呼ばれるプログラムから呼び出し側プログラムへ戻りコードを返すには、次の 2 つの方法があります。 次のどちらかの方法です。
- RETURN-CODE 特殊レジスタ。 呼ばれるプログラムで値を RETURN-CODE レジスタに格納した後、EXIT PROGRAM または GOBACK 文を使用して制御を呼び出し側プログラムに返します。 次に、呼び出し側プログラムの RETURN-CODE レジスタが、呼ばれるプログラムの戻りコードで自動的に更新され、適宜このレジスタが調べられます。 RETURN-CODE レジスタは、PIC S9(9) COMP としてあらかじめ定義されています。これは、 RTNCODE-SIZE コンパイラ指令を使用して変更できます。
- RETURNING 指定または GIVING 指定。 柔軟性があり、推奨できる戻りコードの処理方法は、CALL、 EXIT PROGRAM、GOBACK、および STOP RUN 文の RETURNING 指定または GIVING 指定を使用する方法です。 これらの指定を使用するとユーザ自身で戻りコードの形式を定義できるので、どのようなサイズの戻りコードでも処理可能です。
IF ERRORLEVEL 構文を使用して戻り値を確認する場合は、オペレーティングシステムで戻り値が 2 バイトに制限されるので、注意が必要です。