この Readme には、Micro Focus® Enterprise Developer for Linux and Unix に関する情報が記述されています。
Enterprise Developer は IBMメインフレームアプリケーションの開発のための最も先進的でモダンな環境を提供し、 COBOL (Enterprise COBOL, COBOL for 390, COBOL for MVS, VS COBOL/2など), JCL (JES2, JES3, VSE), CICS/ESA, IMS DB/DC をサポートします。
Micro Focus Enterprise Developer for Linux and Unix パッケージは次の製品で構成されています。
この Readme には製品ヘルプに記載がない情報が含まれている場合があります。 製品をインストールする前に、Readme 全体を必ずご一読ください。
この Readme は、次の項で構成されています。
次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。
Eclipse の一部の以前のバージョンもサポートされています。 お使いのマシン上にインストールされている Eclipse の他のインスタンスに Enterprise Developer をインストールする場合は、 「Enterprise Developer の Eclipse の他のインスタンスへのインストール」を参照してください。
デフォルトでは、製品をインストールすると、最新バージョンの Microsoft Windows 10 SDK と Microsoft Build Tools for Visual Studio 2017 が既定の場所にインストールされます。
これらのパッケージの他のバージョンを使用する必要がある場合、または、デフォルト以外の場所にインストールされているパッケージを使用する必要がある場合は、 インストール後に cblms コマンドライン ユーティリティを使って構成します。詳細については、Microsoft Build Tools および Windows SDK パッケージの管理を 参照してください。
[ここからはじめよう > 製品情報 > 既知の問題点と制限事項 > Eclipse IDE > Java Support Considerations for Eclipse]
サポートされるソフトウェアの詳細については、「ソフトウェア要件」および「追加のソフトウェア要件」を参照してください。
ソフトウェア | 要件 |
統合開発環境 | Eclipse 4.8 - Enterprise Developer のセットアップ時にインストールされます。 |
Eclipse 4.7 もサポートされます。* | |
Java | Eclipseを実行するには64ビットの Java 8 が必要です。 |
アプリケーションを実行する場合、Java 8(32または64ビットバージョン)および 11(64ビットのみ)がサポートされます。 | |
Java アプリケーション サーバー | Tomcat 9.0.x |
JBoss EAP 7.1.x ( ここで JCA の場合、x >= 4 )、7.2.x | |
Oracle WebLogic 12.2.1 | |
IBM WebSphere 9.0 および Liberty 19.0.0.x ( ここで JVM COBOL の場合、 x >= 12 ) | |
リレーショナル データベース | Oracle 18c および 19c |
Microsoft SQL Server 2014, 2016, 2017, 2019 | |
IBM DB2 LUW 10.5, 11.1, 11.5 | |
EDB PostgreSQL 10.x ( ここで x >= 5 )、11.x | |
MySQL 5.7 | |
ミドルウェア | IBM MQ WebSphere 8.0 |
* 「Enterprise Developer の Eclipse の他のインスタンスへのインストール」を参照してください。
次のアプリケーション サーバーは、次の JDK を使用してサポートされています:
アプリケーション サーバー | JDK バージョン(ベンダー) | コンテナ サポート バージョン |
Tomcat 9.0.X | 1.8 (AdoptOpenJDK) | Servlets 2.5 |
JBoss EAP 7.1.4 | 1.8 (Oracle) 1.8 (AdoptOpenJDK) |
Servlets 2.5 |
WebLogic 12.2.1 | 1.8 (Oracle) | Servlets 2.5 |
WebSphere 9.0 | 1.8 (IBM) | Servlets 2.5 |
使用する JDK はお使いのアプリケーション サーバー のドキュメントで確認してください。JDK は次の目的に使用されます:
JDK をインストールした後、Java 環境をセットアップする必要があります。
注:JDK が必要です。Oracle JDK は Oracle の Web サイトから、また、AdoptOpenJDK の OpenJDK は、 AdoptOpenJDK のサイト からダウンロードできます。
Interface Mapping Toolkit で生成された EJB の配置する場合の Java EE のサポートは次の通りです:
アプリケーション サーバー | JDK バージョン(ベンダ) | Java EE | COBOL RA | CICS RA および ECI |
JBoss EAP 7.1.x ( ここで JCA の場合、x >= 4 )、7.2.x | 1.8 (Oracle) 1.8 (AdoptOpenJDK) |
7 | X | X |
Oracle WebLogic 12.2.1 | 1.8 (Oracle) | 7 | X | |
IBM WebSphere 9.0 および Liberty 19.0.0.x ( ここで JVM COBOL の場合、x>=12 ) | 1.8 (IBM) | 7 | X | X *1 |
Tomcat 9.0.x *2 | 1.8 (AdoptOpenJDK) |
*1 CICS RA および ECI は、IBM WebSphere 9.0 でのみサポートされます。
*2 Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。 Micro Focus の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。 Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。
使用する JDK はお使いのアプリケーション サーバー のドキュメントで確認してください。JDK は次の目的に使用されます:
JDK をインストールした後、Java 環境をセットアップする必要があります。
CICS Web サービスを使うには、最初に IBM の CCSID の変換テーブルがインストールされている必要があります。詳細については CCSID Conversion Tables を参照してください。
Enterprise Developer コマンドプロンプトからコード分析を行うには Apache Ant が必要です。 Apache Ant はApache ウェブサイトからダウンロードできます。
JVM COBOL コードの実行やネイティブ COBOL と Java の相互運用機能の使用では、Java 8(32ビットまたは64ビット)および Java 11(64ビットのみ)がサポートされます。 Eclipse IDE を実行するには、Java 8 (64ビット) が必要です。推奨される最小バージョンは AdoptOpenJDK の OpenJDK 8 (u202) with Hotspot です。 デフォルトインストールの際、このバージョンの Java がインストールされます。 AdoptOpenJDK の OpenJDK 8 with Hotspot は、AdoptOpenJDK のサイト からダウンロード して、マシン上の任意のディレクトリにインストールできます。 ビルド済のバイナリの圧縮ファイルの場合は、適切な場所に解凍してから、解凍先のディレクトリ内の bin ディレクトリのパスを PATH 環境変数の先頭に追加すれば使用することができます。 また、インストーラ形式の場合は、インストーラ実行時に、環境変数の設定を選択してインストールすることが可能です。
CTF Viewer には Microsoft .NET Framework 2.0 以降が必要です。Microsoft .NET のダウンロードサイトから入手できます。
COBSQL アプリケーションを配布する前に、配布先環境において、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
機能/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X |
Oracle の XA スイッチモジュールは、COBSQL (Pro*COBOL) 用のものが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。
COBSQLは次のデータベース プリプロセッサをサポートします:
x86 および x86-64プラットフォーム 上で Oracle で使用するため COBSQL でコンパイルする場合、COBSQL 指令 NOMAKESYN を使用しないでください。 この指令があると COMP ホスト変数が有効になり、 これらは、Intel プラットフォーム上では、Oracle 側が期待するネイティブのバイトオーダと互換性がないためです。
