Micro Focus Enterprise Developer for Windows の Readme

この Readme には、Micro Focus® Enterprise Developer に関する情報が記述されています。

Enterprise Developer は IBMメインフレームアプリケーションの開発のための最も先進的でモダンな環境を提供し、 COBOL (Enterprise COBOL, COBOL for 390, COBOL for MVS, VS COBOL/2など), JCL (JES2, JES3, VSE), CICS/ESA, IMS DB/DC をサポートします。

Micro Focus Enterprise Developer for Windows は次の製品で構成されています。



この Readme には製品ヘルプに記載がない情報が含まれている場合があります。 製品をインストールする前に、Readme 全体を必ずご一読ください。

この Readme は、次の項で構成されています。


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システム要件 - Enterprise Developer for Visual Studio

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ハードウェア要件
オペレーティング・システム:
  • Windows 7
  • Windows 8.1
  • Windows 10
  • Windows Server 2008 R2 SP1
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2019
注:
  • Windows 8 および Windows Server 2012 での開発のサポートが中止されました。
  • 開発環境では、64ビット Windows のみがサポートされます。実行環境では 64ビットおよび32ビット Windows がサポートされます。
  • サポートされるオペレーティングシステムの最新の情報は、弊社サイトの [ よくあるご質問 > エンタープライズ製品の稼働環境は? ] でご確認ください。
最低推奨メモリ(RAM):
2 GB
ディスク領域:
Sentinel RMS ライセンス・サーバ - 75 MB
Enterprise Developer - 2.3 GB

(注:このディスクサイズには、Enterprise Developer セットアップファイルと一緒に提供される JRE および .NET Framework のサイズが含まれます。 さらに、インストールイメージがない場合にもインストールの変更を可能にするためにローカルに情報をキャッシュしておくのに必要なスペースも含まれます。)

ソフトウェア要件
注:
  • セットアップにより 64ビットの AdoptOpenJDKs OpenJDK 8 (u202) with Hotspot がインストールされます。
  • この製品には OpenSSL 1.1.1b が含まれています。デフォルトではインストールされません。

次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。

注: 以下のサポートされる Edition の Visual Studio の事前インストールが必須となります。 必ず、以下のソフトウェアを事前にインストールしてください。
  • Enterprise Developer for Visual Studio 2017 - Microsoft Visual Studio 2017 15.9.4 以降 (Professional、Enterprise、または Community Edition) が必要です。
  • Enterprise Developer for Visual Studio 2019 - Microsoft Visual Studio 2019 16.1 以降 (Professional、Enterprise、または Community Edition) が必要です。

    Visual Studio 2019 16.0 はサポートされていますが、COBOL および PL/I プロジェクト テンプレートを表示するには、[新規プロジェクトの作成]ダイアログの検索機能を使用する必要があります。

    Visual Studio 2019 のバージョンを 16.3 以上に更新した場合、Enterprise Developer for Visual Studio 2019 の Patch Update 2 以降を適用する必要があります。

    Microsoft Visual Studio のコンポーネントの選択については後続のセクションを参照してください。

重要:
  • Microsoft Visual Studio Express Edition はサポートされません。
  • Visual Studio でローカルの製品ヘルプ(英語)を利用する場合は、 Visual Studio を事前にインストールする時に、Help Viewer コンポーネントが選択されているか確認してください。 このコンポーネントを選択するには、Visual Studio インストーラーで[個別のコンポーネント]をクリックし、[コードツール]の[ヘルプビューア]をチェックします。 Visual Studio でローカルの製品ヘルプ(英語)を利用しない場合、Help Viewer コンポーネントを選択する必要はありません。
  • Microsoft .NET Framework 4.6.1 がターゲットの場合は、Microsoft .NET Framework 4.6.1 が必要です。これは Visual Studio 2017 にも同梱されています。
  • Microsoft .NET Framework 4.7.2 がターゲットの場合は、Microsoft .NET Framework 4.7.2 が必要です。これは Visual Studio 2019 にも同梱されています。
  • Enterprise Developer for Visual Studio のセットアップ時に、Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージがない場合は、セットアップにより対応するバージョンの Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージが必須ソフトウェアとしてインストールされます。 Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージのインストールにより winsxs ディレクトリにデジタル署名のない複数の .dllファイル が追加されます。
  • インストールする Visual Studio のコンポーネントの選択

    Visual Studio インストーラーを使用すると、ワークロードとコンポーネントを選択することにより、開発の手法に応じた必要なものだけをインストールすることができます。 たとえば、.NET デスクトップ開発、ASP.NET と Web 開発、または C++ によるデスクトップ開発など、各開発で必要なコンポーネントを選択できます。

    任意で選択する各種のワークロードやコンポーネントは、特定の種類のアプリケーションやタスクでのみ必要です:

    • Azure、WCF、Web、WPF、SQL CLR アプリケーションの開発
    必要な場合は、Visual Studio インストーラーで選択するか、インストールの完了後に有効にします。 詳細については次のセクションを参照してください。
  • Visual Studio のインストールされていない機能の追加

    Visual Studio の機能でインストール時に選択されていないものがある場合、その機能やプロジェクト テンプレートは、使用できません。 インストールされていない機能は、次のいずれかの方法で追加インストールできます:

    • Visual Studio インストーラーの再実行:

      1. Visual Studio Installer を起動し、インストール済みの Visual Studio の[変更]を選択します。
      2. 変更メニューからワークロードや足りないコンポーネント(ASP.NET と Web 開発ヘルプ ビューアなど)を選択します。
      3. インストールを開始して変更を反映させます。

    • Visual Studio の[クイック起動]を使用する:

      1. Visual Studio を起動します。
      2. [クイック起動]の入力ボックスに機能の名前を入力します。たとえば、ASP.NET または ヘルプビューア と入力します。

        入力した文字列に一致するすべての機能がドロップダウンリストが表示されます。 インストールされていない機能に対しては、インストール オプションが表示されます。

    • Visual Studio 内の[不足している機能のインストール]を使用する:

      1. Visual Studio を起動します。
      2. [ヘルプ > Micro Focus 製品ヘルプ > 不足している機能のインストール > 機能名]をクリックします。

        インストーラの指示に従って不足している機能をインストールしてください。

      また、Visual Studio を使用している際、Micro Focus プロジェクト テンプレートで必要な Visual Studio 機能がインストールされていない場合は、情報バーにその機能のインストール手順が表示されます。

サポートされるサードパーティ ソフトウェア
以下の表は、ソフトウェア要件およびこの製品でテストされたサードパーティ ソフトウェアの一部です。

サポートされるソフトウェアの詳細については、「ソフトウェア要件」および「追加のソフトウェア要件」を参照してください。

ソフトウェア 要件
統合開発環境 Visual Studio 2017 (サポートされる最も古いバージョン: 15.9.4)
Visual Studio 2019 (サポートされる最も古いバージョン: 16.1)
.NET framework, .NET Core サポートされるすべての .NET Framework のバージョン
.NET Core 2.1
Java アプリケーション サーバー Tomcat 9.0
JBoss EAP 7.1
Oracle WebLogic 12c R2
IBM WebSphere 9.0
リレーショナル データベース Oracle 12c R2 および 18c
Microsoft SQL Server 2012, 2014, 2016 , 2017
IBM DB2 10.5, 11.1
Postgres 10.5
MySQL 5.7
ミドルウェア IBM の MQ series 8.0
追加のソフトウェア要件
製品の一部の機能を活用するには、事前インストールの必要なソフトウェアに加えて サードパーティ製のソフトウェアを入手して追加インストールする必要がある場合があります。 以下は、各機能で必要なサードパーティ ソフトウェアに関する情報です。
  • .NET Core
    • .NET Core SDK

      Enterprise Developerを使用して.NET Coreで使用するCOBOLアプリケーションをビルドするには、.NET Core SDK 2.1をインストールしておく必要があります。 Visual Studioの「.NET Core クロスプラットフォーム開発」ワークロードをインストールすると、.NET Core SDK 2.1がインストールされます。

    • Visual Studio

      .NET Coreで使用するCOBOLアプリケーションの開発および公開をおこなうには、Visual Studio 2017 のバージョン15.9以降を使用する必要があります。

      さらに .NET Core SDK が必要です。もしインストールしていない場合は、Visual Studio の「.NET Core クロスプラットフォーム開発」ワークロードを選択してインストールするか、 Enterprise Developer をインストール後に、Visual Studio のメニュー [Micro Focus 製品ヘルプ > 不足している機能のインストール > .NET Core 開発]をクリックしてインストールします。

  • Enterprise Server のアプリケーション サーバー JCA サポート

    Interface Mapping Toolkit で生成された EJB の配置する場合の Java EE のサポートは次の通りです:

    • Java EE 7 には、EJB 3.2 および Java Connector Architecture 1.7 のサポートが含まれます。
    次の Java アプリケーション・サーバは、下記の JDK を使用してサポートされます。:

    アプリケーション サーバー JDK バージョン(ベンダー) Java EE COBOL RA CICS RA および ECI
    JBoss EAP 7.1.4 1.8 (Oracle)
    1.8 (AdoptOpenJDK)
    7 X X
    Oracle WebLogic 12.2.1 1.8 (Oracle) 7 X
    IBM WebSphere 9.0 1.8 (IBM) 7 X
    Tomcat 9.0.x * 1.8 (AdoptOpenJDK)

    * Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。 Micro Focus の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。 Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。

    使用する JDK はお使いのアプリケーション サーバー のドキュメントで確認してください。JDK は次の目的に使用されます:

    • アプリケーションサーバーを起動
    • Interface Mapping Toolkit または imtkmake コマンドによって生成されたEJBやサーブレットをコンパイル

    JDK をインストールした後、Java 環境をセットアップする必要があります。

  • CICS Web サービス

    CICS Web サービスを使うには、最初に IBM の CCSID の変換テーブルがインストールされている必要があります。詳細については CCSID Conversion Tables を参照してください。

  • コード分析

    Enterprise Developer コマンドプロンプトからコード分析を行うには Apache Ant が必要です。 Apache Ant はApache ウェブサイトからダウンロードできます。

  • Java Development Kit (JDK)

    JVM COBOL コードの実行やネイティブ COBOL と Java の相互運用機能の使用では、Java 8(32ビットまたは64ビット)および Java 11(64ビットのみ)がサポートされます。 推奨される最小バージョンは AdoptOpenJDK の OpenJDK 8 (u202) with Hotspot です。 デフォルトインストールの際、このバージョンの Java がインストールされます。 AdoptOpenJDK の OpenJDK 8 with Hotspot は、AdoptOpenJDK のサイト からダウンロード して、マシン上の任意のディレクトリにインストールできます。 ビルド済のバイナリの圧縮ファイルの場合は、適切な場所に解凍してから、解凍先のディレクトリ内の bin ディレクトリのパスを PATH 環境変数の先頭に追加すれば使用することができます。 また、インストーラ形式の場合は、インストーラ実行時に、環境変数の設定を選択してインストールすることが可能です。

  • データベースアクセス - COBSQL (Pro*COBOL)

    COBSQL アプリケーションを配布する前に、配布先環境において、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。

    注: COBSQL (Pro*COBOL) はネイティブ COBOL でのみサポートされています。
    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム 32 ビット 64 ビット
      x86-64 Windows X X
    • XA スイッチ モジュール

      Oracle の XA スイッチモジュールは、COBSQL (Pro*COBOL) 用のものが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。

    • プリプロセッサ

      COBSQLは次のデータベース プリプロセッサをサポートします:

