Visual COBOL/Enterprise Developer 4.0 Patch Update 4 の障害改修

注: 製品の更新は、不定期更新のバージョン番号が更新されるメジャーリリースと、それをベースとするお客様案件の改修用の更新(一部内部検出の更新も含まれる)があり、この改修用の更新を Patch Update と呼びます。

最新リリースの Patch Update には過去の Patch Update のすべての改修が含まれています。

バージョン 4.0 の Patch Update 4 の障害改修

このページは、バージョン 4.0 の Patch Update 4 の障害改修リストを記載するものです。

Patch Update のインストール方法は、 Visual COBOL/Enterprise Developer Patch Update のインストール方法 に記載されている内容をご参照ください。

バージョン 4.0 の Patch Update 4 の障害改修は次の通りです。

Visual COBOL 製品

#24798
SCREEN SECTION で x"AF" function 81 により継承されている罫線で ERASE EOL により関係のない行の罫線が消える不具合の改修。
#24815
OpenESQL のアプリケーションにおいて、WORKING-STORAGE SECTION がないプログラムを REENTRANT(2) 指令でコンパイルすると、THREAD-LOCAL-STORAGE のデータ割付けの障害が発生して SQL エラーが発生する不具合の改修。
#24856
Linux 製品のソフトウェア要件の OS ライブラリのリストに gcc パッケージが COBOL のリンクされた実行可能ファイルや共有ライブラリを作成する場合に必要であることを追加するドキュメント改修。
#NA
バージョン 4.0 のマネージ COBOL(.NET または JVM)において、INSPECT 文に複数の TALLYING 比較対象があり、そのうちの一つには BEFORE/AFTER 句がなく、その後続に BEFORE/AFTER 句のある TALLYING 比較対象がある場合に、実行結果が不正になる不具合の改修。

Enterprise Developer 製品

#24361
Enterprise Server において 3270 エミュレータから CICS RECEIVE を使用してファイル転送をおこなう際、通信プロセス処理とサービス実行プロセス処理の両方で X'FF' を削除してしまうことにより、転送データの一部が欠落する不具合の改修。
#24798
SCREEN SECTION で x"AF" function 81 により継承されている罫線で ERASE EOL により関係のない行の罫線が消える不具合の改修。
#24815
OpenESQL のアプリケーションにおいて、WORKING-STORAGE SECTION がないプログラムを REENTRANT(2) 指令でコンパイルすると、THREAD-LOCAL-STORAGE のデータ割付けの障害が発生して SQL エラーが発生する不具合の改修。
#24856
Linux 製品のソフトウェア要件の OS ライブラリのリストに gcc パッケージが COBOL のリンクされた実行可能ファイルや共有ライブラリを作成する場合に必要であることを追加するドキュメント改修。
#24887
内部モジュール MFTRNSDT がシステムプログラムとして正常に登録されないため、JCL ジョブを cassub コマンドで実行すると、MFTRNSDT の実行時エラー 114 (メモリ領域外の項目にアクセスしようとしている (シグナル 11)) が発生するケースがある不具合の改修。
#NA
バージョン 4.0 のマネージ COBOL(.NET または JVM)において、INSPECT 文に複数の TALLYING 比較対象があり、そのうちの一つには BEFORE/AFTER 句がなく、その後続に BEFORE/AFTER 句のある TALLYING 比較対象がある場合に、実行結果が不正になる不具合の改修。
バージョン 4.0 Patch Update 4 以降の重要な変更 - Visual COBOL 製品 / Enterprise Developer 製品共通

Windows のセットアップ(Eclipse IDE/Visual Studio IDE)に同梱されていた Oracle の Java(Java SE Runtime Environment)は、次期バージョン 5.0 のリリースから同梱されなくなります。

Enterprise Developer/Visual COBOL 製品の中で、Oracle の Java をサポート対象とする製品では、Oracle の Java の、バージョン 7、8 および 9 のサポートに加え、フル オープンソース ソリューションとして、AdoptOpenJDK の OpenJDK 8 with Hotspot がサポートされます。

AdoptOpenJDK は、https://adoptopenjdk.net/ からダウンロード可能です。必要な OS の AdoptOpenJDK がトップページに表示されない場合は、Other platforms をクリックして Select a platform の下から選択してください。 ダウンロードファイルの形式は、ほとんどのプラットフォームは、ビルド済のバイナリの圧縮ファイルですが、インストーラ形式のものがあるプラットフォームもあります。 ビルド済のバイナリの圧縮ファイルの場合は、適切な場所に解凍してから、解凍先のディレクトリ内の bin ディレクトリのパスを PATH 環境変数の先頭に追加すれば使用することができます。 インストーラ形式の場合は、インストーラ実行時に、環境変数の設定を選択してインストールすることが可能です。 インストール方法の詳細は、AdoptOpenJDK のトップページの Installation で確認可能です。英文ですが、ダウンロードファイルのチェックサムの確認手順も記載されています。

Enterprise Developer/Visual COBOL 製品で使用する場合は、JAVA_HOME 環境変数として AdoptOpenJDK のインストール ルートを設定して、PATH 環境変数に JAVA_HOME のディレクトリの下の bin を設定してください。

注: Windows 環境製品(Eclipse IDE/Visual Studio IDE)で AdoptOpenJDK を使用する場合は、Oracle Java を削除しても、これらの製品の修復やデフォルトでの再インストールをおこなうことによって、Oracle Java が有効になります。(インストール時に skipjre=1 を指定している場合は、修復によって同梱の Oracle Java がインストールされることはありません。) また、仮想マシン上の以前のスナップショット/チェックポイントに復元する場合やバックアップから復元する場合に、Oracle Java が有効になる場合があります。いずれの場合も、AdoptOpenJDK の再インストールや再設定が必要になる場合があるので、java -version を実行して有効な java を確認してください。

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