このバージョンでは、COBSQL は Oracle 18c および 19c でテストされています。
HCO for DB2 LUW アプリケーションを開発または配布する前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
機能/プラットフォーム | ネイティブ COBOL 32 ビット | ネイティブ COBOL 64 ビット | PL/I 32 ビット | PL/I 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X | X | X |
DB2 の XA スイッチモジュールは、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で提供されており利用可能です。
HCO for DB2 LUW は次のデータベース プリプロセッサをサポートします:
Host Compatibility Option では次のいずれかのソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります:
このバージョンでは、HCO for DB2 LUW は 10.5、11.1 および 11.5 でテストされています。
HCOSS アプリケーションを開発または配布する前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
機能/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X |
本番用マシンからアプリケーションをバインドしたい場合は、以下の追加のソフトウェアをインストールします:
このバージョンでは、HCO for SQL Server は SQL Server 2014、2016、2017 および 2019 でテストされています。
機能/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X |
MBDT ツールセットは OpenESQL アプリケーションにより構成されているもので、ODBC を使用するネイティブ コードです。詳細については データベース アクセス の OpenESQL を参照してください。
このバージョンでは、MBDT は以下でテストされています:
OpenESQL アプリケーションの開発や配布の前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。
機能/プラットフォーム | ネイティブ / JVM COBOL 32 ビット |
ネイティブ / JVM COBOL 64 ビット |
PL/I 32 ビット | PL/I 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X | X | X |
ODBC の 1 フェーズ・コミット、SQL Server および PostgreSQL (EAP:早期導入プログラム) のスイッチ モジュールが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。
OpenESQL は、JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバーを使用した、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。 次の表は、テストされた DBMS と対応する JDBC ドライバーファイル名です:
テストされた DBMS バージョン | JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバー |
DB2 LUW 10.5
DB2 LUW 11.1 DB2 LUW 11.5 |
db2jcc4.jar (および db2jcc_license_cu.jar) |
Oracle 18c および 19c | ojdbc7.zip *1 |
Microsoft SQL Server 2014
Microsoft SQL Server 2016 Microsoft SQL Server 2017 Microsoft SQL Server 2019 |
sqljdbc4.jar *2 |
PostgreSQL 10.5 および 11.x | postgresql-42.0.0.jre7.jar |
*1 一部の Oracle JDBC ドライバーは、.jar ファイルではなく、.zip ファイルとして配布されています。 *2 Windowsプラットフォームでは、Windows認証を使用していない場合、追加のリソースは必要ありません。 4.0 以降のドライバーバージョンで Kerberos 認証を使用している場合は、統合認証を必要としない場合でも、ドライバーのマニュアルに記載されているように追加の構成を行う必要がある場合があります。 Linux および UNIX プラットフォームでは、追加のリソースは必要ありません。 |
JDBC DataSource オブジェクトを利用するには、JNDI サーバーをインストールして構成する必要があります。
このバージョンでは OpenESQL は以下でテストされています:
注:Micro Focus は PostgreSQL および MySQL との互換性を提供しますが、 これらのオープンソース プロジェクトに対する直接的な貢献やサポートは行っておりません。これらの DBMS の機能に関するすべての問題は、オープンソース サポート ベンダーを通じて解決する必要があります。
次のサポートが将来のリリースで予定されています:
機能/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 Windows | X | X |
DSNREXX は OpenESQL アプリケーションとしてサポートされる ODBC を使用するネイティブ コードです。 追加のソフトウェア要件については、この ReadMe の「データベースアクセス - OpenESQL」を、 また、詳細については「DSNREXX サポート」を参照してください。
このバージョンでは、DSNREXX は以下でテストされています:
IBM WebSphere MQ バージョン 7以降
プラットフォーム | セットアップ ファイル サイズ | インストールに必要なディスク容量 | 製品の実行に必要なディスク容量 | Sentinel RMS ライセンスサーバー |
POWER running AIX | 601 MB | 2.40 GB | 1.20 GB | 41 MB |
HP IA | 1.03 GB | 4.10 GB | 2.05 GB | 79 MB |
System Z running Red Hat Linux | 485 MB | 1.95 GB | 970 MB | 39 MB |
x86-64 running Red Hat Linux | 743 MB | 2.98 GB | 1.49 GB | 50 MB |
SPARC running Solaris | 603 MB | 2.42 GB | 1.21 GB | 42 MB |
System Z running SUSE SLES | 348 MB | 1.40 GB | 696 MB | 39 MB |
x64 running SUSE SLES | 501 MB | 2.01 GB | 1.01 GB | 50 MB |
x86-64 running CentOS | 743 MB | 2.98 GB | 1.49 MB | 50 MB |
次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。
Red Hat 8.1 では、pax はデフォルトでインストールされません。OS の ISO イメージファイルを使って spax をインストールする必要があります。インストールするには、コマンド yum install spax などを使用します。
SELINUX=disabledこれにより、サーバーの起動時に Micro Focus ライセンス デーモンが起動され、Micro Focus ツールおよびプログラムが正常に動作します。
なお、64 ビット OS 上では 32 ビット ライブラリはデフォルトではインストールされないので、製品のインストールを実行する前に、選択してインストールする必要があります。
ライブラリ | 32 ビット ライブラリ名 | 64 ビット ライブラリ名 | プラットフォーム | |||||
s390 | SUSE 12 | SUSE 15 | Red Hat 6.x | Red Hat 7.x | Red Hat 8.x | |||
glibc | glibc-*.i686 | glibc-*.x86_64 | glibc-*.s390 | X | X | X | ||
libgcc | libgcc-*.i686 | libgcc-*.x86_64 | libgcc-*.s390 | X | X | X | ||
libstdc++ | libstdc++-*.i686 | libstdc++-*.x86_64 | libstdc++-*.s390 | X | X | X | ||
glibc-locale | glibc-locale-32bit | glibc-locale-2 | X | X | ||||
glibc-devel | glibc-devel-*.i686 | glibc-devel-*.x86_64 | glibc-devel-*.s390 | X | X | X | ||
elfutils-libelf *2 | elfutils-libelf.i386 または elfutils-libelf.i686 | elfutils-libelf.x86-64 | N/A | X | X | X | ||