      • Oracle Pro*COBOL Version 12.2 および 18c のデータベース プリプロセッサ
      • Sybase Open Client Embedded SQL/COBOL Version 11.1 またはそれ以降
      • Informix Embedded SQL/COBOL Version 7.3 またはそれ以降
    • コンパイル

      x86 および x86-64プラットフォーム 上で Oracle で使用するため COBSQL でコンパイルする場合、COBSQL 指令 NOMAKESYN を使用しないでください。 この指令があると COMP ホスト変数が有効になり、 これらは、Intel プラットフォーム上では、Oracle 側が期待するネイティブのバイトオーダと互換性がないためです。

    • テスト

      このバージョンでは、COBSQL は Oracle 12.2 および 18c でテストされています。

  • データベースアクセス - HCO for DB2 LUW

    HCO for DB2 LUW アプリケーションを開発または配布する前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。

    注: HCO for DB2 LUW はネイティブ COBOL でのみサポートされています。
    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム ネイティブ COBOL 32 ビット ネイティブ COBOL 64 ビット PL/I 32 ビット PL/I 64 ビット
      x86-64 Windows X X X X
    • XA スイッチ モジュール

      DB2 の XA スイッチモジュールは、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で提供されており利用可能です。

    • プリプロセッサ

      HCO for DB2 LUW は次のデータベース プリプロセッサをサポートします:

      • IBM DB2 LUW Version 10.5 またはそれ以降
      • IBM DB2 Connect Version 10.5 またはそれ以降
    • Host Compatibility Option (HCO)

      Host Compatibility Option では次のいずれかのソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります:

      • IBM DB2 Connect - Personal、Enterprisel、Application Server または Unlimited Edition
      • IBM DB2 LUW - Workgroup または Enterprise Server Edition(Advanced を含む)
      • IBM DB2 LUW - Express または Express-C Edition
      • IBM Data Server Client (DB2 LUW Server 製品がリモート環境にインストールされている場合)
    • テスト

      このバージョンでは、HCO for DB2 LUW は 10.5 および 11.1 でテストされています。

  • データベースアクセス - HCO for SQL Server (HCOSS)

    HCOSS アプリケーションを開発または配布する前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。

    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム 32 ビット 64 ビット
      x86-64 Windows X X
    • データベースの移行
      • SQL Server 2012 またはそれ以降の任意のエディション
      • Microsoft .NET Framework 4.0
      • Microsoft SQL Server Integration Services - Microsoft SQL Server に含まれるコンポーネント
        注: Microsoft SQL Server Express Edition は SSIS をサポートしていない可能性があります。詳細については、Microsoft のドキュメントを参照してください。
      • Microsoft OLE DB Provider for DB2 version 5.0 またはそれ以降
        注:
        • Microsoft OLE DB Provider for DB2 version 6.0 は、現在 HCOSS では動作しません。詳細情報が必要な場合は、Micro Focus にお問い合わせください。
        • メインフレームに接続するため OLE DB Provider の構成をおこなう必要があります。詳細については、Microsoft のドキュメントを参照してください。
      • メインフレーム DB2
      注:
      • サポートされるメインフレーム DB2 のバージョンは、現在 IBM がサポートしているもののみとなります。
      • ローカル マシン上でアプリケーションを開発していても、配置先アプリケーションがリモート マシン上の SQL Server データベースに接続する場合は、 以下の「ネイティブ アプリケーションの配置 > 本番用マシン」に記載されている要件に基づきリモート マシンを構成します。
    • アプリケーションの移行
      ADO.NET アプリケーション
      ADO.NET アプリケーションは以下のいずれかの構成である必要があります:
      • SQL Server 2008 R2 と .NET Framework 3.5 の SqlClient Data Provider
        注:Microsoft 推奨 は .NET Framework 3.5.1 です。
      • SQL Server 2012 またはそれ以降 と .NET Framework 4.x の SqlClient Data Provider
        注:Microsoft 推奨 は .NET Framework 4.5.2 です。
      COBOL ストアド プロシージャ
      SQL Server COBOL Stored Procedures を参照してください。
    • ネイティブ アプリケーションの配置
      開発用マシン
      SQL Server 2012 以降、および推奨されるバージョンの Microsoft ODBCドライバをインストールします。
      開発用 SQL Server マシン
      • SQL Server 2012 またはそれ以降
        注: 開発用マシン上で共存できますが、共存は必須ではありません。
      本番用マシン
      SQL Server 2012 以降、および推奨されるバージョンの Microsoft ODBCドライバをインストールします。

      本番用マシンからアプリケーションをバインドしたい場合は、以下の追加のソフトウェアをインストールします:

      • Microsoft .NET 4 framework またはそれ以降
      • SQL Server 2012 またはそれ以降の System CLR Types
      • SQL Server 2012 またはそれ以降の Shared Management Objects
      本番用 SQL Server マシン
      • SQL Server 2012 またはそれ以降
        注: 本番用マシン上で共存できますが、共存は必須ではありません。
    • テスト

      このバージョンでは、HCO for SQL Server は SQL Server 2012、2014、2016 および 2017 でテストされています。

  • データベースアクセス - メインフレーム バッチ データベース ツール (MBDT)
    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム 32 ビット 64 ビット
      x86-64 Windows X X
    • OpenESQL

      MBDT ツールセットは OpenESQL アプリケーションにより構成されているもので、ODBC を使用するネイティブ コードです。詳細については データベース アクセスOpenESQL を参照してください。

    • テスト

      このバージョンでは、MBDT は以下でテストされています:

      • DB2 LUW 10.5
      • Oracle 12.2
      • SQL Server 2012
  • データベースアクセス - OpenESQL

    OpenESQL アプリケーションの開発や配布の前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。

    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム ネイティブ / .NET
      COBOL 32 ビット
      ネイティブ / .NET
      COBOL 64 ビット
      PL/I 32 ビット PL/I 64 ビット
      x86-64 Windows X X X X
    • XA スイッチ モジュール

      ODBC の 1 フェーズ・コミット スイッチ モジュールが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。

    • ネイティブ COBOL および PL/I
      • OpenESQL は、ODBC 3.0 準拠のドライバを使用して、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。
      • 使用するドライバが OpenESQL での使用に適しているかどうかを確認するには、そのドライバのベンダーのマニュアルを参照してください。
    • .NET COBOL

      • OpenESQL は、.NET Framework 対応のドライバを使用して、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。
      • OpenESQL は次の ADO.NET データ プロバイダに対してテストされています:
        • Microsoft provider for SQL Server
        • Microsoft provider for Oracle
        • IBM DB2
        • Oracle Data Provider for .NET (ODP.NET) - フル マネージおよびフル アンマネージ プロバイダ
        • OleDb
        • Managed ODBC .NET providers
        • EDB PostgreSQL の Npgsql 3.2.2
    • SQL CLR 統合

      Microsoft SQL Server 配下での COBOL ストアド プロシージャの開発と配置のための SQL CLR 統合機能を使うには、次のソフトウェアが必要です。 この機能は、SQL Server データベース プロジェクト テンプレートを使用して作成されたプロジェクトで使用できます。 このテンプレートは、Visual Studio の「ASP.NETとWeb開発」をインストールした後に使用可能になります。 (詳細は、「Visual Studio のインストールされていない機能の追加」を参照してください。

      SQL Server データベース プロジェクト テンプレートのプロジェクトでは以下が必要です:

      • Microsoft SQL Server Tools (SSDT SDK)
      • Visual Studio 2017 またはそれ以降の Professional、Enterprise または Community Edition
      • 次のいずれか:
        ターゲット バージョン Microsoft 推奨
        SQL Server 2012 またはそれ以降 .NET Frameworks 4.x CLR v4.0 ベース .NET Framework 4.5.2
        SQL Azure Database (option 1) .NET Frameworks (2.0, 3.0, 3.5) CLR v2.0 ベース Microsoft の最新の推奨バージョンの .NET Framework を選択してください。
        SQL Azure Database (option 2) .NET Frameworks 4.x CLR v4.0 ベース
      リモートマシンからの Microsoft SQL Server にアクセスする場合、Microsoft SQL Server のあるリモート マシン上に、ローカルマシン上と同一バージョンの Enterprise Developer または Enterprise Server をインストールします。詳細については「SQL Server COBOL Stored Procedures」を確認してください。
      重要: 以前のバージョンの Enterprise Developer の SQL CLR データベースプロジェクトテンプレートはサポートされません。 SQL CLR データベースプロジェクトテンプレートのプロジェクトは、Enterprise Developer for Visual Studio で開くと SQL Server データベースプロジェクトテンプレートを使用するために自動的にアップグレードされます。
    • テスト

      このバージョンでは OpenESQL は以下でテストされています:

      • Oracle 12.2, 18c
      • DB2 LUW 10.5, 11.1
      • SQL Server 2012, 2014, 2016, 2017
      • EDB PostgreSQL 10.5
      • MySQL 5.7 (5.3 ODBC ドライバーのみ)

      注:Micro Focus は PostgreSQL および MySQL との互換性を提供しますが、 これらのオープンソース プロジェクトに対する直接的な貢献やサポートは行っておりません。これらの DBMS の機能に関するすべての問題は、オープンソース サポート ベンダーを通じて解決する必要があります。

    • 計画中のサポート

      次のサポートが将来のリリースで予定されています:

      • Azure SQL Database (マネージド インスタンス)
      • Azure SQL Database (論理サーバー)
      • Amazon Aurora PostgreSQL-Compatible Edition
  • ディプロイメント - ネットワーク サーバーの .NET COBOL アプリケーションの実行

    ネットワークサーバーから .NET COBOL アプリケーションを実行する場合、 サーバー側に Microsoft .NET Framework のバージョン 4.5.2 以降と Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージがインストールされている必要があります。

  • Interface Mapping Toolkit (IMTK)

    サービス インターフェイスの .NET クライアントの生成には、 Visual C++ が使用されますが、これは Visual Studio 2015 以降ではオプション機能です。 Visual Studio 2015 以降で開発する場合は、Visual Studio のカスタム インストールで Visual C++ を選択してインストールする必要があります。

  • JCL サポート - DSNREXX
    注: これはテクノロジープレビューとしての機能です。この新機能は、評価用であり、テストとそのフィードバックをいただくことを目的とするものです。 そのため、本番環境での使用のためのものではなく、その場合はサポートはされません。
    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム 32 ビット 64 ビット
      x86-64 Windows X X
    • OpenESQL

      DSNREXX は OpenESQL アプリケーションとしてサポートされる ODBC を使用するネイティブ コードです。 追加のソフトウェア要件については、この ReadMe の「データベースアクセス - OpenESQL」を、 また、詳細については「DSNREXX サポート」を参照してください。

    • テスト

      このバージョンでは、DSNREXX は以下でテストされています:

      • DB2 LUW 10.5
      • SQL Server 2012
  • WebSphere MQ

    IBM WebSphere MQ version 7 またはそれ以降

  • Windowsフォーム
    • Interface Mapping Toolkit (IMTK) を使用して Windows フォームと ASP.NET Web サイトのテストクライアントを生成するには、Microsoft Visual Studio が必要です。
    • Windowsフォームのテストクライアントを生成するには、Microsoft インターネットインフォメーションサービス(IIS)が必要です。

システム要件 - Enterprise Developer for Eclipse

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ハードウェア要件
オペレーティング・システム:
  • Windows 7
  • Windows 8.1
  • Windows 10
  • Windows Server 2008 R2 SP1
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2019
注:
  • Windows 8 および Windows Server 2012 での開発のサポートが中止されました。
  • 開発環境では、64ビット Windows のみがサポートされます。実行環境では 64ビットおよび32ビット Windows がサポートされます。
  • サポートされるオペレーティングシステムの最新の情報は、弊社サイトの [ よくあるご質問 > エンタープライズ製品の稼働環境は? ] でご確認ください。
推奨メモリ(RAM):
4 GB (最低 2 GB)
ディスク領域:
Sentinel RMS ライセンス・サーバ - 75MB
Enterprise Developer - 3.5 GB

