Visual COBOL/Enterprise Developer 3.0 Patch Update 17 の障害改修

注: 製品の更新は、不定期更新のバージョン番号が更新されるメジャーリリースと、それをベースとするお客様案件の改修用の更新(一部内部検出の更新も含まれる)があり、この改修用の更新を Patch Update と呼びます。

最新リリースの Patch Update には過去の Patch Update のすべての改修が含まれています。

バージョン 3.0 の Patch Update 17 の障害改修

このページは、バージョン 3.0 の Patch Update 17 の障害改修を記載するものです。

Patch Update のインストール方法は、 Visual COBOL/Enterprise Developer Patch Update のインストール方法 に記載されている内容をご参照ください。

バージョン 3.0 の Patch Update 17 の障害改修は次の通りです。

Visual COBOL 製品

#25352
マネージ COBOL において COMP-1(32ビット浮動小数点)項目が含まれる演算結果が不正になるチェッカーの不具合の改修。

Enterprise Developer 製品

#25352
マネージ COBOL において COMP-1(32ビット浮動小数点)項目が含まれる演算結果が不正になるチェッカーの不具合の改修。

バージョン 3.0 Patch Update 17 以降の重要な変更 - Visual COBOL 製品 / Enterprise Developer 製品共通

Windows のセットアップ(Eclipse IDE/Visual Studio IDE)に同梱されていた Oracle の Java(Java SE Runtime Environment)は、次期バージョン 5.0 のリリースから同梱されなくなります。

Enterprise Developer/Visual COBOL 製品の中で、Oracle の Java をサポート対象とする製品では、Oracle の Java の、バージョン 7、8 および 9 のサポートに加え、フル オープンソース ソリューションとして、AdoptOpenJDK の OpenJDK 8 with Hotspot がサポートされます。

AdoptOpenJDK は、https://adoptopenjdk.net/ からダウンロード可能です。必要な OS の AdoptOpenJDK がトップページに表示されない場合は、Other platforms をクリックして Select a platform の下から選択してください。 ダウンロードファイルの形式は、ほとんどのプラットフォームは、ビルド済のバイナリの圧縮ファイルですが、インストーラ形式のものがあるプラットフォームもあります。 ビルド済のバイナリの圧縮ファイルの場合は、適切な場所に解凍してから、解凍先のディレクトリ内の bin ディレクトリのパスを PATH 環境変数の先頭に追加すれば使用することができます。 インストーラ形式の場合は、インストーラ実行時に、環境変数の設定を選択してインストールすることが可能です。 インストール方法の詳細は、AdoptOpenJDK のトップページの Installation で確認可能です。英文ですが、ダウンロードファイルのチェックサムの確認手順も記載されています。

Enterprise Developer/Visual COBOL 製品で使用する場合は、JAVA_HOME 環境変数として AdoptOpenJDK のインストール ルートを設定して、PATH 環境変数に JAVA_HOME のディレクトリの下の bin を設定してください。

注: Windows 環境製品(Eclipse IDE/Visual Studio IDE)で AdoptOpenJDK を使用する場合は、Oracle Java を削除しても、これらの製品の修復やデフォルトでの再インストールをおこなうことによって、Oracle Java が有効になります。(インストール時に skipjre=1 を指定している場合は、修復によって同梱の Oracle Java がインストールされることはありません。) また、仮想マシン上の以前のスナップショット/チェックポイントに復元する場合やバックアップから復元する場合に、Oracle Java が有効になる場合があります。いずれの場合も、AdoptOpenJDK の再インストールや再設定が必要になる場合があるので、java -version を実行して有効な java を確認してください。

バージョン 3.0 Patch Update 7 以降の重要な変更 - Visual COBOL 製品 / Enterprise Developer 製品共通

Enterprise Server

Enterprise Server の ESMAC の MQ ページは、新しいセキュリティ リソース MQL によって制御されるようになりました。 これにより、ユーザー アクセスの制限または許可が可能になります。

'MQL*' は新しいリソースで、'PCT*' や 'XAT*' などの既存リソースと同様に、MFESMAC 配下に追加する必要があります。

以下は、LDAP リポジトリのエクスポート例です:

******************************
# Sample security definitions for ESMAC MQ Listeners/Writers pages
#######################
###### MQL* ##
#######################
dn: CN=MQL*,CN=MFESMAC,CN=Enterprise Server Resources,CN=Micro
Focus,CN=Program Data,DC=X
changetype: add
cn: MQL*
objectClass: microfocus-MFDS-Resource
microfocus-MFDS-Resource-Class: MFESMAC
microfocus-MFDS-Resource-ACE: allow:SYSADM group:alter
microfocus-MFDS-Resource-ACE: deny:*:execute
microfocus-MFDS-UID: mfuid
#description: Allow full access any ESMAC MQ Listeners/Writers Screen
******************************

バージョン 3.0 の以前の Patch Update の障害改修

免責条項

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