libelf-devel *2 | elfutils-devel.i386 または elfutils-devel.i686 | elfutilsdevel.x86-64 | N/A | X | X | X | ||
libelf-devel *2 | libelf-devel-32bit-0.137-8.19 | libelf-devel-0.137-8.19 | N/A | X | X | X | ||
libelf1 *2 | libelf1-32bit-0.137-8.19 | libelf1-0.137-8.19 | N/A | X | X | |||
gcc *2 *3 | gcc*x86_64 | X | X | X | X | X | X | |
cpp *2 *3 | cpp*x86_64 | X | X | X | ||||
ld *2 | Binutils*.i686 | Binutils*x86_64 | X | X | X | X | X | X |
SUSE 12/15 は、Enterprise Developer の64ビットのみがインストール可能であるため、必要なライブラリは64ビットのみです。 ただし、glibc-locale-32bit ライブラリは、SafeNet Sentinel ライセンス コンポーネントで必要になります。
*1 core_on_error ランタイム変数を使用する場合には gdb が必要です。 gdb パッケージ(GNU プロジェクトデバッガ)はお使いの OS インストールメディアからインストールすることができます。
*2 PL/I サポートで必要な OS ライブラリです。
*3 COBOL でリンクされた実行可能ファイルや共有ライブラリを作成する場合に必要な OS ライブラリです。
X 印のライブラリは、別途インストールする必要があります。
詳細情報については Red Hat 社のサイトをご確認ください。
注:
JVM COBOL コードを実行する場合、次の環境変数を設定する必要があります。
*1 PLI コンポーネントを利用する場合の必須パッケージです。このファイルはインストーラによりインストール済みであるかチェックされます。
次のアプリケーション サーバーは、次の JDK を使用してサポートされています:
アプリケーション サーバー | JDK バージョン(ベンダー) | コンテナ サポート バージョン |
Tomcat 9.0.X | 1.8 (AdoptOpenJDK) | Servlets 2.5 |
JBoss EAP 7.1.4 | 1.8 (Oracle) 1.8 (AdoptOpenJDK) |
Servlets 2.5 | WebLogic 12.2.1 | 1.8 (Oracle) | Servlets 2.5 |
WebSphere 9.0 | 1.8 (IBM) | Servlets 2.5 |
注:
Interface Mapping Toolkit で生成された EJB の配置する場合の Java EE のサポートは次の通りです:
J2EE アプリケーション サーバー | JDK バージョン(ベンダ) | Java EE | COBOL RA | CICS RAs および ECI |
JBoss EAP 7.1.x ( ここで JCA の場合、x>=4 )、7.2.x | 1.8 (Oracle) 1.8 (AdoptOpenJDK)*1 |
7 | X | X |
Oracle WebLogic 12.2.1 | 1.8 (Oracle) | 7 | X | |
IBM WebSphere 9.0 および Liberty 19.0.0.x ( ここで JVM COBOL の場合、x>=12 ) | 1.8 (IBM) | 7 | X | X *3 |
Tomcat 9.0.x *2 | 1.8 (AdoptOpenJDK)*1 |
*1 JBoss EAP 7.1.4 以降における AdoptOpenJDK のサポートは、Red Hat Enterprise Linux プラットフォームに制限されます。 詳細は、RedHatのWebサイトのサポートされる構成を参照してください。
*2 Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。 Micro Focus の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。 Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。
*3 CICS RA および ECI は、IBM WebSphere 9.0 でのみサポートされます。
使用する JDK はお使いのアプリケーション サーバー のドキュメントで確認してください。JDK は次の目的に使用されます:
JDK をインストールした後、Java 環境をセットアップする必要があります。
これらのアプリケーション サーバー用の COBOL および CICS のリソースアダプタおよび ECI サポートの利用可能な状況は、UNIXプラットフォーム間で異なります。 各プラットフォームのサポート状況は次の表の通りです。
機能/プラットフォーム | JBoss EAP 7.1.4 | JBoss EAP 7.2 | WebSphere 9.0 | WebSphere Liberty 19 | WebLogic 12.2.1 | Tomcat 9.0.x 1 |
POWER running AIX | 64 ビット3 | 64 ビット3 | 64 ビット4 | 64 ビット4 | 64 ビット | |
HP IA | 64 ビット3 | 64 ビット3 | 64 ビット4 | 64 ビット | ||
System Z running Red Hat Linux | 64 ビット3 | 64 ビット3 | 64 ビット4 | 64 ビット4 | 64 ビット | |
x86-64 running Red Hat Linux | 64 ビット3 | 64 ビット3 | 64 ビット3 | 64 ビット4 | 64 ビット4 | 64 ビット |
SPARC running Solaris | 64 ビット3 | 64 ビット3 | 64 ビット3 | 64 ビット4 | ||
System Z running SUSE SLES | 64 ビット2,3 | 64 ビット3 | 64 ビット4 | 64 ビット4 | 64 ビット | |
x86-64 running SUSE SLES | 64 ビット2,3 | 64 ビット3 | 64 ビット4 | 64 ビット4 | 64 ビット |
1 Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。 Micro Focus の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。 Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。
2 JBoss EAP 7.1.4 および JBoss EAP 7.2 は、このプラットフォームで Red Hat 社によってテストされたものとしてリストされていません。
3 COBOL および CICS の両方のリソースアダプタおよび ECI がサポートされています。
4 COBOL リソースアダプタのみがサポートされています。
CICS Web サービスを使うには、最初に IBM の CCSID の変換テーブルがインストールされている必要があります。詳細については Install and Configure CCSID Conversion Tables を参照してください。
JVM COBOL コードの実行やネイティブ COBOL と Java の相互運用機能の使用では、Java 8(32ビットまたは64ビット)および Java 11(64ビットのみ)がサポートされます。 最小推奨バージョンは、AdoptOpenJDK の OpenJDK 8 (u202) with Hotspot です。 AdoptOpenJDK の OpenJDK 8 with Hotspot は、AdoptOpenJDK のサイトからダウンロード して、マシン上の任意のディレクトリにインストールできます。 ビルド済のバイナリの圧縮ファイルを、適切な場所に解凍してから、解凍先のディレクトリ内の bin ディレクトリのパスを PATH 環境変数の先頭に追加すれば使用することができます。
Enterprise Developer を使用して COBSQL、HCO for DB2 LUW または OpenESQL を使用する SQL アプリケーションを開発し配布するには、 任意のサードパーティ製ソフトウェアの必須コンポーネントがインストールされ、環境が適切に設定されている必要があります。
機能/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 running Red Hat Linux | X | X |
x86-64 running SUSE Linux | X | X |
IBM System p running AIX | X | X |
IBM System z running Red Hat Linux | X | X |
IBM System z running SUSE Linux | X | X |
Itanium running HP-UX | X | X |
SPARC running Solaris | X | X |
Oracle の XA スイッチモジュールは、COBSQL (Pro*COBOL) 用のものが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。