(注:このディスクサイズには、Enterprise Developer セットアップファイルと一緒に提供される Eclipse IDE、Java および .NET Framework のサイズが含まれます。 さらに、インストールイメージがない場合にもインストールの変更を可能にするためにローカルに情報をキャッシュしておくのに必要なスペースも含まれます。)

ソフトウェア要件

注: この製品には OpenSSL 1.1.1b が含まれています。デフォルトではインストールされません。

次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。

Eclipse 関連の要件:
  • インストールにより Enterprise Developer と 64 ビットの Eclipse 4.8 がインストールされます。

    Eclipse の一部の以前のバージョンもサポートされています。 お使いのマシン上にインストールされている Eclipse の他のインスタンスに Enterprise Developer をインストールする場合は、 「Enterprise Developer の Eclipse の他のインスタンスへのインストール」を参照してください。

  • Eclipse のサポート バージョンおよびプラグインのインストール手順については、 「Enterprise Developer の Eclipse の他のインスタンスへのインストール」を参照してください。
  • Enterprise Developer は、32ビットと64ビットの Eclipse をサポートしています。64ビット Eclipse で 32ビット・64ビット両方のアプリケーションを作成できます。
その他のソフトウェア要件:
  • Eclipse IDE を実行するには、Java 8 (64ビット) が必要です。推奨される最小バージョンは AdoptOpenJDK の OpenJDK 8 (u202) with Hotspot です。 デフォルトインストールの際、このバージョンの Java がインストールされます。 JVM COBOL コードの実行やネイティブ COBOL と Java の相互運用機能の使用では、Java 8(32ビットまたは64ビット)および Java 11(64ビットのみ)がサポートされます。 AdoptOpenJDK の OpenJDK 8 with Hotspot は、AdoptOpenJDK のサイト からダウンロード して、マシン上の任意のディレクトリにインストールできます。 ビルド済のバイナリの圧縮ファイルの場合は、適切な場所に解凍してから、解凍先のディレクトリ内の bin ディレクトリのパスを PATH 環境変数の先頭に追加すれば使用することができます。 また、インストーラ形式の場合は、インストーラ実行時に、環境変数の設定を選択してインストールすることが可能です。
    注: Eclipse IDE は Java 11 では動作しません。
  • Enterprise Developer では、以下の Java のインストールが必要です:
    • 32ビット Eclipse の場合は、32ビットの Java のインストール
    • 64ビット Eclipse の場合は、64ビットの Java のインストール
  • セットアップにより Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージも必須ソフトウェアとしてインストールされます。
  • Eclipse IDE および Java に関する注意事項については、製品マニュアルの以下の項目を確認してください。

    [ここからはじめよう > 製品情報 > 既知の問題点と制限事項 > Eclipse IDE > Java Support Considerations for Eclipse]

サポートされるサードパーティ ソフトウェア
以下の表は、ソフトウェア要件およびこの製品でテストされたサードパーティ ソフトウェアの一部です。

サポートされるソフトウェアの詳細については、「ソフトウェア要件」および「追加のソフトウェア要件」を参照してください。

ソフトウェア 要件
統合開発環境 Eclipse 4.8 - Enterprise Developer のセットアップ時にインストールされます。
Eclipse 4.7 もサポートされます。*
Java Eclipseを実行するには64ビットの Java 8 が必要です。
アプリケーションを実行する場合、Java 8(32または64ビットバージョン)および 11(64ビットのみ)がサポートされます。
Java アプリケーション サーバー Tomcat 9.0
JBoss EAP 7.1
Oracle WebLogic 12c R2
IBM WebSphere 9.0
リレーショナル データベース Oracle 12c R2 および 18c
Microsoft SQL Server 2012, 2014, 2016 , 2017
IBM DB2 10.5, 11.1
Postgres 10.5
MySQL 5.7
ミドルウェア IBM の MQ series 8.0

* 「Enterprise Developer の Eclipse の他のインスタンスへのインストール」を参照してください。

追加のソフトウェア要件
Enterprise Developer の一部の機能を活用するには、事前インストールの必要なソフトウェアに加えて サードパーティ製のソフトウェアを入手して追加インストールする必要がある場合があります。 以下は、各機能で必要なサードパーティ ソフトウェアに関する情報です。
  • JVM COBOL のアプリケーション サーバーのサポート

    次のアプリケーション サーバーは、次の JDK を使用してサポートされています:

    アプリケーション サーバー JDK バージョン(ベンダー) コンテナ サポート バージョン
    Tomcat 9.0.X 1.8 (AdoptOpenJDK) Servlets 2.5
    JBoss EAP 7.1.4 1.8 (Oracle)
    1.8 (AdoptOpenJDK)
    Servlets 2.5
    WebLogic 12.2.1 1.8 (Oracle) Servlets 2.5
    WebSphere 9.0 1.8 (IBM) Servlets 2.5
    注:JDK が必要です。Oracle JDK は Oracle の Web サイトから、また、AdoptOpenJDK の OpenJDK は、 AdoptOpenJDK のサイト からダウンロードできます。
  • Enterprise Server のアプリケーション サーバー JCA サポート

    制限事項: この項目は、 Enterprise Server 機能にのみ適用されます。

    Interface Mapping Toolkit で生成された EJB の配置する場合の Java EE のサポートは次の通りです:

    • Java EE 7 には、EJB 3.2 および Java Connector Architecture 1.7 のサポートが含まれます。
    次の Java アプリケーション・サーバは、下記の JDK を使用してサポートされます。:

    アプリケーション サーバー JDK バージョン(ベンダー) Java EE COBOL RA CICS RA および ECI
    JBoss EAP 7.1.4 1.8 (Oracle)
    1.8 (AdoptOpenJDK)
    7 X X
    Oracle WebLogic 12.2.1 1.8 (Oracle) 7 X
    IBM WebSphere 9.0 1.8 (IBM) 7 X
    Tomcat 9.0.x * 1.8 (AdoptOpenJDK)

    * Apache Tomcat は、Java サーブレットおよび JSP (JavaServer Pages) をサポートする HTTP サーバーであり Servlet コンテナです。 Micro Focus の Tomcat の非トランザクションのサポートには、J2SE Beans を使用する Servlet の生成が含まれます。トランザクション サポートは提供されません。 Tomcat では、EJB (Enterprise Java Beans) やリソースアダプタ(RA)はサポートされません。

    使用する JDK はお使いのアプリケーション サーバー のドキュメントで確認してください。JDK は次の目的に使用されます:

    • アプリケーションサーバーを起動
    • Interface Mapping Toolkit または imtkmake コマンドによって生成されたEJBやサーブレットをコンパイル

    JDK をインストールした後、Java 環境をセットアップする必要があります。

  • CICS Web サービス

    CICS Web サービスを使うには、最初に IBM の CCSID の変換テーブルがインストールされている必要があります。詳細については CCSID Conversion Tables を参照してください。

  • コード分析

    Enterprise Developer コマンドプロンプトからコード分析を行うには Apache Ant が必要です。 Apache Ant はApache ウェブサイトからダウンロードできます。

  • Java Development Kit (JDK)

    JVM COBOL コードの実行やネイティブ COBOL と Java の相互運用機能の使用では、Java 8(32ビットまたは64ビット)および Java 11(64ビットのみ)がサポートされます。 Eclipse IDE を実行するには、Java 8 (64ビット) が必要です。推奨される最小バージョンは AdoptOpenJDK の OpenJDK 8 (u202) with Hotspot です。 デフォルトインストールの際、このバージョンの Java がインストールされます。 AdoptOpenJDK の OpenJDK 8 with Hotspot は、AdoptOpenJDK のサイト からダウンロード して、マシン上の任意のディレクトリにインストールできます。 ビルド済のバイナリの圧縮ファイルの場合は、適切な場所に解凍してから、解凍先のディレクトリ内の bin ディレクトリのパスを PATH 環境変数の先頭に追加すれば使用することができます。 また、インストーラ形式の場合は、インストーラ実行時に、環境変数の設定を選択してインストールすることが可能です。

    注: Eclipse IDE は Java 11 では動作しません。
  • 統合化トレース機能 (CTF)

    CTF Viewer には Microsoft .NET Framework 2.0 以降が必要です。Microsoft .NET のダウンロードサイトから入手できます。

    注: セットアップにより、.NET Framework 4.5.2 がインストールされます。
  • データベースアクセス - COBSQL (Pro*COBOL)

    COBSQL アプリケーションを配布する前に、配布先環境において、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。

    注: COBSQL (Pro*COBOL) はネイティブ COBOL でのみサポートされています。
    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム 32 ビット 64 ビット
      x86-64 Windows X X
    • XA スイッチ モジュール

      Oracle の XA スイッチモジュールは、COBSQL (Pro*COBOL) 用のものが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。

    • プリプロセッサ

      COBSQLは次のデータベース プリプロセッサをサポートします:

      • Oracle Pro*COBOL Version 12.2 および 18c のデータベース プリプロセッサ
      • Sybase Open Client Embedded SQL/COBOL Version 11.1 またはそれ以降
      • Informix Embedded SQL/COBOL Version 7.3 またはそれ以降
    • コンパイル

      x86 および x86-64プラットフォーム 上で Oracle で使用するため COBSQL でコンパイルする場合、COBSQL 指令 NOMAKESYN を使用しないでください。 この指令があると COMP ホスト変数が有効になり、 これらは、Intel プラットフォーム上では、Oracle 側が期待するネイティブのバイトオーダと互換性がないためです。

    • テスト

      このバージョンでは、COBSQL は Oracle 12.2 および 18c でテストされています。

  • データベースアクセス - HCO for DB2 LUW

    HCO for DB2 LUW アプリケーションを開発または配布する前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。

    注: HCO for DB2 LUW はネイティブ COBOL でのみサポートされています。
    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム ネイティブ COBOL 32 ビット ネイティブ COBOL 64 ビット PL/I 32 ビット PL/I 64 ビット
      x86-64 Windows X X X X
    • XA スイッチ モジュール

      DB2 の XA スイッチモジュールは、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で提供されており利用可能です。

    • プリプロセッサ

      HCO for DB2 LUW は次のデータベース プリプロセッサをサポートします:

      • IBM DB2 LUW Version 10.5 またはそれ以降
      • IBM DB2 Connect Version 10.5 またはそれ以降
    • Host Compatibility Option (HCO)

      Host Compatibility Option では次のいずれかのソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります:

      • IBM DB2 Connect - Personal、Enterprisel、Application Server または Unlimited Edition
      • IBM DB2 LUW - Workgroup または Enterprise Server Edition(Advanced を含む)
      • IBM DB2 LUW - Express または Express-C Edition
      • IBM Data Server Client (DB2 LUW Server 製品がリモート環境にインストールされている場合)
    • テスト

      このバージョンでは、HCO for DB2 LUW は 10.5 および 11.1 でテストされています。

  • データベースアクセス - HCO for SQL Server (HCOSS)

