLIB_PATH、PATH の環境変数を切り 替えて、新リリースの使用をはじめてください。問題があれば、環境変数の設 定を戻すことによって、いつでも旧リリースの使用に戻すことができます。 o PATH は /usr/bin より先に $COBDIR/bin を、指定してください。そうで ないと、cobコマンドなどが旧版を使用してしまいます。 o 開発プロジェクト、運用プロジェクトの移行が完全に終了したら、旧版の インストール先ディレクトリを削除してください。 以上、 **************************************** TEL (03) 5793-8550 : FAX (03) 5793-8548 MF SupportLine Freedial : 0120-090985 E-Mail : jp.cobol.support@microfocus.com URL : http://www.microfocus.co.jp ****************************************