COBSQLは次のデータベース プリプロセッサをサポートします:
x86 および x86-64プラットフォーム 上で Oracle で使用するため COBSQL でコンパイルする場合、COBSQL 指令 NOMAKESYN を使用しないでください。 この指令があると COMP ホスト変数が有効になり、 これらは、Intel プラットフォーム上では、Oracle 側が期待するネイティブのバイトオーダと互換性がないためです。
HP-UX の場合、Oracle DBMS ルーチンの呼出し可能共有オブジェクトの作成後に、 Pro*COBOL(またはCOBSQL)を使用して、プリコンパイルしたアプリケーションを実行する場合、 次のように 環境変数 LD_PRELOAD に Oracle クライアント 呼出し可能共有オブジェクトを設定する必要があります:
LD_PRELOAD=$ORACLE_HOME/lib/libclntsh.so export LD_PRELOAD実行可能ランタイムシステムまたは Oracle のサポートを含む呼び出し可能な共有オブジェクトを作成するスクリプトが利用可能です。(UNIX 環境のみに適用されるものです。) スクリプトは、タイトル「Building and executing Pro*COBOL applications on UNIX」のナレッジベース(英文)からダウンロード可能です。
このバージョンでは、COBSQL は Oracle 18c および 19c でテストされています。
機能/プラットフォーム | ネイティブ COBOL 32 ビット | ネイティブ COBOL 64 ビット | PL/I 32 ビット | PL/I 64 ビット |
x86-64 running Red Hat Linux | X | X | X | X |
x86-64 running SUSE Linux | X | X | X | X |
IBM System p running AIX | X | X | X | |
IBM System z running Red Hat Linux | X | X | ||
IBM System z running SUSE Linux | X | X | ||
Itanium running HP-UX | X | |||
SPARC running Solaris | X | X | X | X |
DB2 の XA スイッチモジュールは、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で提供されており利用可能です。
HCO for DB2 LUW は次のデータベース プリプロセッサをサポートします:
Host Compatibility Option では次のいずれかのソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります:
このバージョンでは、HCO for DB2 LUW は 10.5、11.1 および 11.5 でテストされています。
機能/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 running Red Hat Linux | X | X |
x86-64 running SUSE Linux | X | X |
IBM System p running AIX | X | X |
DSNREXX は OpenESQL アプリケーションとしてサポートされる ODBC を使用するネイティブ コードです。 追加のソフトウェア要件については、この ReadMe の「データベースアクセス - OpenESQL」を、 また、詳細については「DSNREXX サポート」を参照してください。
このバージョンでは、DSNREXX は DB2 LUW 10.5 以降でテストされています。
機能/プラットフォーム | 32 ビット | 64 ビット |
x86-64 running Red Hat Linux | X | X |
x86-64 running SUSE Linux | X | X |
IBM System p running AIX | X | X |
MBDT ツールセットは OpenESQL アプリケーションにより構成されているもので、ODBC を使用するネイティブ コードです。詳細については データベース アクセス の OpenESQL を参照してください。
このバージョンでは、MBDT は DB2 LUW 10.5、11.1 および 11.5 また Oracle 18c および 19c でテストされています。
機能/プラットフォーム | ネイティブ / JVM COBOL 32 ビット |
ネイティブ / JVM COBOL 64 ビット |
x86-64 running Red Hat Linux | X | X |
x86-64 running SUSE Linux | X | X |
IBM System p running AIX | X | X |
IBM System z running Red Hat Linux | X | X |
IBM System z running SUSE Linux | X | X |
Itanium running HP-UX | X | X |
SPARC running Solaris | X | X |
機能/プラットフォーム | PL/I 32 ビット | PL/I 64 ビット |
x86-64 running Red Hat Linux | X | X |
x86-64 running SUSE Linux | X | X |
IBM System p running AIX | X | |
SPARC running Solaris | X | X |
ODBC の 1 フェーズ・コミット スイッチ モジュールが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。
PostgreSQL スイッチ モジュール (EAP:早期導入プログラム) は、次のプラットフォーム上で利用可能です:
OpenESQL は、JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバーを使用した、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。 次の表は、テストされた DBMS と対応する JDBC ドライバーファイル名です:
テストされた DBMS バージョン | JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバー |
DB2 LUW 10.5
DB2 LUW 11.1 DB2 LUW 11.5 |
db2jcc4.jar (および db2jcc_license_cu.jar) |
Oracle 18c および 19c | ojdbc7.zip *1 |
Microsoft SQL Server 2014
Microsoft SQL Server 2016 Microsoft SQL Server 2017 Microsoft SQL Server 2019 |
sqljdbc4.jar |
EDB PostgreSQL 10.5 および 11.x | postgresql-42.0.0.jre7.jar |
*1 一部の Oracle JDBC ドライバーは、.jar ファイルではなく、.zip ファイルとして配布されています。
|
JDBC DataSource オブジェクトを利用するには、JNDI サーバーをインストールして構成する必要があります。
このバージョンでは OpenESQL は以下でテストされています:
注:Micro Focus は PostgreSQL および MySQL との互換性を提供しますが、 これらのオープンソース プロジェクトに対する直接的な貢献やサポートは行っておりません。これらの DBMS の機能に関するすべての問題は、オープンソース サポート ベンダーを通じて解決する必要があります。
将来のリリースにおいて、以下のプラットフォームで Amazon Aurora PostgreSQL-Compatible Edition のサポートが予定されています:
IBM WebSphere MQ バージョン 7以降
この製品は、Enterprise Developer Unix コンポーネント と連携してリモート開発をするために使用することができます。
(Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いくださ い。)
C:\Users\Public\Micro Focus\Enterprise Developer\eclipse ディレクトリに、 Micro Focus プラグインが既にインストールされている、Eclipse の完全版がインストールされます。 Eclipse のバージョンは4.8です。
ede_60.exe は、次の例に示す通り、複数のパラメータを指定して、インスール方法を選択することができます:
ede_60.exe skipmstools=1
start /wait ede_60.exe /q downloadmstools=<ディレクトリ>
ede_60.exe installmstools=<ディレクトリ>
start /wait ede_60.exe /quiet
start /wait ede_60.exe /quiet InstallFolder=d:\otherdirectory
start /wait ede_60.exe /quiet InstallFolder2=c:\EclipseInstallDirectory
ede_60.exe /?
Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Enterprise Developer > Enterprise Developer for Eclipse] をクリックすると製品が起動されます。
以前に同じワークスペースで Eclipse を使っていた場合、Eclipse パースペクティブの設定が製品のインストール後リセットされません。 新機能を使うには、インストール後に次の方法で対象のパースペクティブをリセットする必要があります:
警告やエラーが表示された場合は無視をします。
製品ヘルプの『ここからはじめよう!』および『製品情報』の項を参照してください。チュートリアルやデモ・プログラムなど、入門者向けの情報が記載されています。
Enterprise Developer は 64ビットの Eclipse 4.8 で出荷されます。インストール後に、同じマシン上で利用可能な Eclipse の他のインスタンスに Enterprise Developer プラグインをインストールできます。 サポートされる Eclipse バージョンは、32ビットと64ビットの 4.7 および 4.8 です。
プラグインを他のインスタンスにインストールするために、 %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\installer に installeclipseplugins.bat という インストール ユーティリティが 提供されています。
使用方法は次の通りです:
installeclipseplugins -eclipse <EclipsePath> -version <version> [-cobdir <CobdirPath>] [-nosplash] [-installsubclipse]
パラメータの指定は次の通りです:
正常終了すると、"Installation of Eclipse update sites complete" というメッセージが出力されます。このメッセージが出力されず、エラー原因が不明である場合は、 Eclipse インスタンスのインストール ディレクトリの下の configuration ディレクトリにある最新のログファイル(.log ファイル)をみると、エラーの詳細情報を確認できる場合があります。
ユーティリティを実行すると、Enterprise Developer プラグインが指定したバージョンの Eclipse にインストールされます。
たとえば、c:\eclipse フォルダにある Eclipse 4.7 のインスタンスに Enterprise Developer をインストールする場合は、次のパラメータを使用してユーティリティを実行します:
installeclipseplugins -eclipse c:\eclipse -version 4.7 -nosplash
COBOL 開発環境における様々な操作や処理は、Microsoft が配布する Windows SDK パッケージおよび Microsoft Build Tools パッケージに含まれる 一部のファイルに依存します。
以下の場合は、Microsoft Windows SDK に依存します:
以下の場合は、Microsoft Build Tools に依存します:
標準インストールでは、利用可能な最新バージョンの Windows 10 SDK と Microsoft Build Tools for Visual Studio 2017 がダウンロードされ、既定の場所にインストールされます。
インターネットにアクセスできない環境で COBOL 製品のインストールをする場合は、 オフライン インストールを実行する前に、これらのパッケージをダウンロードし、 ネットワーク上のアクセス可能な場所に配置する必要があります。インストーラには、これらを実現するためのオプションが含まれています。downloadmstools を使用すると、必要なパッケージを指定するローカル ネットワークの場所にダウンロードできます。installmstools を使用すると、 ローカル ネットワークの場所からパッケージをオフラインでインストールできます。
上記のいずれの機能も使用しない場合は、インストール オプション skipmstools=1 を使用して、 これらの Microsoft パッケージのダウンロードとインストールをスキップできます。
これらのインストール オプションの詳細は、インストール手順に記載されています。
製品のインストール後に、COBOL 環境で使用するために、ダウンロードおよびインストールされたパッケージのバージョンを構成することができます。 パッケージのバージョンは、Microsoft Build Tools & Windows SDK 構成ユーティリティを使用して表示できます。詳細は Microsoft Build Tools および Windows SDK パッケージの管理 に記載されています。 このユーティリティを使用すると、特定のパッケージを利用する必要がある場合に、ダウンロードしたパッケージやデフォルト以外の場所に保存されているパッケージの代わりに、 代替バージョンを指定することもできます。
COBOL 開発機能の多くは、Microsoft Build Tools および Windows SDK パッケージに 依存しています。デフォルトでは、インストーラが、これらのパッケージをダウンロードし、既定の場所に インストールします。その後、インストーラは、ダウンロードしたバージョンに応じて COBOL 環境を 設定します。
インストール後は、Microsoft Build Tools & Windows SDK 構成ユーティリティ (cblms) を使用して、 使用中のバージョンを確認したり、標準以外のバージョンを使用する必要がある場合に COBOL 環境を構成することが 可能です。
たとえば、ある種類のプロジェクト (例: .NET Core) では、既定でインストールされるバージョン(Visual Studio 2017 バージョン)とは 異なるバージョンの Microsoft Build Tools (Visual Studio 2019 バージョン)が必要です。.NET Core の正しいバージョンが 既にインストールされている場合は、正しいパッケージを使用するように環境を更新するために、 製品のインストール後に cblms を実行します。
インストーラには、既定のパッケージのインストールをスキップするオプションとして、 skipmstools=1 があります。ただし、このオプションによりパッケージは両方ともスキップされるので、このオプションを使用する場合は、 必要なパッケージが既に存在しているかを確認してください。必要なパッケージの詳細については、 Microsoft パッケージへの依存 を参照してください。
cblms コマンドライン ユーティリティを使用して、COBOL 環境で有効なパッケージ バージョンの表示および設定をおこないます。
cblms <オプション>
<オプション> は以下のいずれかです:
<ms-pkg> | <ms-pkg> は、Microsoft SDK の場合は S または SDK、Microsoft Build Tools の場合は B または BT の いずれかです。 |
<path> | <path> は、パッケージ タイプの既定の場所にインストールされていない パッケージのパスです。 |
<version> | <version> は、最新バージョンが必要でない場合に更新の対象となるパッケージ バージョンです。
バージョンを指定する場合は、次の形式で指定する必要があります:
|
cblms -USDK:C:\WinSDK\10?10.0.17134.0
以前のバージョンと共存させる場合は、最新バージョンをインストールする時に、 パラメータ -installlocation(下記手順 2.) で、既存バージョンと異なる新しいインストール先のディレクトリを指定する必要があります。
また、いずれのバージョンで使用する場合でも、該当バージョンのコンポーネントのインストール先のディレクトリ下の bin/cobsetenv (下記手順 3.) を使って、環境を設定してから使用する必要があります。 -installlocation の指定がない場合はデフォルトのインストール先にインストールされます。
Enterprise Server Administration から起動される、すべての Enterprise Server プロセスは、ファイルのアクセスと作成の権限のあるプロセス ユーザー ID の下で実行されます。
デフォルトでは、インストーラはインストーラを実行するユーザーのログインIDをプロセス ユーザー IDとして使用しています。インストール後に、このプロセス ユーザー IDを変更する場合は、 $COBDIR/bin/casperm.sh を実行します。