    HCOSS アプリケーションを開発または配布する前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。

    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム 32 ビット 64 ビット
      x86-64 Windows X X
    • データベースの移行
      • SQL Server 2012 またはそれ以降の任意のエディション
      • Microsoft .NET Framework 4.0
      • Microsoft OLE DB Provider for DB2 version 5.0 またはそれ以降
        注:
        • Microsoft OLE DB Provider for DB2 version 6.0 は、現在 HCOSS では動作しません。詳細情報が必要な場合は、Micro Focus にお問い合わせください。
        • メインフレームに接続するため OLE DB Provider の構成をおこなう必要があります。詳細については、Microsoft のドキュメントを参照してください。
      • メインフレーム DB2
      注:
      • サポートされるメインフレーム DB2 のバージョンは、現在 IBM がサポートしているもののみとなります。
      • ローカル マシン上でアプリケーションを開発していても、配置先アプリケーションがリモート マシン上の SQL Server データベースに接続する場合は、 以下の「ネイティブ アプリケーションの配置 > 本番用マシン」に記載されている要件に基づきリモート マシンを構成します。
    • ネイティブ アプリケーションの配置
      開発用マシン
      SQL Server 2012 以降、および推奨されるバージョンの Microsoft ODBCドライバをインストールします。
      開発用 SQL Server マシン
      • SQL Server 2012 またはそれ以降
        注: 開発用マシン上で共存できますが、共存は必須ではありません。
      本番用マシン
      SQL Server 2012 以降、および推奨されるバージョンの Microsoft ODBCドライバをインストールします。

      本番用マシンからアプリケーションをバインドしたい場合は、以下の追加のソフトウェアをインストールします:

      • Microsoft .NET 4 framework またはそれ以降
      • SQL Server 2012 またはそれ以降の System CLR Types
      • SQL Server 2012 またはそれ以降の Shared Management Objects
      本番用 SQL Server マシン
      • SQL Server 2012 またはそれ以降
        注: 本番用マシン上で共存できますが、共存は必須ではありません。
    • テスト

      このバージョンでは、HCO for SQL Server は SQL Server 2012、2014、2016 および 2017 でテストされています。

  • データベースアクセス - メインフレーム バッチ データベース ツール (MBDT)
    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム 32 ビット 64 ビット
      x86-64 Windows X X
    • OpenESQL

      MBDT ツールセットは OpenESQL アプリケーションにより構成されているもので、ODBC を使用するネイティブ コードです。詳細については データベース アクセスOpenESQL を参照してください。

    • テスト

      このバージョンでは、MBDT は以下でテストされています:

      • DB2 LUW 10.5
      • Oracle 12.1
      • SQL Server 2012
  • データベースアクセス - OpenESQL

    OpenESQL アプリケーションの開発や配布の前に、すべての適切なサードパーティ製ソフトウェアのインストールと環境設定がおこなわれている必要があります。

    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム ネイティブ / JVM
      COBOL 32 ビット
      ネイティブ / JVM
      COBOL 64 ビット
      PL/I 32 ビット PL/I 64 ビット
      x86-64 Windows X X X X
    • XA スイッチ モジュール

      ODBC の 1 フェーズ・コミット スイッチ モジュールが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。

    • ネイティブ COBOL および PL/I
      • OpenESQL は、ODBC 3.0 準拠のドライバーを使用して、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。
      • 使用するドライバーが OpenESQL での使用に適しているかどうかを確認するには、そのドライバーのベンダーのマニュアルを参照してください。
    • JVM COBOL

      OpenESQL は、JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバーを使用した、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。 次の表は、テストされた DBMS と対応する JDBC ドライバーファイル名です:

      テストされた DBMS バージョン JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバー
      DB2 LUW 10.5

      DB2 LUW 11.1

      db2jcc4.jar (および
      db2jcc_license_cu.jar)
      Oracle 12.2 ojdbc7.zip *1
      Microsoft SQL Server 2012

      Microsoft SQL Server 2014

      Microsoft SQL Server 2016

      Microsoft SQL Server 2017

      sqljdbc4.jar *2
      PostgreSQL 10.5 postgresql-42.0.0.jre7.jar
      *1 一部の Oracle JDBC ドライバーは、.jar ファイルではなく、.zip ファイルとして配布されています。

      *2 Windowsプラットフォームでは、Windows認証を使用していない場合、追加のリソースは必要ありません。 4.0 以降のドライバーバージョンで Kerberos 認証を使用している場合は、統合認証を必要としない場合でも、ドライバーのマニュアルに記載されているように追加の構成を行う必要がある場合があります。 Linux および UNIX プラットフォームでは、追加のリソースは必要ありません。

      JDBC DataSource オブジェクトを利用するには、JNDI サーバーをインストールして構成する必要があります。

      • Java アプリケーションサーバーを使用している場合、 DataSource オブジェクトを構成するために使用可能な JNDI サーバーが含まれています。構成手順は、アプリケーションサーバーの Java ドキュメントを確認してください。
      • Java アプリケーションサーバーを使用していない場合、もしくは、初期評価や開発用に、スタンドアロンの JNDI サーバー で DataSource オブジェクトを構成する場合、マニュアルの「Simple JNDI のインストールと構成」を参照してオープンソースの JNDI サーバー Simple-JNDI のダウンロード、インストール、構成方法について確認してください。

    • テスト

      このバージョンでは OpenESQL は以下でテストされています:

      • Oracle 12.2, 18c
      • DB2 LUW 10.5, 11.1
      • SQL Server 2012, 2014, 2016, 2017
      • EDB PostgreSQL 10.5
      • MySQL 5.7 (5.3 ODBC ドライバーのみ)

      注:Micro Focus は PostgreSQL および MySQL との互換性を提供しますが、 これらのオープンソース プロジェクトに対する直接的な貢献やサポートは行っておりません。これらの DBMS の機能に関するすべての問題は、オープンソース サポート ベンダーを通じて解決する必要があります。

    • 計画中のサポート

      次のサポートが将来のリリースで予定されています:

      • Azure SQL Database (マネージド インスタンス)
      • Azure SQL Database (論理サーバー)
      • Amazon Aurora PostgreSQL-Compatible Edition
  • JCL サポート - DSNREXX
    注: これはテクノロジープレビューとしての機能です。この新機能は、評価用であり、テストとそのフィードバックをいただくことを目的とするものです。 そのため、本番環境での使用のためのものではなく、その場合はサポートはされません。
    • 利用可能な機能/プラットフォーム
      機能/プラットフォーム 32 ビット 64 ビット
      x86-64 Windows X X
    • OpenESQL

      DSNREXX は OpenESQL アプリケーションとしてサポートされる ODBC を使用するネイティブ コードです。 追加のソフトウェア要件については、この ReadMe の「データベースアクセス - OpenESQL」を、 また、詳細については「DSNREXX サポート」を参照してください。

    • テスト

      このバージョンでは、DSNREXX は以下でテストされています:

      • DB2 LUW 10.5
      • SQL Server 2012
  • WebSphere MQ

    IBM WebSphere MQ バージョン 7以降

Windows 上での他の製品コンポーネントとの共存

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  • Enterprise Developer は Enterprise Server (または Enterprise Test Server/COBOL Server) と同一マシンで共存させることはできません。
  • Enterprise Developer は Visual COBOL と IDE の種類 (Visual Studio または Eclipse) に関わらず同一マシンで共存させることはできません。

ダウンロードとインストールの手順 - Enterprise Developer for Visual Studio

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注:このリリースはフルインストール製品です。
  • Micro Focus License Manager のバージョン 10000.2.02070(2015年4月)以前がインストールされている場合、この製品のインストールは失敗します。 セットアップファイルは、ライセンスマネージャを自動的に最新バージョンにアップグレードしません。 インストールを開始する前に、既存のバージョンの Micro Focus License Manager をアンインストールする必要があります。
  • 以前のバージョンや Patch Update/HotFix がインストールされている場合は、それらをアンインストールしてから、このバージョン製品をインストールしてください。 以前のバージョンや Patch Update/HotFix がインストールされている状態でインストールした場合、正しく製品がインストールされない場合があります。
  • 以前のバージョンがインストールされている環境で製品をインストールする場合は、Enterprise Server の構成をバックアップすることができます。 バックアップするには、Enterprise Server Administration のページから、 [エクスポート]を選択します。 [Enterprise Server構成とセキュリティマネージャオプションの両方をエクスポート]を選択して OK を押します。 これにより、c:\programdata\micro focus\Enterprise Developer\MFDS にバックアップフォルダが作成されます。 このリリースのインストール後に、Enterprise Server の構成を復元する場合は、Enterprise Server Administration の[インポート]でおこなうことができます。

  1. 開発環境製品 Enterprise Developer 5.0J ダウンロード」から、 事前にインストールした Microsoft Visual Studio のバージョンに応じて Enterprise Developer のダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。 つまり、 Microsoft Visual Studio 2017 の場合は、Enterprise Developer for Visual Studio 2017 の、 Microsoft Visual Studio 2019 の場合は、Enterprise Developer for Visual Studio 2019 の ダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。

    (Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いください。)

  2. Enterprise Developer for Visual Studio 2017 の場合は、インストールファイル edvs2017_50.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。

    Enterprise Developer for Visual Studio 2019 の場合は、インストールファイル edvs2019_50.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。

注:
  • この製品をインストールするには、インストール・ソフトウェアが環境を適切に設定できるように、HKEY_LOCAL_MACHINE、HKEY_CLASSES_ROOT、および HKEY_CURRENT_USER の下のレジストリ構造体に対する書き込みアクセス権を持つユーザ ID でログインする必要があります。また、管理者権限でログオンする必要があります。
  • インストール先のマシンに古い Sentinel RMS ライセンス マネージャを使用する Micro Focus 製品が存在している場合は、Sentinel RMS ライセンス マネージャを削除して Micro Focus ライセンス マネージャをインストールするように促されることがあります。指示に従うと、既存の Sentinel RMS ライセンス・ファイルを残したまま、Micro Focus ライセンス・マネージャが追加されます。コンピュータに既存のライセンスのこと、および Sentinel RMS ライセンス マネージャを削除することについて不安がある場合は、システム管理者に連絡してください。処理を続行する場合は、Windows の[プログラムと機能] を使用して Sentinel RMS ライセンス マネージャを削除し、インストールを再実行してください。
  • Microsoft Download Center で Visual Studio および .NET Framework のアップデートが公開されている場合は、すべてインストールすることをお奨めします。
  • JDK をインストールする場合は、最新のアップデートをインストールするように促されることがあります。
アップデート インストール

今回のリリースは以前のリリースと共存できません。

この製品の以前のリリースがインストールされている場合は、まず、Micro Focus License Manager を除くすべての Enterprise Developer のコンポーネントを[スタート > コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール] でアンインストールを行ってから、このリリースをインストールしてください。

インストール後
「ライセンス に記載されている方法」でライセンスをインストールしてください。製品はライセンスインストール後に使用可能です。

Enterprise Developer for Visual Studio 2017 の場合、 Windows タスクバーから [スタート > すべてのプログラム > Visual Studio 2017] をクリックすると製品が起動されます。

Enterprise Developer for Visual Studio 2019 の場合、 Windows タスクバーから [スタート > すべてのプログラム > Visual Studio 2019] をクリックすると製品が起動されます。

製品ヘルプの『ここからはじめよう!』および『製品情報』の項を参照してください。チュートリアルやデモ・プログラムなど、入門者向けの情報が記載されています。

注:
  • Windows 8.1 や Windows Server 2012 R2 には、Windows のスタートメニューはありません。 「スタート」画面を使ってプログラムを起動してください。
  • Windows 10 以降は、スタートメニューからプログラムを選択して起動してください。
  • 以前の Micro Focus 製品を使用してコンパイルされたアプリケーションの実行可能ファイルがある場合、 Enterprise Developer を使用してソースからコンパイルする必要があります。
  • Windows 8.1 や Windows Server 2012 R2 では、 Microsoft ヘルプビューア と Internet Explorer セキュリティ設定の不具合により Visual Studio のローカルヘルプ(英文)が HTML コードのままで表示されます。 この不具合を解決するには、 Internet Explorer セキュリティ強化の構成(IE ESC)の Administrators および Users グループの両方をオフにして無効に設定する必要があります。 詳細方法は、Microsoft Windows ヘルプを参照してください。

