プログラムのメモリ要件の構成

必要なメモリのタイプへのアクセスを構成するには、複数のステップが必要です。 次の操作を行う必要があります。

  1. [Max. memory below 16Mb line] および [Max. memory above 16Mb line] フィールドを使用して、境界の範囲内、範囲外それぞれでメモリをどのくらいプログラムが必要としているかを指定します。 これらの設定は、 %ProgramFiles%\Micro Focus\Enterprise Developer\bin ディレクトリにある MF370CTL.CFG (アセンブラの制御および構成ファイル) で確認できます。 デフォルト値は次のとおりです。
    * RUN TIME VARIABLES
    MFPM=ON                   ; メインフレームのポインタ・マネージャはデフォルトで有効 
                              
    SVC370=MFI                ; エンジンを MFI モードに設定
    MEMSIZE=00000000,7FFFFFFF ; 有効なアドレス範囲を設定
    
    * 次の実行時変数は、IDE プロジェクトのプロジェクト・オプション PULLDOWN の設定でオーバーライドされます。 
    
    
    VM370=3000                ; SQA サイズを 3MB に設定
    AMODE370=31               ; 31 ビット・モードで実行
    変更する必要がある値はおそらく VM370=値です。これは、最初のアセンブラ・モジュールが COBOL 実行ユニットで呼び出されたときに割り当てるアセンブラ・メモリのデフォルト・サイズを割り当てます。
  2. アドレス指定モードのフィールドを使用して、プログラムと、メイン・プログラムが呼び出すプログラムのアドレス指定モードを指定します。 アドレス指定モードは次の 2 箇所に表示されます。
    • [Build Settings for Project] ダイアログ・ボックスまたは [Build Settings for filename] ダイアログ・ボックスの [Assembler] ページの [Link] ページ。 ここで、個別のリンク・ファイルが不要なアセンブラ・プログラムごとにアドレス指定モードを設定して、実行可能コード・ファイルの作成を制御します。
    • [Build Settings for Project] ダイアログ・ボックスまたは [Build Settings for filename] ダイアログ・ボックスの [Linker] ページの [General] ページ。 ここで、個別のリンク・ファイルが必要なアセンブラ・プログラムごとにアドレス指定モードを設定して、実行可能コード・ファイルの作成を制御します。
  3. GETMAIN または STORAGE OBTAIN マクロのすべての呼び出しでどのタイプのメモリが必要かを示すようにします。

次の項では、最も可能性の高い事項を取り上げています。