AFS/Kerberos 認証を使用して Linux システムにログオンしている場合、 Enterprise Server のシステム管理のプロセス ユーザー ID として 利用可能なローカル ユーザー ID を確認しておく必要があります。
このユーザー ID は、インストーラを実行する前に 作成されているものである必要があります。
インストールする際には、コマンドライン パラメータ -ESadminID="ユーザー ID "で指定します。
これらのプラットフォーム製品の場合は、Micro Focus インストーラ(.zip ファイル)か、この RPM インストーラ(.bin ファイル)のうち、いずれかを選択してダウンロードしてお使いください。
RPM インストーラの場合、次の手順で .rpm ファイルが現行ディレクトリに展開されます。
chmod +x RPM_installer_name.bin
./RPM_installer_name.bin
rpm コマンド例については、以下をご参照ください。
Enterprise_Developer_6.0_プラットフォーム名.zip
インストール先に直接ダウンロードして解凍する場合は、スーパーユーザ権限で次のように unzip コマンドを使って解凍します。
unzip ./Enterprise_Developer_6.0_プラットフォーム名.zip
Windows 環境にダウンロードして解凍したファイルを、インストール先の環境に ftp でバイナリ転送しても同様です。
(Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いくださ い。)
例 bsh の場合
PATH=/usr/xpg4/bin:$PATH export PATH
設定がない場合のインストールエラー例
tar: /install_image_dir/safenet.tar: ファイルもディレクトリもありません。
install_image_dir : インストールファイルのあるディレクトリ名
設定例
例 bsh の場合 ( /usr/local/bin に tar が存在しない場合)
cd /usr/local/bin ln /usr/sfw/bin/gtar tar PATH=/usr/local/bin:$PATH export PATH
設定がない場合のインストールエラー例
remotedevinstall - unTar - エラー - /COBDIR_dir/remotedev/ant/apache-ant-1.7.1-bin.tar の /COBDIR_dir/remotedev/ant への解凍に失敗しました。
COBDIR_dir はデフォルトの場合 /opt/microfocus/EnterpriseDeveloper です。
Linux/Unix 上で License Server が正常に起動されるには、hostname を構成する必要があります。
動作の不具合を回避するには、localhost と コンピュータの hostname の両方を IPアドレス 127.0.0.1 にマップしてはいけません。 localhost にのみ IPアドレス 127.0.0.1 にマップする必要があります。
/etc/hosts ファイルでの正しい指定例は次の通りです。
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost IP machinelonghostname machineshorthostnameここで IP は xx.xx.xx.xx フォーマットのコンピュータの一意の IP アドレスを意味します。
chmod +x setup_entdev_6.0_プラットフォーム名
./setup_entdev_6.0_プラットフォーム名
スーパーユーザ権限で実行していない場合は、インストール時にスーパーユーザのパスワードの入力を促すプロンプトが表示されます。
COBOL 環境のデフォルトのインストール先は /opt/microfocus/EnterpriseDeveloper です。このデフォルトを変更するには、
-installlocation="Location" パラメータを使用して
以下の例のように別のディレクトリを指定します。
./setup_entdev_6.0_プラットフォーム名 -installlocation="インストール先のフルパス"
-installlocation="/home/myid/installdir"
-installlocation="$HOME/installdir"
-help オプションを指定すると、インストール・スクリプトに渡すことができる他のパラメータの詳細を確認できます。
次のオプションを指定して、Enterprise Server の構成を指定することができます:
[ -ESsysLog="Y/N" ] [ -ESadminID="User ID" ] [ -CASrtDir="location" ]
それぞれ、次の内容を指定します:
Enterprise Server システムログを、有効("Y")または無効("N")にします。
ロギングはデフォルトで有効です。ログファイルは /var/mfcobol/logs に保存されます。
Enterprise Server のシステム管理のプロセス ユーザー IDを指定します。
例: -ESadminID="esadm"
デフォルトはインストール実行するユーザIDです。
Enterprise Server 実行時システムファイルの場所を指定します。
例: -CASrtDir="/home/esuser/casrt/es"
デフォルトの場所は /var/mfcobol/es です。
./setup_entdev_6.0_プラットフォーム名 -skipsafenet
touch /var/microfocuslicensing/SKIP_SAFENET_INSTALLこのファイルが存在すると、SafeNet インストーラはインストールの更新や実行中のライセンスデーモンの停止を行いません。 ライセンスの更新を行うには、このファイルを削除して Sentinel RMS ライセンス・サーバを手動でインストールします。
シェル初期化ファイル (/etc/profile、/etc/bashrc など) に下記のコマンドを追加すれば、すべてのシェルで cobsetenv を実行する必要はなくなります。
ただし、cobsetenv は bash、ksh、XPG4 sh のように POSIX 系のシェルでのみ動作します。C シェルまたは XPG4 Bourne シェル以前のものとは互換性がないので、ご注意ください。
. /opt/microfocus/EnterpriseDeveloper/bin/cobsetenv
cob -Version
Enterprise Developer Unix コンポーネント に関する情報は、製品ヘルプのリモートデバッグに関する項目を参照してください。
アンインストールするには、製品のインストール時に使用した時と同じユーザーIDでログインして Windows の以下のメニューを表示してから、アンインストールする Micro Focus 製品を選択してアンインストールします。
[スタート > コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール]
アンインストール上の表示名は Micro Focus Enterprise Developer for Eclipse です。
製品を完全に削除するには、Micro Focus License Manager をアンインストールする必要があります。
さらに任意で必須ソフトウェアも削除できます。 必須ソフトウェアの削除手順については、各ソフトウェア・ベンダのマニュアルを参照してください。
いくつかのレジストリエントリがアンインストール時に除去されず、手動で削除する必要があります。
以下のフォルダが削除されない場合があります:
Micro Focus Enterprise Developer Unix コンポーネント を削除するには、root ユーザで$COBDIR/bin ディレクトリの Uninstall_EnterpriseDeveloper6.0.sh スクリプトを実行します。
これらの製品をアンインストールしても、Micro Focus Licensing Manager または必須ソフトウェアのアンインストールは自動的には行われません。
Micro Focus ライセンス・マネージャをアンインストールするには、/var/microfocuslicensing/bin ディレクトリの UnInstallMFLicenseServer.sh スクリプトを実行します。このスクリプトを実行しても、特定のシステム設定またはライセンスが含まれる一部のファイルは削除されません。