Visual Studio への Enterprise Developer のインストール

Visual Studio は、複数のエディション (Professional、Enterprise または Community Edition) が提供されていて、 それらは同じマシン上で共存可能です。Enterprise Developer をインストールすると、セットアップにより、 プレビュー版を含むインストール済の Visual Studio のすべてのエディションにインストールされます。

Enterprise Developer のインストール後に別のエディションの Visual Studio をインストールした場合は、 Enterprise Developer のインストール ディレクトリにある MFVSIXINSTALL ユーティリティを使用して Enterprise Developer をそのエディションに追加インストールできます。

MFVSIXINSTALL

すべてのエディションの Visual Studio に Enterprise Developer をインストールするには:

  1. %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\vsix のサブフォルダで、 Visual Studio 2017 の場合は、VS15.0、Visual Studio 2019 の場合は、VS16.0 というサブフォルダにある MFVSIXInstall.exe を見つけます。
  2. MFVSIXInstall.exe を実行します。

    VSIX インストーラー ユーティリティが起動します。このユーティリティで必要なすべてのコンポーネントを既存のエディションの Visual Studio のプラグインとして追加できます。

  3. [VSIX インストーラー] ダイアログで [変更] をクリックしてインストールを開始します。
  4. インストールが完了したら、[閉じる] をクリックします。

MFVSIXInstall.exe は、パラメータを指定して コマンドラインで実行できます。 たとえば、Enterprise Developer をすべてのエディションの Visual Studio からアンインストールするには、MFVSIXInstall -u を実行します。 指定可能なパラメータは、MFVSIXInstall -? で確認できます。

トラブルシューティング

MFVSIXInstall ユーティリティは Enterprise Developer を Visual Studio のプラグインとして追加する際の不具合の検証と解決に利用できます。 Enterprise Developer をインストールした後に Visual Studio に Enterprise Developer のプラグインが見つからない場合は、 前述のように MFVSIXInstall ユーティリティを実行します。 このユーティリティにより、検出された問題に関する情報が提供され、ほとんどの場合、Enterprise Developer のプラグインの追加に関する問題は修正されます。

この Enterprise Developer のプラグインの追加に関する問題は、Visual Studio のセットアップ自体に問題がある場合があります。 そのような場合は、Visual Studio インストーラーを使用する必要があります。 Visual Studio インストーラーを使って、潜在的な問題の検出や、Visual Studio IDE の修復、変更、またはアンインストールが可能です。

ダウンロードとインストールの手順 - Enterprise Developer for Eclipse

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注:
  • Micro Focus License Manager のバージョン 10000.2.02070(2015年4月)以前がインストールされている場合、この製品のインストールは失敗します。 セットアップファイルは、ライセンスマネージャを自動的に最新バージョンにアップグレードしません。 インストールを開始する前に、既存のバージョンの Micro Focus License Manager をアンインストールする必要があります。
  • このリリースはフルインストール製品です。
  • インストール前に、「システム要件」を確認してください。
  • この製品をインストールするには、インストール・ソフトウェアが環境を適切に設定できるように、HKEY_LOCAL_MACHINE、HKEY_CLASSES_ROOT、および HKEY_CURRENT_USER の下のレジストリ構造体に対する書き込みアクセス権を持つユーザ ID でログインする必要があります。また、管理者権限でログオンする必要があります。
  • セットアップは Enterprise Developer と 64ビットの Eclipse 4.8をインストールします。 インストールの完了後に、他のバージョンの Eclipse に Enterprise Developer をインストールできます。 手順については、「Enterprise Developer の Eclipse の他のインスタンスへのインストール」を参照してください。
  • 以前のバージョンや Patch Update/HotFix がインストールされている場合は、それらをアンインストールしてから、このバージョン製品をインストールしてください。 以前のバージョンや Patch Update/HotFix がインストールされている状態でインストールした場合、正しく製品がインストールされない場合があります。
  • 以前のバージョンがインストールされている環境で製品をインストールする場合は、Enterprise Server の構成をバックアップすることができます。 バックアップするには、Enterprise Server Administration のページから、 [エクスポート]を選択します。 [Enterprise Server構成とセキュリティマネージャオプションの両方をエクスポート]を選択して OK を押します。 これにより、c:\programdata\micro focus\Enterprise Developer\MFDS にバックアップフォルダが作成されます。 このリリースのインストール後に、Enterprise Server の構成を復元する場合は、Enterprise Server Administration の[インポート]でおこなうことができます。

  1. 開発環境製品 Enterprise Developer 5.0J ダウンロード」から、 Enterprise Developer for Eclipse の ダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。

    (Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いください。)

  2. Enterprise Developer for Eclipse のインストールファイル ede_50.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。

C:\Users\Public\Micro Focus\Enterprise Developer\eclipse ディレクトリに、 Micro Focus プラグインが既にインストールされている、Eclipse の完全版がインストールされます。 Eclipse のバージョンは4.8です。

インストール後
ライセンス に記載されている方法 でライセンスをインストールしてください。製品はライセンスインストール後に使用可能です。

Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Enterprise Developer > Enterprise Developer for Eclipse] をクリックすると製品が起動されます。

以前に同じワークスペースで Eclipse を使っていた場合、Eclipse パースペクティブの設定が製品のインストール後リセットされません。 新機能を使うには、インストール後に次の方法で対象のパースペクティブをリセットする必要があります:

  1. この製品を既存のワークスペースで起動します。

    警告やエラーが表示された場合は無視をします。

  2. リセットする対象のパースペクティブ内であることを確認してから、[ウィンドウ > パースペクティブ > パースペクティブを開く > その他(O)...]をクリックします。
  3. [パースペクティブを開く]でリセットするパースペクティブをクリックします。
  4. [OK]をクリックします。
  5. [ウィンドウ > パースペクティブ > パースペクティブのリセット]をクリックします。
  6. 確認画面で[はい]をクリックします。
  7. 必要なカスタマイズ設定を再度適用します。

製品ヘルプの『ここからはじめよう!』および『製品情報』の項を参照してください。チュートリアルやデモ・プログラムなど、入門者向けの情報が記載されています。

注:
  • Windows 8.1 や Windows Server 2012 R2 には、Windows のスタートメニューはありません。 「スタート」画面を使ってプログラムを起動してください。
  • Windows 10 以降は、スタートメニューからプログラムを選択して起動してください。
  • 以前の Micro Focus 製品を使用してコンパイルされたアプリケーションの実行可能ファイルがある場合、 Enterprise Developer を使用してソースからコンパイルする必要があります。
修復:
Windows では、製品ファイル、レジストリ設定やショートカットを誤って削除してしまった場合、インストールの修復機能を実行して復元できます。
  1. [スタート > コントロールパネル]をクリックします。
  2. [プログラム > プログラムのアンインストール]をクリックします。
  3. 修復が必要な Micro Focus 製品を右クリックして[修復]をクリックします。
Enterprise Developer の Eclipse の他のインスタンスへのインストール:

Enterprise Developer は 64ビットの Eclipse 4.8 で出荷されます。インストール後に、同じマシン上で利用可能な Eclipse の他のインスタンスに Enterprise Developer プラグインをインストールできます。 サポートされる Eclipse バージョンは、32ビットと64ビットの 4.7 および 4.8 です。

注: Eclipse のパッケージとしては Eclipse IDE for Java EE Developers を使用する必要があります。このパッケージには、Enterprise Developer で必要となるすべてのツールが含まれています。

プラグインを他のインスタンスにインストールするために、 %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\installer installeclipseplugins.bat という インストール ユーティリティが 提供されています。

使用方法は次の通りです:

  1. Enterprise Developer コマンドプロンプトを起動します。
  2. コマンドプロンプトで、インストール ユーティリティの場所 %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\installer に cd で移動します。
  3. 次の構文を使用して、コマンドプロンプトからインストールユーティリティを実行します。
    installeclipseplugins -eclipse <EclipsePath> -version <version> [-cobdir <CobdirPath>] [-nosplash] [-installsubclipse]

    パラメータの指定は次の通りです:

    • <EclipsePath> - インストールされている Eclipse インスタンスのインストール ディレクトリのフルパスです。
    • <version> - インストールされている Eclipse インスタンスのバージョン番号。指定可能なバージョンは、 32ビットまたは64ビットの Eclipse で 4.7 または 4.8 です。
    • <CobdirPath> - 省略可能なオプションです。Enterprise Developer インストールディレクトリのフルパスです。この指定がない場合、COBDIR 環境変数が使用されます。
    • -nosplash - 省略可能なオプションです。指定すると既存のスプラッシュ画面を置き換えません。デフォルト以外の Eclipse スプラッシュ画面はこの指定の有無に関係なく置き換えられません。
    • -installsubclipse - 省略可能なオプションです。指定すると Subclipse が Eclipse の場所にインストールされます。
      注: 32ビットの Eclipse にインストールする場合は、PATH 上で32ビットの Java が設定されていることを確認します。 64ビットの Eclipse にインストールする場合は、PATH 上で64ビットの Java が設定されていることを確認します。 デフォルト COBDIR の場所は、%ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developerです。 もしくは、COBDIR をコマンドラインで指定することができます。

      正常終了すると、"Installation of Eclipse update sites complete" というメッセージが出力されます。このメッセージが出力されず、エラー原因が不明である場合は、 Eclipse インスタンスのインストール ディレクトリの下の configuration ディレクトリにある最新のログファイル(.log ファイル)をみると、エラーの詳細情報を確認できる場合があります。

ユーティリティを実行すると、Enterprise Developer プラグインが指定したバージョンの Eclipse にインストールされます。

たとえば、c:\eclipse フォルダにある Eclipse 4.7 のインスタンスに Enterprise Developer をインストールする場合は、次のパラメータを使用してユーティリティを実行します:

installeclipseplugins -eclipse c:\eclipse -version 4.7 -nosplash

アンインストール

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アンインストールするには、製品のインストール時に使用した時と同じユーザーIDでログインして Windows の以下のメニューを表示してから、アンインストールする Micro Focus 製品を選択してアンインストールします。

[スタート > コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール]

それぞれのコンポーネント名に対応するプログラムのアンインストール上の表示名は次の通りです。

  • Enterprise Developer for Visual Studio 2017 の場合 - Micro Focus Enterprise Developer for Visual Studio 2017
  • Enterprise Developer for Visual Studio 2019 の場合 - Micro Focus Enterprise Developer for Visual Studio 2019
  • Enterprise Developer for Eclipse の場合 - Micro Focus Enterprise Developer for Eclipse
注:
  • Micro Focus Enterprise Developer for Eclipse のインストーラは、 Micro Focus Enterprise Developer for Eclipse、Micro Focus Analysis Services Integration および Micro Focus License Manager を別々にインストールします。

    また、 Micro Focus Enterprise Developer for Visual Studio の各 IDE のインストーラは、 Micro Focus Enterprise Developer for Visual Studio、Micro Focus Analysis Services Integration、Micro Focus Enterprise Server for .NET および Micro Focus License Manager を別々にインストールします。

    Micro Focus License Manager は Micro Focus 製品コンポーネント共通で利用されるため、 上記の製品のアンインストール後に自動でアンインストールされることはありません。

    Micro Focus 製品を使用する必要がなく、ライセンスも無効化済みである場合は、同様に プログラムのアンインストール から Micro Focus License Manager を選択してアンインストールすることができます。

    さらに任意で必須ソフトウェアも削除できます。 必須ソフトウェアの削除手順については、各ソフトウェア・ベンダのマニュアルを参照してください。

いくつかのレジストリエントリがアンインストール時に除去されず、手動で削除する必要があります。

以下のフォルダが削除されない場合があります:

