Visual COBOL/Enterprise Developer 4.0 Patch Update 19 の障害改修

注: 製品の更新は、不定期更新のバージョン番号が更新されるメジャーリリースと、それをベースとするお客様案件の改修用の更新(一部内部検出の更新も含まれる)があり、この改修用の更新を Patch Update と呼びます。

最新リリースの Patch Update には過去の Patch Update のすべての改修が含まれています。

バージョン 4.0 の Patch Update 19 の障害改修

このページは、バージョン 4.0 の Patch Update 19 の障害改修リストを記載するものです。

Patch Update のインストール方法は、 Visual COBOL/Enterprise Developer Patch Update のインストール方法 に記載されている内容をご参照ください。

バージョン 4.0 の Patch Update 19 の障害改修は次の通りです。

Visual COBOL 製品

今回の更新では、国内の案件の障害改修はありません。海外で報告された障害を改修する修正が含まれています。

Enterprise Developer 製品

#26227
Orphan レコードが存在する IMS データベースを LOAD すると「Duplicate primary key」という実際の原因とは異なるエラー メッセージが表示される不具合の改修。
#26355
IMS の DL/I 呼び出しのフィールド (FLD) 呼び出しで、フィールド検索引数(FSA)の状況コードが D(検証不成功)の場合に、正しい結果が戻らない不具合の改修。

バージョン 4.0 Patch Update 4 以降の重要な変更 - Visual COBOL 製品 / Enterprise Developer 製品共通

Windows のセットアップ(Eclipse IDE/Visual Studio IDE)に同梱されていた Oracle の Java(Java SE Runtime Environment)は、次期バージョン 5.0 のリリースから同梱されなくなります。

Enterprise Developer/Visual COBOL 製品の中で、Oracle の Java をサポート対象とする製品では、Oracle の Java の、バージョン 7、8 および 9 のサポートに加え、フル オープンソース ソリューションとして、AdoptOpenJDK の OpenJDK 8 with Hotspot がサポートされます。

AdoptOpenJDK は、https://adoptopenjdk.net/ からダウンロード可能です。必要な OS の AdoptOpenJDK がトップページに表示されない場合は、Other platforms をクリックして Select a platform の下から選択してください。 ダウンロードファイルの形式は、ほとんどのプラットフォームは、ビルド済のバイナリの圧縮ファイルですが、インストーラ形式のものがあるプラットフォームもあります。 ビルド済のバイナリの圧縮ファイルの場合は、適切な場所に解凍してから、解凍先のディレクトリ内の bin ディレクトリのパスを PATH 環境変数の先頭に追加すれば使用することができます。 インストーラ形式の場合は、インストーラ実行時に、環境変数の設定を選択してインストールすることが可能です。 インストール方法の詳細は、AdoptOpenJDK のトップページの Installation で確認可能です。英文ですが、ダウンロードファイルのチェックサムの確認手順も記載されています。

Enterprise Developer/Visual COBOL 製品で使用する場合は、JAVA_HOME 環境変数として AdoptOpenJDK のインストール ルートを設定して、PATH 環境変数に JAVA_HOME のディレクトリの下の bin を設定してください。

注: Windows 環境製品(Eclipse IDE/Visual Studio IDE)で AdoptOpenJDK を使用する場合は、Oracle Java を削除しても、これらの製品の修復やデフォルトでの再インストールをおこなうことによって、Oracle Java が有効になります。(インストール時に skipjre=1 を指定している場合は、修復によって同梱の Oracle Java がインストールされることはありません。) また、仮想マシン上の以前のスナップショット/チェックポイントに復元する場合やバックアップから復元する場合に、Oracle Java が有効になる場合があります。いずれの場合も、AdoptOpenJDK の再インストールや再設定が必要になる場合があるので、java -version を実行して有効な java を確認してください。

免責条項

本ソフトウェアは、いかなる保証もなしに「現状有姿」で提供されます。Micro Focus は、市場性または特定の目的への適合性に関する保証を含む明示的または黙示的保証を一切否認します。Micro Focus またはそのサプライヤは、直接的、間接的、付随的、結果的、営業利益的、または特別な損害を含むいかなる損害に関して、たとえ事前にそのような損害の可能性を通知されていたとしても、一切の責任を負わないものとします。一部の州では、結果的または付随的な損害の責任の除外または制限を許可していないため、上述の制限が適用されない可能性があります。

Micro Focus は登録商標です。

Copyright © Micro Focus IP Development Limited 1984-2020. All rights reserved.