Enterprise Developer for Eclipse の機能の中には、X Window インストールを必要とするものがあります。そのため Micro Focus ViewNowX が製品に同梱されています。
ViewNowX をインストールするには、Enterprise Developer for Eclipse をインストール後に、以下を実行します。
ViewNowX を使用するには、クライアント・マシンに Microsoft Visual C++ 2008 SP1 Redistributable Package (x86) がインストールされている必要があります。 インストールされていない場合は、ViewNowX インストールにより、パッケージをダウンロードするためのリンクが表示されます。
詳細については、RDBMS ベンダのマニュアルを参照してください。
それには、コマンド・ラインで次のコマンドを実行します。
$COBDIR/src/oracle/set_cobopt_oracle COBOPT=$PWD/cobopt.ora export COBOPT
Eclipse IDE からのリモート開発は、Linux/Unix マシンで動作し、プログラムのビルドとデバッグに関する IDE からの要求をすべて処理する RSE DStore 機能によってサポートされています。RSE DStore 機能は Linux/Unix デーモンとして実行され、Eclipse クライアントが RSE DStore サーバに接続する際に、RSE DStore サーバを起動します。DStore デーモンの起動環境はすべてのサーバに継承され、結果的にすべてのビルド・セッションとデバッグ・セッションに継承されます。
デフォルト・ポート (4075) でデーモンをバックグラウンド・プロセスとして起動するには、次のコマンドをスーパーユーザ権限で実行します。
$COBDIR/remotedev/startrdodaemon &
これで、デーモンは、マシンのポート 4075 に接続する Eclipse RSE プロセスをリスンします。別のポートを使用する場合は、startrdodaemon コマンドで別のポート番号を指定してください。
指定した範囲のポートでサーバをインスタンス化するように、デーモンを構成することもできます。この方法は特に、ファイアウォール経由で特定のポートだけ開く場合に適しています。 起動するには、次のコマンドをスーパーユーザ権限で実行します:
$COBDIR/remotedev/startrdodaemon [<port> | <low port>-<high port>]
指定方法詳細は次の通りです:
<port> にポート番号を指定します。デーモンはこのポートからクライアントマシン上の Eclipse からの接続をリスンします。 値の指定がない場合は、デフォルト値の 4075 が割り当てられます。この値は、インストールされている Eclipse 内で割当てられた値と一致します。
例: $COBDIR/remotedev/startrdodaemon 4999
この例では、4999 ポートでリスンするデーモンが起動され、ランダムにサーバーのポートが使用されます。
[<port> | <low port>-<high port>] に、デーモンによって起動されたサーバーがクライアントマシン上の Eclipse と通信するのに使用するポートの範囲を指定します。
例: $COBDIR/remotedev/startrdodaemon 4080 4090-4999
この例では、4080 ポートでリスンするデーモンが起動され、サーバー ポートは 4090-4999 が使用されます。
$COBDIR/remotedev/stoprdodaemon <port>
Linux 環境では、Eclipse IDE のリモートプロジェクトのデバッグで DISPLAY/ACCEPT 文による日本語の入出力をする場合は、 RSE デーモンを起動するセッション内でデーモンを起動する前に使用するターミナルとして kterm を使用するように設定することが可能です。
kterm を使用するには、TERM 環境変数に kterm を指定します。
また、この場合、デフォルトでは SJIS モードが使用されますが、他のロケールやフォントを変更するには、COBTERMOPTS 環境変数を使って kterm オプションを上書き設定することが可能です。
COBTERMOPTS の設定例は次の通りです。
EUC を使用する場合 export COBTERMOPTS="-fn 8x16 -fk kanji16 -km euc" 14 ポイントフォントを使用する場合 export COBTERMOPTS="-fn a14 -fk k14 -km sjis"
その他の種類の X Window System のターミナルで、ロケールやフォントの設定をおこなう場合も、同様に COBTERMOPTS 環境変数にオプションを指定します。
X Window System のターミナル上での日本語の表示や入力の設定手順に関する詳細は、 お使いのターミナル関連のドキュメント、X Window System のドキュメント、 および、お使いの OS プラットフォームの日本語入力に関するドキュメントをご参照ください。
製品には、統合開発環境 Eclipse を使用してアプリケーションを作成するための Enterprise Developer for Eclipse のライセンスと Linux/UNIX 上で動作する Enterprise Developer Unix コンポーネント のライセンスの合計2個の開発用ライセンスが提供されています。
製品のライセンスを有効にするには、製品のインストール後、認証コード(Authorization Code)を使用して、次の手順を実行します。
認証コード(Authorization Code)は、16桁の英数字からなる文字列です。
これは、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されています。
Enterprise Developer for Eclipse の場合は 『Product Detail: Enterprise Developer for Eclipse 』で始まる項に記載されているコードを使用します。
Enterprise Developer Unix コンポーネント の場合は 『Product Detail: Enterprise Developer X.X (Unix Components) 』(X.X :バージョン番号)で始まる項に記載されているコードを使用します。
ライセンスのサイレントインストールをおこなう場合は、製品のインストール後に、以下のコマンドを実行してください。 (表示上の理由により複数行になっていますが、1行にして実行してください。)
start /wait "" "C:\Program Files (x86)\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool" -term activate 認証コード
インターネット環境へのアクセスがないために、マニュアル認証をおこなう場合にライセンス文字列が含まれているファイルを使用する場合は次のコマンドを実行してください。
start /wait "" "C:\Program Files (x86)\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool" -term install -f ファイル名
cd /var/microfocuslicensing/bin cesadmintool.sh
上記のライセンス管理ツールを実行して表示されるメニューから、「1. オンライン認証(1. Online Authorization.)」を選択し、認証コード(Authorization Code)を入力してライセンスの認証をおこなうことができます。
認証コード(Authorization Code)は、16桁の英数字の文字列で、製品パッケージに同梱されている「ライセンス証書」に記載されています。
ライセンス・ポリシーの内容または必要なライセンスの種類がわからない場合は、システム管理者または製品の購入元に連絡し、有効なライセンスを取得してください。
製品ヘルプの『製品情報』のトピック『既知の問題点と制限事項』を参照してください。また、次の注意事項があります。
設定された内容は正常に反映されます。この表示上の不具合は、6.0 Patch Update 2 での改修が予定されています。
working-storage section. 01 fn pic x comp-x value 18. 01 md pic x comp-x value 1. procedure division. call x"a7" using fn md.