  • [スタート]メニュー内のMicro Focus 製品名 のフォルダ - 手動で削除することができます。
  • %systemdrive%\Users\Public\Documents\Micro Focus - ビルドしたサンプルのバイナリやログファイルが含まれています。
  • %ProgramData%\Micro Focus - Micro Focus のライセンス管理システムで使用される複数のデータファイルが含まれています。
  • %Program Files%\Micro Focus - 手動で削除することができます。
また、次のレジストリエントリは削除されません。これらはパフォーマンスモニターを有効にした Enterprise Server が起動されたときに作成されます。
  • Micro Focus Server\Performance\Active Servers
  • Micro Focus Server\Performance\PerfIniFile

Enterprise Developer for Eclipse 向け X Window のインストール

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Enterprise Developer for Eclipse の機能の中には、X Window インストールを必要とするものがあります。そのため Micro Focus ViewNowX が製品に同梱されています。

ViewNowX をインストールするには、Enterprise Developer for Eclipse をインストール後に、以下を実行します。

  1. Windowsエクスプローラ で ViewNowX のセットアップファイルのあるフォルダを表示します。 デフォルトでこのフォルダは %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\ViewNowX です。
  2. 表示したフォルダの ViewNow_X_Server.exe を実行して、完了後にさらに vnx_HF_11327.msp を実行します。

ViewNowX を使用するには、クライアント・マシンに Microsoft Visual C++ 2008 SP1 Redistributable Package (x86) がインストールされている必要があります。 インストールされていない場合は、ViewNowX インストールにより、パッケージをダウンロードするためのリンクが表示されます。

Enterprise Developer for Eclipse を使用して UNIX で RDBMS アプリケーションを開発するための環境の構成

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注:
  • リモート プロジェクトで作業する場合は、RSE デーモンの起動前に環境を構成します。
  • Pro*COBOL のサンプルがインストールされていることが前提となります。

  1. COBOL とサードパーティ・ソフトウェアの環境がそれぞれ設定されていることを確認します。
  2. RDBMS 環境を設定します。

    詳細については、RDBMS ベンダのマニュアルを参照してください。

  3. 必要に応じて、IDE でプロジェクトの外部に存在するコピーブックを参照できるように、COBCPY を設定します。
  4. Pro*COBOL/Cobsql アプリケーションを使用する場合は、COBOPT を設定する必要があります。これにより、プラットフォームと COBOL 作業モードに合わせて、リンカ・オプションが設定されます。

    それには、コマンド・ラインで次のコマンドを実行します。

    $COBDIR/src/oracle/set_cobopt_oracle
    COBOPT=$PWD/cobopt.ora
    export COBOPT

ライセンス

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製品には、統合開発環境 Visual Studio および Eclipse を使用してアプリケーションを作成できる開発用の2個のライセンスが提供されています。

製品のライセンスを有効にするには、製品のインストール後、認証コード(Authorization Code)を使用して、次の手順を実行します。

認証コード(Authorization Code)は、16桁の英数字からなる文字列です。

これは、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されています。

Visual Studio の場合は 『Product Detail: Enterprise Developer for VS 』で始まる項に記載されているコードを使用します。

Eclipse の場合は 『Product Detail: Enterprise Developer for Eclipse 』で始まる項に記載されているコードを使用します。


  1. [スタート > すべてのプログラム > Micro Focus ライセンス管理 > ライセンス管理システム] をクリックします。
  2. [Micro Focus ライセンスシステムの管理]のダイアログ・ボックスが表示されます。

  3. [インストール] タブをクリックします。
  4. 認証コード(Authorization Code)を入力して[認証]ボタンを押します。

製品のライセンスをサイレントインストールで有効にする場合:

ライセンスのサイレントインストールをおこなう場合は、製品のインストール後に、以下のコマンドを実行してください。 (表示上の理由により複数行になっていますが、1行にして実行してください。)

start /wait "" "C:\Program Files (x86)\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
 -term activate 認証コード
注:実行する場合は、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されている認証コードを指定してください。

インターネット環境へのアクセスがないために、マニュアル認証をおこなう場合にライセンス文字列が含まれているファイルを使用する場合は次のコマンドを実行してください。

start /wait "" "C:\Program Files (x86)\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
 -term install -f ファイル名

ライセンス・ポリシーの内容または必要なライセンスの種類がわからない場合は、システム管理者または製品の購入元に連絡し、有効なライセンスを取得してください。

注: ライセンスの設定に関する詳細手順は以下をご参照ください。

COBOL/エンタープライズ製品ライセンス 適用管理ガイド

既知の問題点

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該当する製品ヘルプの『製品情報』のトピック『既知の問題点と制限事項』を参照してください。また、次の注意事項があります。

COBOL コンパイラ
  • 可変長フォーマットで 256 バイト以上のDBCSを含むソース行があると以下のタイプのコメント行も有効なステートメントと同一の警告レベルのコンパイルエラーになります。
    • 7桁目の「/」でのコメント
    • 8桁目以降の「*>」でのコメント
    (#18079/#19838)
Eclipse
  • Eclipse IDE の COBOL エディタ内で、DBCS 文字が含まれる行では、右余白の行番号が左側にずれて表示されます。 これは表示上の不具合で、実際のソースコードに不具合はありません。
  • ソースコードとA/B カラムや余白設定が一致していない状態で表示される場合があります。 これは、Eclipse IDE の [ウィンドウ > 設定 > 一般 > 外観 > 色とフォント > Terminal Console Font] で Meiryo UI のように等幅でないフォントが設定されているためです。 この不具合を回避するには、フォントの設定で Consolas や MS ゴシックなどの等幅フォントを選択してください。
Visual Studio
Visual Studio 2019 のバージョン番号 16.0 がインストールされている場合、[新しいプロジェクトの作成]ダイアログの[言語]に COBOL または PL/I は表示されません。 COBOL または PL/I プロジェクト テンプレートを表示するには、検索で COBOL または PL/I と入力します。 この不具合を解消して COBOL および PL/I を[言語]で表示させるには、Visual Studio 2019 のバージョン番号 16.1 以降をインストールします。
Java 関数を利用している場合の DISPLAY 文の改行文字が LF になる不具合(#20432)
Windows 環境の JRE が有効な環境では、 COBOL で Java 関数を利用している場合に DISPLAY 文の改行が LF になります。(JDK ではこの現象は発生しません。) これは、JRE が提供する JVM.DLL が 標準出力に対して _setmode APIによって変換モードをバイナリに設定していることに起因します。 改行 を CRLF にするには、プログラムの先頭で X"A7" function 18 使って、DOS 形式のコンソール入出力の有効化します。 以下はサンプルコードです。
       working-storage section. 
       01 fn pic x comp-x value 18. 
       01 md  pic x comp-x value 1. 
       procedure division. 
           call x"a7" using fn md. 
GUI の実行可能ファイル形式のプログラムで日本語が表示(DISPLAY)されない不具合

日本語版 Windows 上において、日本語を DISPLAY するプログラムを GUI の実行可能ファイルで実行すると、正しく表示されない不具合があります。
(INT・GNT 形式やキャラクターベースの実行可能ファイル形式ではこの不具合は発生しません。)

以下のいずれかのコーディングにより、この不具合を回避することができます。

o 手続き文の先頭に以下の DISPLAY 文を追加する。

       PROCEDURE DIVISION. 
           DISPLAY SPACE UPON CRT. 

o 以下のコードをプログラムの冒頭に追加する。

       working-storage section. 
       01 fn pic x comp-x value 18. 
       01 md  pic x comp-x value 1. 
       procedure division. 
           call x"a7" using fn md. 
ライセンス
ネットワーク上のクライアント アプリケーションを実行する場合、実行時エラー 244「ライセンス初期化エラー」が発生して ces.ini ファイルの場所が認識されなくなる不具合があります。この不具合は、環境変数 MFCES_INIT_LOCATION で ces.ini のフルパスを指定することで回避することができます。 (この不具合は、バージョン 3.0 では発生しません。) (#26533)

障害改修

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このセクションは障害改修のリストです。

#19943
COBOL 条件文内の EXEC SQL文 が COBOL 条件文と同一行に記述されている場合に COBSQL の処理の不正により CSQL-F-026 でコンパイルエラーになる不具合の改修。
#20942
JCL API の MFJZLOG のサンプルコードのカスタム メッセージコードの指定の誤りを修正するドキュメント改修。
#21596
BLANK SCREEN BACKGROUND-COLOR n ( ここで n > 7 ) を指定すると、背景色として高輝度の色が正しく表示されない不具合の改修。
#22234
COBOL と JBoss EAPとの連携におけるリソース アダプタ定義に関するドキュメントの改修
#22636
COBOL 言語リファレンスの「手続き部の見出し」に OPTIONAL キーワードの使用およびマネージのメソッドの場合の OPTIONAL パラメータの指定方法を明記するドキュメントの改修。
#23451
OpenESQL の DESCRIBE 文のサンプル コードの sqlda78 およびホスト変数のアドレスセットの手続きの不足を修正するドキュメントの改修。
#23462
EXEC SQL 文のある行に行内コメントが記述されている場合に P(COBSQL) でコンパイルするとコンパイルエラーになる不具合の改修。
#23569
DIALECT(MF) 指定時にホスト変数名でアンダースコアは使用できる旨修正するドキュメントの改修。
#23643
プロジェクト内で P(COBSQL) コンパイラ指令が設定されいて、バックグラウンド構文チェックを有効である(デフォルト設定)場合に、Visual Studio/Eclipse IDE の終了時にクラッシュする場合がある不具合の改修。
#23940
Enterprise Server において 3270 エミュレータのプリンタセッションが障害等により切断された後に再接続できない場合、ESMAC の [Clients] を開き該当のプリンタセッションを停止させて再接続を可能にする改修。
#24183
プリンター出口モジュールのジョブ番号の7桁対応(3.0 以降有効)に関するページを追加するドキュメントの改修。
#24308
JCL の MFJSORT の実行において、コンカチされたデータセット ファイルが物理的に存在していない場合に MFJ_INPUTDS_ERROR=N が設定されている場合は、ファイルが見つからない 9/13 エラーを無視して動作させる改修。
#24361
Enterprise Server において 3270 エミュレータから CICS RECEIVE を使用してファイル転送をおこなう際、通信プロセス処理とサービス実行プロセス処理の両方で X'FF' を削除してしまうことにより、転送データの一部が欠落する不具合の改修。
#24368
SCREEN SECTION 内において、初期化されていない索引がある OCCURS 項目のあるサブグループが他に存在する場合、別のサブグループを DISPLAY すると COBRT153 エラーになる不具合の改修。
#24382
HOST-NUMCOMPARE 指令の制御する対象項目に関する記述を簡素化するドキュメントの改修。
#24446
Eclipse IDE で作成された、64 ビットモードで COBOL をビルドする .cobolBuild を指定して、mfant.jar を使って 32 ビット Java 環境で ant コマンドでビルドするとエラーになる不具合の改修。
#24504
Enterprise Server 上の JCL での実行で、DSNUTILB のエイリアス SQLUTB の VIEW のアンロード時に処理は正常終了しているにもかかわらず、 TABLESPACE に関するエラー Error in fetching tablespace が表示される不具合の改修。
#24505
Enterprise Server の JES 上の実行において以下のケースにおいてセキュリティチェックをおこなう改修。
  1. 区分データセットの IEBCOPY の実行において、コピー先にのアクセス権がない区分データセットが指定されている
  2. 区分データセット内の PROC や INCLUDE ファイルを使用する JCL の実行において、その区分データセットにアクセス権のないユーザーが、その JCL をサブミットする
  3. JOBLIB や STEPLIB の区分データセット内のロードモジュールライブラリの実行モジュールを PGM= で指定するときに、その区分データセットへのアクセス権のないユーザーが、その JCL をサブミットする
#24588
Enterprise Server の ESMAC のジョブ スプールの閲覧権限を LDAP 構成でユーザーが自身の実行ジョブだけに制限するとジョブごとのスプール一覧画面で各スプールの [Details] ボタンがグレーアウトされクリックできなくなってしまう不具合の改修。
#24612
Enterprise Server 上で実行される CICS プログラムが CHARSET(ASCII) でコンパイルされている場合、RECEIVE INTO 文で取得したエリアを後続の RECEIVE MAP 文の FROM 句で指定する形式のマップ入力で、端末から送られるフィールド値が ASCII 変換されずに EBCDIC のままになってしまう不具合の改修。
#24612
Enterprise Server 上で実行される CICS プログラムが CHARSET(ASCII) でコンパイルされている場合、RECEIVE INTO 文で取得したエリアを後続の RECEIVE MAP 文の FROM 句で指定する形式のマップ入力で、端末から送られるフィールド値が [Delete] キーの押下げで @ になる不具合の改修。
#24632
CICS アプリケーションで、プリンタ端末を切断するため、「EXEC CICS SET TERMINAL(EIBTRMID) RELEASED END-EXEC」を実行するとアベンドする不具合の改修。
#24642
Enterprise Server 上で実行される CICS プログラムにおいて、CICS WRITE OPERATOR で指定された文字列に %s や %d が含まれていると、コンソールデーモン (cascd64) が syslog の書き込みで printf 関数が実行される際に、これらの文字列を同関数の変換指定子と認識してしまい、異常終了する不具合の改修。
#24653
Enterprise Server において JCL の実行時に console.log に出力される MVSER0995U エラーのメッセージに、ファイル状態コードを含める改修。
#24687
Enterprise Server 上で JCL で mfsort を実行する場合に、PARM='SORT-EBCDIC' を指定して SORT-EBCDIC をサポートする改修。
#24708
CICS アプリケーションで、使用していない端末定義に対する SET TERMINAL 文の OUTSERVICE オプションの実行で、ディスプレイ端末、プリンタ端末共に TERMIDERR になる不具合の改修。
#24710
COPY SUFFIXING または COPY PREFIXING 構文で、データ項目名の定義で半角カタカナを42文字以上使用していると、コンパイル時に該当のデータ項目の未定義エラーになる不具合の改修。
#24714
JCL の実行で IEBPTPCH のステップ内で SYSPRINT DD DUMMY を指定するとファイル状態コード 9/148 が返される不具合の改修。
#24798
SCREEN SECTION で x"AF" function 81 により継承されている罫線で ERASE EOL により関係のない行の罫線が消える不具合の改修。
#24815
OpenESQL のアプリケーションにおいて、WORKING-STORAGE SECTION がないプログラムを REENTRANT(2) 指令でコンパイルすると、THREAD-LOCAL-STORAGE のデータ割付けの障害が発生して SQL エラーが発生する不具合の改修。
#24870
IMS トランザクションで、SQL Server、ODBC、や PostgreSQL XA リソースでデータベースアクセスをしている場合に、トランザクションが終了しても WITH HOLDカーソルが自動でクローズしない不具合の改修。および SQL(DIALECT=MAINFRAME) が使用されている場合に、SQL(NOCHECKDUPCURSOR) が有効にならない不具合の改修。
#24887
内部モジュール MFTRNSDT がシステムプログラムとして正常に登録されないため、JCL ジョブを cassub コマンドで実行すると、MFTRNSDT の実行時エラー 114 (メモリ領域外の項目にアクセスしようとしている (シグナル 11)) が発生するケースがある不具合の改修。
#24896
4.0 Patch Update 4 または 3.0 Patch Update 13 に含まれる改修(#24361)の副作用により、Patch Update 適用後の Enterprise Server における TN3270 通信で、ATTN キーが送信された場合に、端末がハングしてしまい解放されなくなる不具合の改修。
#24931
MVSCATPB を使用して一時データセットのカタログ情報が更新できない不具合の改修。
#24932関連
Eclipse IDE の起動時にエラー「TSCOR0149 Failed to load AWM systems」が発生する不具合の改修。
#24988
COMP-1/2 の浮動小数点項目から、符号なし COMP-5 項目へ MOVE すると、符号がカットオフされる JVM 実行時システムの不具合の改修。
#24992
Enterprise Server の CICS リージョンで BMS 画面を表示する場合、IBM PCOM のバグにより、BMSの属性が未指定の項目の COLOR 属性が null に設定されてしまう不具合に対して、新しい環境変数 ES_3270_REMOVE_NULL_COLOR_ATTRIB に y または Y を指定して、COLOR 属性を継承させる改修。
#25004
ネイティブ COBOL において、ユーザー定義関数の LOCAL-STORAGE データ項目を参照する場合、コンパイラの不具合によって LOCAL-STORAGE 項目の参照アドレスに不正が生じ、プログラム実行時の当該項目へのアクセス時に実行時エラー 114が発生する不具合の改修。
#25015
OpenESQL で STATIC カーソルを使用する場合に1回のFETCHに対して sp_cursorfetch が2回発行されて性能に影響を及ぼす不具合の改修。
#25052
浮動小数点項目から COMP-5 項目へ MOVE すると、マネージ コンパイラの不正により最上位の桁落ちが発生するの不具合の改修。
#25074
CICS の任意の SNT(Sign-on Table) のユーザーが CTG 経由で Enterprise Server に接続できない不具合の改修。
#25181
MFFTP ユーティリティの APPEND コマンドが実行において、APPENDコマンドを省略形 (APPEN、APPE) で記述した場合、および引用符(')付きデータセット名を指定した場合に、正しく処理するための機能強化。
#25224
BMS が PAGING モードであるときに、SIT で PF キーが定義されていない場合でも、すべての PF キーが Enter キーと同様に動作する(メインフレームの動作をエミュレートする)改修。
#25246
マネージ COBOL で USAGE BIT をメインプログラムとサブ プログラムで使用している場合、サブ プログラムを ILSOURCE で指定してコンパイルすると、307-S (データ形式の組合わせに誤りがある) でコンパイルエラーが発生する不具合の改修。
#25282
プリンターセッションを切断するため、ESMAC から Stop ボタンで複数回押した後に、端末から再接続できない不具合の改修。
#25322
マネージ COBOL でデータ配列項目を使用していて、そのデータ配列項目自体に下位の配列項目がある場合に、下位レベルの項目がリテラル値を指定していると、上位レベルの添え字項目に対する INITIALIZE 文による初期化処理において、対象のすべての要素を初期化できない不具合の改修。

以下の例の場合、x1の最初の出現のみが初期化され、残りが初期化されない不具合の改修。

       01 g1.
         03 g2 occurs 3.
           05 g3 occurs 3.
             07 n1 binary-long.
             07 x1 pic xxxx value ""ABCD"".

           initialize g2(1).
           display g2(1).
#25329
メインフレームと互換性を保つため、DFSORT の INCLUDE ステートメントで FORMAT=BI を設定している場合にFORMAT=BIを無視する改修、および、数字項目がINCLUDE ステートメントの引用符で囲まれた値と比較された場合にエラーを返す改修。
#25339, #25485
カタログ情報を MVSCATPB を使用する更新処理において、ファイルがオープンされてない場合に、更新が反映されない不具合の改修。
#25355
Windows 上の COBOL ソースコードのコンパイルにおいて、Net Express ではエラーにならなかった x"0A" が後続にない x"0D" を改行コードとして扱う改修。
#25408
Intel x86 32ビットを除くすべてのプラットフォームで実行されるネイティブの生成コードにおいて、COMPUTE 文のターゲットが浮動小数点項目(COMP-1またはCOMP-2)で、その算術式で固定小数点オペランドが2回使用されている場合に、計算結果が不正になる場合がある不具合の改修。
#25419
MFBSIJCLで置換パラメタを使用してJCL実行を行うと、置換パラメタの有無にかかわらず、73バイト目以降にスペース以外の文字があるとエラーになる不具合の改修。
#25503
日本語定数 ALL NX リテラルがコンパイルエラーにならない不具合の改修。
#NA
IMS が別のタスクで使用中のデータベース ファイルのオープンを再試行する場合の待機時間を秒単位で設定する IMS の環境変数 ES_IMS_OPEN_TIMEOUT (デフォルト 30秒) を追加する改修。
#NA
Net Express プロジェクトをインポートする場合、プロジェクト プロパティに制御文字が含まれているとインポートに失敗する不具合の改修。
#NA
HOSTARITHMETIC 指令が有効なマネージ COBOL において、COMPUTE 文に SIZE ERROR の指定がない場合に桁あふれが発生すると計算結果が不正になる不具合の改修。
#NA
SQL Server / PostgreSQL を OpenESQL で使用している際、CONVERT 関数使用時に可変長バイナリへの挿入/更新ができない不具合の改修。
#NA
CICS の SET TERMINAL で オプション PURGETYPE(PURGE/FORCEPURGE/KILL) TERMSTATUS(RELEASED) を実装する改修。
#NA
バージョン 4.0 のマネージ COBOL(.NET または JVM)において、INSPECT 文に複数の TALLYING 比較対象があり、そのうちの一つには BEFORE/AFTER 句がなく、その後続に BEFORE/AFTER 句のある TALLYING 比較対象がある場合に、実行結果が不正になる不具合の改修。

製品ヘルプ

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  • Enterprise Developer for Visual Studio
    • 日本語のマニュアルは、Micro Focus のサイト上の製品マニュアルのページから、 このリリースの Enterprise Developer のリンクをクリックすると表示されます。

      該当のリリースがない場合は、準備中です。その場合は、利用可能な最新リリースのリンクや 下記の英語版のマニュアル、もしくは、英語版のオンラインマニュアルをご利用ください。

    • 英語版のマニュアルは、以下の手順で表示されます。

      • Enterprise Developer for Visual Studio 2017 の場合

        Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Enterprise Developer > ドキュメント - Visual Studio 2017]をクリックします。

      • Enterprise Developer for Visual Studio 2019 の場合

        Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Enterprise Developer > ドキュメント - Visual Studio 2019]をクリックします。

  • Enterprise Developer for Eclipse
    • 日本語のマニュアルは、Micro Focus のサイト上の製品マニュアルのページから、 このリリースの Enterprise Developer のリンクをクリックすると表示されます。

      該当のリリースがない場合は、準備中です。その場合は、利用可能な最新リリースのリンクや 下記の英語版のマニュアル、もしくは、英語版のオンラインマニュアルをご利用ください。

    • 英語版のマニュアルは、以下の手順で表示されます。

      Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Enterprise Developer > ドキュメント - Eclipse] をクリックします。

注: 英語版マニュアルには製品の保守サポートやアップデートに関する記述が含まれていますが、ご購入製品のシリアル番号が MFK で始まる場合は、Micro Focus のサイト上の製品の保守サービスについてをご参照ください。

保守サポート

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製品の保守サポートに関する情報は Micro Focus のサイト上の製品の保守サービスについてをご参照ください。

補足情報

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  • Dialog System AddPack

    以前のバージョンで提供されていた Dialog System AddPack は非推奨の機能となり、3.0 以降、この AddPack はなくなります。

    この AddPack の機能である Dialog System の GUI および ランタイム コンポーネントは Enterprise Developer for Visual Studio の一部としてインストールされ、また、Dialog System のランタイム コンポーネントは、Enterprise Server の一部としてインストールされます。

    これらは下位互換性のためにのみ提供されており、新規開発で使用することは推奨されません。

    以前のバージョンの Dialog System AddPack がインストールされている環境では、AddPack をアンインストールしてから、3.0 の Enterprise Developer for Visual Studio や Enterprise Server をインストールする必要があります。