日本語版 Windows 上において、日本語を DISPLAY するプログラムを GUI の実行可能ファイルで実行すると、正しく表示されない不具合があります。
(INT・GNT 形式やキャラクターベースの実行可能ファイル形式ではこの不具合は発生しません。)
以下のいずれかのコーディングにより、この不具合を回避することができます。
o 手続き文の先頭に以下の DISPLAY 文を追加する。
PROCEDURE DIVISION. DISPLAY SPACE UPON CRT.
o 以下のコードをプログラムの冒頭に追加する。
working-storage section. 01 fn pic x comp-x value 18. 01 md pic x comp-x value 1. procedure division. call x"a7" using fn md.
このセクションは障害改修のリストです。
該当のリリースがない場合は、準備中です。その場合は、利用可能な最新リリースのリンクや 下記の英語版のマニュアル、もしくは、英語版のオンラインマニュアルをご利用ください。
Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Enterprise Developer > ドキュメント - Eclipse] をクリックします。
Windows 環境の情報取得用のツール MFSupportInfo.exe がバージョン 2.3 から同名の新しいツールに変更されました。 この変更により以前のツールで Windows Server 2012 の OS 情報が正しく取得されない不具合が改修されています。
JES000058E JES validation - Product requires new spool control files. Run spool conversion utility, splconv, to create them.
バージョン 3.0 から、性能向上のために、JES スプール リポジトリのファイル構造がアップグレードされました。 3.0 以前のバージョンで作成された JES のリージョンでは、JES にジョブをサブミットする前にスプール変換ユーティリティを実行する必要があります。 バージョン 3.0 以降で新しく作成されたリージョンは自動的に新しいスプール ファイルを使用するように設定されます。
既存のスプール ファイルの情報は、以下に記載されている方法により、新システムで使用される一連の新しいファイルに変換されます。 新システムへの移行によりデータが失われる可能性はありません。
ハウスキーピング タスクの実行性能が大幅に改善されるほか、次のような利点があげられます:
Unix/Linux 製品の場合は、以下を実行して環境変数を設定します。
. インストール ルート/bin/cobsetenv
変数 | 説明 |
---|---|
MFSYSCAT |
現在の JES カタログの場所と名前。必須項目です。 複数のカタログファイルが使用されている場合(1個以上のユーザー カタログが定義されている場合)、 この環境変数は、JES スプール データセットがカタログされているカタログを指している必要があります。 |
MVSSPOOLDIR | 現在の JES スプール ファイルの場所。JES カタログの場所と異なる場合にのみ必須です。 |
NEWSPOOLDIR | 出力先の JES スプール ファイル(変換する場合は SPL* ファイル、元に戻す場合は旧フォーマットのスプールファイル)の場所。 出力先として、出力元のスプールファイルと異なる場所を指定する場合にのみ必須です。 |
MFSYSCAT_ERRS |
変換処理によるカタログエラーの最大許容数。これは任意で、デフォルト値は 100 です。 最大許容数を超えると、以下のエラーが表示されます: MVSCATIO Error limit exceeded = nnnn(ここで nnnn はエラー数です。) |
変換プロセスが実行され、変換されたファイルとレコードの詳細が画面に表示されます。
JES000058E JES validation - Product requires new spool control files. Run spool conversion utility, splconv, to create them.
バージョン 3.0 で使用するために変換または、作成された Enterprise Server の JES リージョンは、この製品の 3.0 より以前のバージョンとは互換性がありません。 この製品の 3.0 より以前のバージョンにダウングレードする場合、古い JES スプール リポジトリに戻す必要があります。
この製品の 3.0 より以前のバージョンで JES 機能を利用するリージョンを使用する場合は、以下をおこないます:
元に戻す処理が実行され、変換されたファイルとレコードの詳細が画面に表示されます。 3.0 より以前のバージョンで対象の JES リージョンを使用することができます。
以下の Windows OS 再起動時に記録されるイベントログは、Windows サービスとして登録される Micro Focus Directory Server サービス(サービス名:mf_CCITCP2)に関するものです。
これは、該当のサービスが外的要因によって強制終了されたことを意味するものですが、OS シャットダウンによるサービスの中断を強制終了とみなしているためであり製品の機能の不具合を意味するものではありません。
Micro Focus Directory Server サービスの停止は、Windows サービスの管理画面からの明示的な停止や net stop コマンドを使って停止している場合、エラーや警告として記録されません。 OS シャットダウンによるサービス停止は外部からの強制終了とみなされ、エラーや警告のイベントとして記録されます。この場合のエラーや警告は無視して問題ありません。
このサービスは Enterprise Server 機能や、Fileshare 機能を利用している場合に、 必要なものですが、Enterprise Server 機能を利用していない場合は、不要なサービスであるため、Windows サービスの管理画面から該当のサービスを無効にするか手動起動に変更してください。
次の機能はサポートされなくなりました:
この変更は、この製品のバージョン 3.0 以降に適用されます。
本ソフトウェアは、いかなる保証もなしに「現状有姿」で提供されます。Micro Focus は、市場性または特定の目的への適合性に関する保証を含む明示的または黙示的保証を一切否認します。Micro Focus またはそのサプライヤは、直接的、間接的、付随的、結果的、営業利益的、または特別な損害を含むいかなる損害に関して、たとえ事前にそのような損害の可能性を通知されていたとしても、一切の責任を負わないものとします。一部の州では、結果的または付随的な損害の責任の除外または制限を許可していないため、上述の制限が適用されない可能性があります。
Micro Focus は登録商標です。
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この製品にはカーネギーメロン大学 Computing Services (http://www.cmu.edu/computing/) が開発したソフトウェアが含まれています。