  • Visual Studio の IntelliSense コード スニペットの機能拡張に関する互換情報

    2.3 Update 1 から Visual Studio の IntelliSense コード スニペットの Code 要素 の Kind 属性の値が Microsoft のデフォルト値(method body、method decl、type decl、file、および any) から COBOL 言語構文に特化したカスタム値に変更されました。

    2.3 Update 1 以降では以下の Kind 属性の値が実装されています:

    • "Storage" : データ部にのみ挿入可能
    • "Imperative" : 手続き部にのみ挿入可能

    この機能拡張により、2.3 以前のバージョンのコード スニペットのフォルダを 2.3 Update 1 以降の環境にそのままコピーしても利用できません。

    この場合、2.3 以前のバージョンの Kind 属性定義は COBOL のコードに対して無効なので、上記の有効な値に変更します。

    また、Kind 属性自体を削除すれば、2.3 以前のバージョンと 2.3 Update 1 以降バージョンの開発環境でスニペットを共有することが可能です。

  • MFSupportInfo.exe のユーザーインターフェイスの変更

    Windows 環境の情報取得用のツール MFSupportInfo.exe がバージョン 2.3 から同名の新しいツールに変更されました。 この変更により以前のツールで Windows Server 2012 の OS 情報が正しく取得されない不具合が改修されています。

    このツールは Windows 環境で使用する Micro Focus 製品の不具合の発生時に環境情報を取得するものです。

    サポート窓口への問い合わせの際、Micro Focus のサポート担当から、環境情報の取得の依頼があった場合に、このツールを使って、情報を取得してサポート窓口に E メールに添付して提出する必要があります。

    このツールで環境情報を取得する方法は次の通りです。

    1. [Micro Focus Enterprise Developer > ツール > Enterprise Developer コマンドプロンプト (32-bit)]を選択してコマンドプロンプトを起動します。
    2. 1. のコマンドプロンプトから MFSupportInfo.exe と入力して改行を押してツールを起動します。
    3. ツールのメニュー [Tools > Create Zip Package] を選択します。
    4. 以下の形式で ZIP ファイルの保存するフォルダーを指定する画面が表示されるので、適切な場所に保存します。

      MFSupportInfo_Log_MachineName_YYYY-MM-DD_HH-MMSS.zip

    5. 4. で保存した ZIP ファイルをサポート窓口に E メールに添付して提出します。

  • Enterprise Server の Mainframe Subsystem Support (MSS) の JES 機能におけるスプールの性能向上に関する留意事項
    重要: JES 機能 を利用する Enterprise Server の既存のリージョンを バージョン 3.0 以降にアップグレードする場合は、 以下に記載されている通り、スプール変換ユーティリティを実行する必要があります。 スプール変換ユーティリティを実行しないで、リージョンを起動しようとすると、次のメッセージがコンソール ログに表示され、 JES の初期化に失敗して、JES 機能が無効化されます。
    JES000058E JES validation - Product requires new spool control files. Run spool conversion utility, splconv, to create them.
    

    バージョン 3.0 から、性能向上のために、JES スプール リポジトリのファイル構造がアップグレードされました。 3.0 以前のバージョンで作成された JES のリージョンでは、JES にジョブをサブミットする前にスプール変換ユーティリティを実行する必要があります。 バージョン 3.0 以降で新しく作成されたリージョンは自動的に新しいスプール ファイルを使用するように設定されます。

    既存のスプール ファイルの情報は、以下に記載されている方法により、新システムで使用される一連の新しいファイルに変換されます。 新システムへの移行によりデータが失われる可能性はありません。

    ハウスキーピング タスクの実行性能が大幅に改善されるほか、次のような利点があげられます:

    • スプール ファイルのディスク効率が高くなり、スプール ファイルに必要な領域が最大75%削減できる場合があります。
    • 索引付けの内部処理の大幅な向上により、メッセージおよび SYSOUT レコードの生成が高速化します。
    • スプール キューのナビゲーションの改善: ジョブの状態 CompleteOutputOut Hold、および Printed のオプションが追加され、 任意の組み合わせの SYSOUT ファイルを選択して、完了したジョブを単一のリストに表示できます。
    • JOBID の桁数が、5桁から、6桁または7桁に拡張されました。詳細については、MF_MVSJOB 環境変数を参照してください。
      重要: JES スプール ファイル構造の変換後に、十分なテストをおこなって不具合のないことを確認してから JOBID の桁数の拡張をおこなうことが推奨されます。 以前の JES スプール ファイルに戻すことは可能ですが、その場合は、5桁を超えるすべてのジョブを削除する必要があります。
    スプール変換ユーティリティの実行方法
    1. Windows 製品の場合は、Enterprise Developer コマンドプロンプトまたは、Enterprise Server コマンドプロンプトを起動します。

      Unix/Linux 製品の場合は、以下を実行して環境変数を設定します。

       . インストール ルート/bin/cobsetenv
    2. 続けて、必要に応じて次の環境変数を設定します
      変数 説明
      MFSYSCAT 現在の JES カタログの場所と名前。必須項目です。

      複数のカタログファイルが使用されている場合(1個以上のユーザー カタログが定義されている場合)、 この環境変数は、JES スプール データセットがカタログされているカタログを指している必要があります。

      MVSSPOOLDIR 現在の JES スプール ファイルの場所。JES カタログの場所と異なる場合にのみ必須です。
      NEWSPOOLDIR 出力先の JES スプール ファイル(変換する場合は SPL* ファイル、元に戻す場合は旧フォーマットのスプールファイル)の場所。 出力先として、出力元のスプールファイルと異なる場所を指定する場合にのみ必須です。
      MFSYSCAT_ERRS 変換処理によるカタログエラーの最大許容数。これは任意で、デフォルト値は 100 です。

      最大許容数を超えると、以下のエラーが表示されます:

       MVSCATIO Error limit exceeded = nnnn
      
      (ここで nnnn はエラー数です。)
    3. splconv と入力し、Enter を押します。

      変換プロセスが実行され、変換されたファイルとレコードの詳細が画面に表示されます。

    4. 変換の実行時に MVSSPOOLDIR と NEWSPOOLDIR に異なる場所を設定していた場合は、 Enterprise Server の JES リージョンで指定していた MVSSPOOLDIR の値を NEWSPOOLDIR の値に変更します。
      注: この手順を実行しないでリージョンを起動すると、次のエラーが発生して JES の初期化に失敗します。
      JES000058E JES validation - Product requires new spool control files. Run spool conversion utility, splconv, to create them.
      
    5. 変換の対象の JES リージョンを起動して、ジョブをサブミットすることができます。
    3.0 より以前の JES スプール リポジトリに戻す方法

    バージョン 3.0 で使用するために変換または、作成された Enterprise Server の JES リージョンは、この製品の 3.0 より以前のバージョンとは互換性がありません。 この製品の 3.0 より以前のバージョンにダウングレードする場合、古い JES スプール リポジトリに戻す必要があります。

    この製品の 3.0 より以前のバージョンで JES 機能を利用するリージョンを使用する場合は、以下をおこないます:

    1. 上記のスプール変換ユーティリティの実行方法の 1. および 2. の通り、必要に応じて環境変数を設定します。
    2. 変数名 SPLREGR_TARGET に、値として PRE30 を指定して設定します。
    3. リージョン内で6桁または7桁の JOBID(バージョン 3.0 の拡張機能)の使用を開始している場合は、 元に戻す前に6桁または7桁のジョブを削除して、MF_MVSJOB 環境変数(変数が使用されていない場合は SPLJNO.dat ファイル)で5桁を超える上限を指定しないようにします。
      注: MF_MVSJOB 環境変数を使用する場合に、5桁の JOBID に戻すには MF_MVSJOB=<最小値>+<最大値>を設定します。 ここで最大値を 0099999 未満にして、+ 記号で最小値と最大値を区切ります。
    4. splregr と入力し、Enter を押します。

      元に戻す処理が実行され、変換されたファイルとレコードの詳細が画面に表示されます。 3.0 より以前のバージョンで対象の JES リージョンを使用することができます。

  • Windows OS 再起動時に記録される Micro Focus Directory Server サービスのエラーまたは警告イベント

    以下の Windows OS 再起動時に記録されるイベントログは、Windows サービスとして登録される Micro Focus Directory Server サービス(サービス名:mf_CCITCP2)に関するものです。

    • Windows システム ログ
      Windows OS シャットダウン時
      概要 Micro Focus Directory Server サービスは予期せぬ原因により終了しました。
      (ソース : Service Control Manager イベントID : 7034 レベル : エラー)
    • Windows Application ログ
      Windows OS 起動時
      概要 ソース "mf_CCITCP2" からのイベント ID 0 の説明が見つかりません。
      (ソース : mf_CCITCP2 イベントID : 0 レベル : 警告)

    これは、該当のサービスが外的要因によって強制終了されたことを意味するものですが、OS シャットダウンによるサービスの中断を強制終了とみなしているためであり製品の機能の不具合を意味するものではありません。

    Micro Focus Directory Server サービスの停止は、Windows サービスの管理画面からの明示的な停止や net stop コマンドを使って停止している場合、エラーや警告として記録されません。 OS シャットダウンによるサービス停止は外部からの強制終了とみなされ、エラーや警告のイベントとして記録されます。この場合のエラーや警告は無視して問題ありません。

    このサービスは Enterprise Server 機能や、Fileshare 機能を利用している場合に、 必要なものですが、Enterprise Server 機能を利用していない場合は、不要なサービスであるため、Windows サービスの管理画面から該当のサービスを無効にするか手動起動に変更してください。

  • Windows OS 再起動時に記録される Micro Focus SEE Monitor サービスのエラーイベント

    以下の Windows OS 起動時に記録されるイベントログは、Windows サービスとして登録される Micro Focus SEE Monitor に関するものです。

    • Windows システム ログ
      概要 Micro Focus SEE Monitor サービスは開始時にハングしました。
      (ソース : Service Control Manager イベントID : 7022 レベル : エラー)

    このサービスは、Enterprise Server for .NET で使用されるサービスです。

    Enterprise Server for .NET コンポーネントを含む製品のインストール時にデフォルトでインストールされ、自動起動が設定されますが、通常は使用されないため、悪影響はありません。 (このコンポーネントは、[コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール]画面で「Micro Focus Enterprise Server for .NET」と表示されるものです。この表示がない場合は、このサービスはインストールされません。)

    このエラーイベントの記録を抑止する場合は、次の3個のサービスを無効にするか手動起動に変更してください。

    • Micro Focus Event Monitor Service Shutdown Coordinator
    • Micro Focus SEE Listener
    • Micro Focus SEE Monitor

サポートされない機能

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次の機能はサポートされなくなりました:

  • HOSTSIGNS コンパイラ指令はサポートされなくなりました。代替機能として次のコンパイラ指令を使用することが推奨されます: SIGN-FIXUP、HOST-NUMMOVE、および HOST-NUMCOMPARE

    この変更は、この製品のバージョン 3.0 以降に適用されます。

免責条項

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本ソフトウェアは、いかなる保証もなしに「現状有姿」で提供されます。Micro Focus は、市場性または特定の目的への適合性に関する保証を含む明示的または黙示的保証を一切否認します。Micro Focus またはそのサプライヤは、直接的、間接的、付随的、結果的、営業利益的、または特別な損害を含むいかなる損害に関して、たとえ事前にそのような損害の可能性を通知されていたとしても、一切の責任を負わないものとします。一部の州では、結果的または付随的な損害の責任の除外または制限を許可していないため、上述の制限が適用されない可能性があります。

Micro Focus は登録商標です。

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この製品にはカーネギーメロン大学 Computing Services (http://www.cmu.edu/computing/) が開発したソフトウェアが含まれています。